スペイダー主演映画の中で、一番ヒッ
トした作品と言えば…そうです、「ス
ターゲイト」ですね。
1994年秋季の全米興業No.1という輝
かしい成績を残しています。
単独主演ではないってところが、ちょ
っと残念ですが、まぁそこは目をつむ
って…。
ナチュラルヘアに、めがねという風貌
や、めずらしいほどに“ふつうのいい
奴”を演じたスペイダーにはまった人
も多いようです。



スターゲイト
(原題 Stargate)


エジプトで発掘された謎の物体。
そこに描かれた記号の謎を解き、7番目のシンボルを当てはめるとリングを抜けた先
は未知の惑星だった。
この映画、どうも退屈だとか途中で眠くなっちゃったとか、スペイダーファンの中で
も映画としての評判は芳しくない。
どこがダルなんだろうか・・・・。などと考えるのはとりあえずやめておこう。

 映画のできはともかくも、このジャクソン博士のキャラ立ちは秀逸。
言語学者としての才能の他に、子どものような好奇心がむき出しで世渡りは下手だけ
ど、無邪気に自分の興味を最優先にして動く。
やっかい事に巻き込まれて不満たらたらの他の隊員からの露骨な嫌がらせにも、全然
めげないタフな性格。
屈託の無い笑顔が可愛いのなんのって。
ジャクソン博士の動向を見ているだけで、十分楽しめるという不思議な魅力。
スペイダーは、どうしていつもひねりの効いた役しかやらないのだろう。
こんなにジャクソン博士みたいな役が似合うのに・・・・。
いや、似合いすぎるから意図的に避けているのかも知れないな。

 内容について考えてみると,向こうの世界の住人達を支配していた「ラー」のやり
方が面白い。
決して武力で押さえつけていた訳では無く、神話によって未開人の迷信みたいなもの
をうまく利用して、精神的に支配していたのだから。
彼らを統率していた「神」(もしくは神の使い)と思っていたものが、実はマスクを
取れば彼らと変わらない人間だった、ということが分かってから「革命」ともいえる
暴動が起きるという。
ジャクソン博士達はそのきっかけを与えたに過ぎないところが、この映画のもう一つ
のツボだと思う。大きなツボ。
でも漫然と見てると、このツボがあんまり重要に思えない作りになってるところが、
この映画の全体の印象をダルいものにしているのかな。
異世界からやってきた進んだ人たちが,遅れた現地人を新しい武器などで解放すると
いうような展開はあんまり好きじゃないので、私としてはここは大きなポイントなん
だけど。
ハリウッドの大作映画にしては、そういう回りくどい展開になってるのが珍しくもあ
り、あんまり成功してはいないのかな〜と思う部分でもある訳かな。
でも、興行的にはかなりヒットしたみたいだから、これでいいのかな。
いいのかな・・・・。
私たちはスペイダーの魅力を堪能することができたんだし。
やっぱりスペイダーの映画の中ではベストスリーに入れちゃうものなぁ。
あの髪型も好きよん。

                                 (by 永T)