Pixiaのフィルター


Pixiaというフリーのグラフィックツール用のフィルターを作ってみました。

境界色自動削除

指定した色をセル塗りの境界色(色トレス線)とみなして周囲の適当な色で置き換えます。
処理前処理後
ろるひ〜。境界色処理前 ろるひ〜。境界色処理後

境界色に使えるのは、以下の色です。
色名Rの値Gの値Bの値
255
255
255255
255
空色255255
黄色255255
255255255

境界色とみなす色は、設定ダイアログで指定します。
設定ダイアログ

“グラデーション”を指定すると、単純に置きかえるのではなく、境界色を挟んでいる色と色でなめらかに補完します。
グラデーションなしグラデーションあり
ろるひ〜。グラデーションなし ろるひ〜。グラデーションあり
まぁこの例の様に余りにもわざとらしく色トレス線が太い(主線と接している)と、汚れますね。
そうそうこのフィルターはAniLa Paintというシェアウェアにヒントを得た(…っていうかそのままか)機能です。本物はもっと凝った処理をされてますが、これはフィルターなので割と安直です。

塗り残しドット削除

指定した色(背景色)のドットの内、点在するもののみををセル塗りした後の塗り残しドットとして周囲の適当な色で置き換えます。指定色でも一定以上の面積があれば塗り残しとは判定されず、消去されません。
処理前処理後
えここ。処理前 えここ。処理後

塗り残し色とみなす色は、設定ダイアログで指定します。
設定ダイアログ
実はスポイト選択ボタンは機能しません。一応ピクチャーボックスに処理対象色が描かれますが、イマイチ不完全だったりします。エディットボックスに直接上記の下敷きの色をRGBで入力してください。すいません。

ちと効果が弱いですね。4*4では甘かったかな。

インストール方法

ダウンロードしたファイル(pixfilt.zip)を展開すると、"ねこら"というディレクトリが作成されます。

これをディレクトリごと、Pixiaのインストール先の"filter"ディレクトリにコピーします。
コピー後

その後、Pixiaを起動すると、フィルターダイアログに"ねこら"フィルターが追加されています。
フィルターダイアログ

Pixiaとは

フリーソフトウェアのグラフィックツールです。→公式ホームページ
癖が強く私は余り使い易いと思わない(失礼)けど、以下の特徴があるので、セル画塗り(というかむしろマスク切り)専用と割り切って使うと中々便利です。これで「バケツツール」があればなぁ…(Pixiaではいわゆる「バケツ」操作が選択と塗り潰しの2段階に別れてます)。
  1. "描画開始点の色以外の色"を自動マスクする(事が出来る)。
    色マスク
    レタスのペイントマンのブラシ2と同じです。ペイント漏れするCGの修正にとても便利です。
  2. 選択範囲の表示が見易い
    良くある点滅する点線よりずっと見易いです。
  3. 右クリックがスポイト
    こりゃ私的に必須です。
  4. ユーザーがフィルターを作り易い
    サンプルプログラムが分かり易いです。日本語コメントが付いているのも重要なポイント。フォトショップのSDKは分からん(笑)。

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