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「CRASH」インタビュー その1 今回は、なにかと話題の多かった「CRASH」 公開時のインタビューを、アメリカの雑誌よ りご紹介します。 こだわりの演技派スペイダーが、どんな気持 ちでこの作品に取り組んだのか…。とても興 味深いですね。 例によって、よくしゃべっています。 永Tさんの書いた「MOUVIE」の感想とあわ せてお読みいただくことをおすすめします。 |
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僕は数週間前に「クラッシュ」を見ましたよ。映画館は満員だった。 カンヌ映画祭での(divisive)の聴衆みたいな感じだった? カンヌでは、あの映画を熱烈に愛してくれる人と憎む人に分かれたよ。 誰も叫びながら走り出る人はいなかったと思うけど。 誰も気絶しなかった? いや、でも後から車に乗るのが気持ち悪かったけどね。 みんなそんなふうに言うけど、僕は全然そう思わなかったな。 あの映画は君の運転姿勢には何も影響を与えなかったの? もちろん、物理的な面では2〜3あったよ。 エアバッグ無しのと、ヘッドレストが無い場合どんなことがおこるのか、という 衝突テストを映画の最中に見たんだよ。 今じゃヘッドレスト無しの車は絶対に運転しないだろうね。 それに、もしエアバッグが無かったら少なくとも子ども達と一緒の時は特に注意 してるよ。 最初にシナリオを読んだ時の印象は…「こんなのやってられないよ」とは思わなかった? そんなこてとはないよ。でも初めはどうしていいか分からなかったな。 酷く混乱していて、凄くパワフルでしかもミステリアスな印象だった。でも電話 でデビッドと話したんだけど、自分でどんどん興味を持ってくるのが分かった。 会話の最後には「是非この映画をやりたい。」って言ったんだ。 君のマネージャーはその決断をどう思ったのかな? 僕はいつも自分のことは自分で決めてきたんだ。 僕は長いこといつも同じ人達と一緒だからね。いつも賭けみたいなものだけど、 結局はやりたいようにやってきた。僕らはそれに慣れてるんだよ。 奥さんは、君がクラッシュに出演することをどう思ったの? 僕はただ映画を作ってるだけさ実際にやってる訳じゃない。 妻はクールで落ちついてるよ。 ご両親はご覧になったのかな? いや、あれは彼らの趣味じゃないでしょう。 でも見るか見ないかは彼ら次第でしょうね。僕は両親のために映画を作ってる訳じ ゃないし・・・でも彼らはとても寛大な理解者だよ。 出演者全員とセックスをすることについては? それはボーナスだね、それがこの映画に出演した理由さ。(ジョーク) 僕はあの映画から不安定で興味深いものを感じたんだけど、 どうしても腑に落ちない気分なんだ。 それは出演者の誰とも共感しなかったからじゃ無いかと思うんだ。 映画の中では誰も自分のしていることの意味を考えてないからね。まるで宇宙人(火星人) みたいだった。 バラードは、わざと現代版の小説に未来的な要素を設定したんだ。 映画は小説の終わりの所から始まっている。そしてそれは僕らの生活で行き着く ことになるだろうと感じる場所なんだよ。その感覚は非常に大きな孤独と断絶… 他のことには全然気を使わずに、ひたすら自分のことだけを考えている。 バラードは、人間を他の人間から隔絶することになるテクノロジーのシンボルと して、「車」を選んだんだ。 交通事故に遭ったことは? うん、2〜3度ね。 でも自分が運転してるときに深刻な事故を起こしたことは無いよ。 この映画でその経験を思い出した? ああ、その時の興奮を思い出したよ。 僕はデビッドがクラッシュというものを、実に面白いやり方で描いていると思う よ、つまり、映画では普通クラッシュシーンが一番の見せ場になるものだけど、 この映画ではその後の事が大切なんだ。 |