十五人の華やぎとともに伝統の技と美しい風格が漂います
●親王●
内裏雛とも呼ばれ、江戸初期頃から今のものに近い形になり、男雛は衣冠束帯(平安時代朝廷が公事に着た正装です)、女雛は十二単衣で、当時の皇族の姿を表します。
●三人官女●
内裏様の一番近くにおつかえする宮中の官女です。小袖、長袴に内掛を着た姿。
●五人囃子●
江戸時代の京都祇園の祭り囃子を模して造られたこの五人は、能の囃子方の位置を再現しています。衣装は裃姿又は素襖(すおう)と呼ばれる着物を着けています。
向かって左より、太鼓・大鼓・小鼓・笛・謡の順番です。
●随身●
平安時代、貴族が外出したときの護衛を務めたお役人。
衣装は闕腋(けつてき)と呼ばれる武官用の上着を着けています。
●仕丁(衛士)
塵取、熊手、ほうきを持った任官。高砂人形にある「おまえ百まで(ほうきではく)あたしゃ九十九まで(熊手)」。或いは喜怒哀楽を称し、人としての豊かな感性を暗示しています。
約間120cm×奥160cm×高さ180cm