40歳代前後以上の皆さんだったら「長者盛」という日本酒のCMキャラクター「ひげの長さん」をご存じだと思います。これは小千谷市にある酒造メーカー、新潟銘醸株式会社のキャラクターです。この「長さん」のプロフィールを新潟銘醸様より教えていただきました。
ひげの長さんは新聞の4コマ漫画からヒントを得て新潟日報社がキャラクターの原案を作り、それを基にBSN長岡支社の方と共同発案されました。「ひげの長さん」の「ひげ」は長者盛のレッテル文字が「ひげ文字」という書体を基本にしたものなので、「盛」の上の部分「成」の右に延びた部分をまねて大きなひげにしました。年齢や職業についての設定は特に無かったとのことです。
テレビCMは昭和37〜38年頃、BSNテレビで初めてオンエアされました。当初は2〜3枚程度の絵が替わるだけで『ひげの長さんいい気持ち、長者盛はいいお酒、ウイーッと』と言うナレーションが入っていました。このコピーが子供たちにうけ、ヒットしました。このCMで賞を頂いたそうです(どのような賞なのかは不明)。その後、アニメーションを使った昔話「わらしべ長者」から「花咲爺さん」となり、歌詞やメロディーもいくつかのバージョンがありました。媒体としては、前述のテレビCM以外には、新聞、雑誌、屋外看板などがあったらしいです。現在はポリ袋にキャラクターが印刷されているのみです。
その後ブランドのイメージ広告よりも、商品の特徴を打ち出した方がいいとの意見があり、現在のテレビコマーシャルでは「長さん」は使用しなくなりました。長岡の大手通にある「居酒屋」にアニメーション製作時に使用したセルが飾ってあるそうです。

