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カンフーハッスル
香港のみならず、中国語圏で歴代の記録を塗り替えるたいへんな勢いの話題作。
ギャング団の抗争に巻き込まれたチンピラが、運命に導かれてヒーローに変身していく姿を、ド派手なアクション満載で描く痛快エンターテインメントです。
ブルース・リーを敬愛する周星馳が、渾身の力をこめて作った爆笑CG満載のカンフー・バトルは、これぞ周星馳の真骨頂というところですね。
冒頭のギャング団の黒服ダンスから、「ありえねー」というキャッチフレーズ通り次々と繰り広げられるバトルまで息をもつかせぬ展開で、ラスト近くのほのぼのしみじみシーンはうるうるしてしまいました。
実はカンフー映画はそれほど好きではなく、あまり見ていないのですが、これはめちゃめちゃ面白い。カンフーマニアには垂涎のベテランスター達の競演、「少林サッカー」でおなじみの個性派もゾロゾロ、加えて林雪も参加してのたまらないキャスティングですね。
そして、なんと言っても周星馳がすご〜くかっこいい!!
2005年1月1日より全国松竹・東急系にて公開 配給:ソニー・ピクチャーズエンターテインメント
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千機変2 花都大戦(未公開)
ヒット作「千機變」の第二作…と言っても、Twinsが主役という以外は前作とのつながりは全くありません。
ある時代のあるところ。そこは女が絶対の権力をもち、男は奴隷として生きる国でした。「2つの花が咲くとき、帝王の星が出現し、理は逆さになり、天下乱れる」という伝説のため、女帝は寝ても覚めても不安を感じています。
そんな折り、劇団一座の青年二人がひょんなことから女帝の密偵と奴隷売買の取り締まりと出会い、冒険の旅に出る事になります。
ストーリーもどうってことなく、ちよっと解りづらい流れだったりしますが、これはもうアイドル映画ってことで、可愛いTwinsと陳柏霖を見ていればいいし、注目の成龍の息子房祖名のデビューと美しい呉彦祖を堪能できるので良しとしましょう。(^o^)
ベテラン梁家輝のぶっとびキャラで笑わせてくれるし、甄子丹と成龍の格闘シーンもあるので、アクションファンもそこそこ楽しめるのでは…。
DVD(輸入盤)発売中
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重案黐[子子] G u n(未公開)
郭富城と陳奕迅の刑事アクション。どちらかというと、コメディの部類に入るのでしょう。
九龍地区と香港島地区の敏腕刑事が、ある事件のプロジェクトの為、コンビを組んで捜査に取り組むことに。全く性格の違う二人は、反目しながらお互いの捜査方針でもぶつかりあい、国際的窃盗団を追いつめていきます。
二人の上司は結婚を控えて公私混同も甚だしい美人警部、ということでドタバタかと思いきや、窃盗団の方はシリアスな展開で、作品のカラーがいまいちはっきりしない感はします。
しかし、郭富城と陳奕迅のキャラが面白く、カーチェイスも結構な迫力。
残念なのは、ボス役の黄品源の出番が少なくてあっさり殺られてしまう。この人見たさに買ったDVDなのに…。(^o^)
DVD(輸入盤)発売中
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清風明月
「武士」のキム・イソク監督、「悪い男」のチョ・ジェヒョン主演ということで、ちよっと期待していたのですが…。
クーデターで政権を手にした新政府は、次から次へと重鎮が暗殺され、誰もが刺客の影に怯えていました。皇帝警護の主人公は、暗殺者がかつてエリート武官養成所で共に学んだ旧友と知り、複雑な思いにかられます。
任務と友情の狭間で苦悩する主人公が最後に選んだ道は…。
チョ・ジェヒョンはあくまでクールでかっこいいんですが、事件の展開がもたついてテンポが悪い。99分なのに2時間越えるような長さを感じてしまいました。暗殺者のチェ・ミンス、やはりこの人は現代劇で七三分けが一番かな。
しかし、CGやワイヤーを使わないアクションはかなりの迫力で見ごたえあります。
3月19日よりシブヤ・シネマ・ソサエティにて公開。 配給:ファインフィルムズ
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香港国際警察
成龍が香港へ戻って作った、まぎれもないこれぞ香港映画!おもしろいです。
一年前に銀行強盗集団逮捕に失敗、大事な部下を皆殺しにされた刑事は、自責の念で酒浸りの日々。そんな彼に再びあの犯人グループの捜査のチャンスがやって来ます。若い相棒にと共に、ゲーム感覚で銀行を襲う犯人達との熾烈な戦いが始まります。
若い相棒に謝霆鋒、主犯格は呉彦祖、恋人に久々の芸能界復帰の楊采[女尼]、他にも蔡卓妍、王傑など豪華メンバーで、緊迫感あふれる展開。成龍のアクションに頼らず、若手や中堅がとても良く生かされているのが、今回の成功のカギと言えるでしょう。
数々の賞にノミネートされている呉彦祖は、本当にグングン力をつけてきていい役者になりました。謝霆鋒もおいしい所を持って行って、頼もしい。他にも最近の香港映画でおなじみの面々が次々出てきて、うれしくなってしまいます。
クライマックスは、コンベンションセンターの屋根の上、という絶好のロケーションで見せ場もいっぱい。アクションとドラマのバランスが良く、陳木勝の手腕が冴えます。
そして、最後に出てくる伍佰がものすごく良いんですよ。どんな役かは見てのお楽しみ。
3月5日より全国公開。 配給:東宝東和
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英語完全征服
ライト感覚のラブコメです。
妄想と思いこみで毎日を過ごしている地方公務員の主人公は、職場で英語をマスターする代表に選ばれてしまい、英会話スクールに通う事になります。いやいや始めた英会話ですが、同じクラスのイケメンにひと目ぼれ。ところが彼は美人の教師にゾッコン。持ち前のストレートな性格で真正面からぶつかるのですが…。
英語コンプレックスをモチーフにしたコメディで、ヒロインのイ・ナヨンが魅力的。日本で言うなら市川実日子か。(^o^)
彼女がひと目ぼれするお調子者の靴売り場の店員チャン・ヒョクもはまり役、なかなかいいテンポで展開します。
アニメを使った効果や、ポップな妄想世界の描き方など、「武士」や「太陽はない」など男っぽい映画を創ってきたのと同じ人とは思えないほど軽やか。
4月、新宿シネマミラノ、東劇にて全国順次ロードショー 。 配給:アートポート
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失われた龍の系譜〜トレース・オブ・ア・ドラゴン〜
成龍(ジャッキー・チェン)の父親が初めて過去の真実を話したことをきっかけに作られた、衝撃のドキュメンタリーです。
成龍の本名は、実は「房」であり、一人っ子だと言われてきたはずが、二人の兄と姉がいることを知ります。彼の父は国民党の工作員だった為、共産党との国共内戦に敗れ、妻子を残して命からがら逃亡。
それは1組の男女が辿ったドラマチックな人生の軌跡であり、時代に翻弄された中国人たちの壮絶なる歴史でもありました。
もう、なんという波瀾万丈。監督は、成龍の指名で「宋家の三姉妹」のメイベル・チャン。庶民の視点で、さすがにきっちりと中国の歴史をとらえています。
贅沢にも、世界的なアクションスターを脇役にした、素晴らしい作品です。
モーニング&レイトショーというのはもったいないなぁ。
3月5日より、新宿武蔵野館にてモーニング&レイトショー 。 配給:マグザム
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レジェンド-三蔵 法師の秘宝-
楊紫瓊(ミシェール・ヨー)主演のアクション・アドベンチャー です。
敦煌の僧が三蔵法師の遺骨=舎利を誰も触れられないところに隠し、ある一家が先祖代々大切に守ってきました。その現代の当主が、伝統の技を培う雑伎団を主宰する主人公。
秘宝をねらう金持ちコレクターが、そのカギとなる「敦煌の心」 を手に入れ、争奪戦が始まるというストーリー。
「インディジョーンズ」「ロマンシング・ストーン」「トゥームレイダース」といったお宝アドベンチャーは、とにかくハラハラ、わくわくが命。青島、マレーシア、敦煌、チベットという広大なロケで繰り広げられ、圧巻でした。クライマックスの仕掛けのセット、CGなども見事で、ミシェールのラブストーリーもアクションも堪能できて、とっても楽しかったです。
ただ、製作上仕方がないのだろうけど、ほとんど全編英語。チベットの坊さんまで英語で話すのはいかがなものか…。もしあれば、ぜひ中国語バージョンが見てみたい。
4月16日より新宿トーア、銀座シネパトス、他にて全国順次ロードショー 。 配給:日活
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バンジージャンプする
先日他界したイ・ウンジュが、イ・ビョンホンと永遠の愛を描いた感動作です。
ある雨の日、突然自分の傘に飛び込んできたヒロインにひと目ぼれした主人公。オクテの彼はなかなかアプローチできずに、友人達から色々手ほどきを受けます。
そして、手練手管よりも真正面からぶつかっていくことが功を奏し、二人は結ばれます。しかし、彼が兵役に発つ日、待てど暮らせど彼女は現れません…。
最初の大学生時代のイ・ビョンホンは本当にダサいのだけど、中盤で一挙に17年後に飛び、教師になった彼が振り向くとめちゃめちゃ格好良くなっている。これは、ファンならずとも声を上げてしまいそうです。
ネタばれを避ける為作品の核心に触れる事ができませんが、輪廻転生、愛は永遠というのを描いて胸が熱くなります。
後半のキャスティングはなかなかたいへんだっただろうなぁと思わせますが、じっくり考えるとこれで正解なのでしょう。(この辺は、映画を見てからもう一度読んで頂くとわかると思います。)
イ・ウンジュは、ほんとうに素敵でした。合掌。
3月19日より新宿トーア、新宿武蔵野館にてロードショー 。 配給:IMX
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天上草原
モンゴルの草原を舞台に、家族愛を描いた秀作です。
父が入獄、母にも置き去りにされた少年は、父の友人に連れられてモンゴルの草原にやって来ます。心に負った傷から失語症になってしまった少年は、都会の生活とはまったく違う世界にとまどい、隙あらば逃げ出そうとします。
しかし、少々荒っぽいが誠実な男やその別れた妻と弟の優しさにふれ、徐々に心を開いていき、ついには言葉も取り戻すのですが…。
いやあ、なんたって素晴らしい自然。草原の四季の移り変わりと、そこに生きる人々の喜びや悲しみをゆったりと描いています。すれ違う心をひとつに寄せ、大地の癒しが家族愛を育んでいく姿を見ていると、こちらの心にも草原の風が感動を運んできてくれました。
中国映画って、こういう雄大な自然と人間の日々の営みや心模様を描くのが、本当に上手いですねぇ。この作品の別れた夫婦と弟とのトライアングルを、類型的ではあるけれど、心象をきっちり描いているし、自然の小道具というのか…雪とか草をとても効果的に使っているのがすごい。
冒頭のホーミーでしょうか、モンゴルの音楽もとても良いですよ。
3月12日より東京都写真美術館ホール にてロードショー 。 配給:オムロ
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