| イルカの昼寝の遺言状 |
病気・交通事故・不慮の事故・自然災害
・・・・人間の命などはかりしれないものです。
自殺未遂歴のある私のこと、自殺危険係数も高い高い。
一説には、自殺未遂歴のある者はない者に比べ10倍の確率で自殺するとか。
体にも不整脈という爆弾を抱え、寝酒も欠かしたことがない。
「人生6年周期説」も大いに気になる今日この頃。
たぶん父親が死んだ歳(50歳)までは生きられないだろう私の、
「そのとき」に備えた法的には何の意味もない遺言を大公開!ちなみに、法律家は「遺言」を「いごん」と読んだりします。なんか変ですね。
やっぱ「ゆいごん」のほうがしっくりくる感じがする。
遺 言 状
1)財産
・・・・っていうか、財産は借金返したらたぶん何も残らないので気にしないでください(笑)。
住宅ローン2000万強、奨学金300万、そのほかの小借金併せて200万。
隠し資産とかも何もないので探さないように。ムダです。
家土地(共有持分っす)と若干の預金がすべてです。
借金のほうが多そうなら相続人は相続放棄するように。
もし少しでも余ったら、相続人は全員で均等に分けること。
友達を集めて飲んでくれればなおよし。
本棚5杯分の大量の蔵書とCDは「ブックオフ」をはじめとした古書店に売却すべし。
数万円にはなると思うので。
あと私専用の電話回線(ISDN)、プロバイダ等の解約を忘れないように。
2)死後の処置
1 脳死・心臓死を問わず提供できる臓器はすべて提供すること。
臓器提供意思表示カードは私の定期入れの中にあります。
定期入れはたぶん机の横の書類入れの中です。
遺族のサイン欄にはそのときサインすべき立場にある人が署名してください。
2 何らかの事情で臓器提供ができない場合は献体の可能性を探ること。
もしかしたら、献体登録を今後するかもしれないので一応確認してください。
3 遺体は灰になるまで焼き、遺灰は故郷の利根川に流すこと。
川に散骨できない場合は、長崎の海にでも撒いてください。
長崎は、学生のころ毎年さだまさしのコンサートに行った想い出の土地です。
あ、でもめんどくさければどこに撒いてくれてもかまいません。一応の希望なので。
便所に流してもいっこう問題なし。
4 火葬のさい、棺の中には司法試験の合格証書とギターを入れてくれるとうれしい。
5 葬儀、法要等はいっさい無用のこと。墓も当然いらない。
みんなで集まって飲んで騒いでどんちゃん騒ぎするのはこの限りにあらず。
死とは絶対的消滅であって、灰が吹き飛べば肉体も精神もすべて無に帰する。
私がいたこと自体が無に帰するような消え方をしたいと思うのです。
6 身の回りのもの等は、欲しい人は持っていってください。
残ったのは捨ててください。なお、既済の事件記録はすべて裁断または焼却すべし。
3)遺言執行者
誰でもいいです。これを見た方、だれか遺言執行者になってください。
4)おわりに
この遺言が現実になるのがいつかは分からないけど、いい人生でした。
いつ死んでもそう言えるように生きているつもりです。
もう一度「ラーメン二郎」が食べたかったとか、うつ病は治しておきたかったとか、
どの時点でも細かく思い残すことはあると思う。
でもまぁ、おおむね満足できる人生だったということでいいんじゃないだろうか。
では、あらためて「さようなら、そしてありがとう」。
これが僕の遺言です。
色即是空。
2001年7月3日(なお、この遺言は死亡時発効)
イルカの昼寝 拝