Chirmiru 

 あかとんぼ・肩に止まり手・空を舞う





 猪 瀬 康 廣 

※ あかぎれで、米をとぐ時、嬉しかな

 理無いの、契りに聞こゆ、蝉の声

※ きょうもまた、すいかを冷やし、孫を待つ

※ 隅田川、刹那に見ゆる、郷のひと

※ 通帳の、残高を見て、孫を見て

※ 千羽鶴、届かぬ想い、七夕に

※ 無き友に、暑中見舞いと、酒を出し

※ 夕立が、涙をぬぐい、晴れやかに

※ 泣き言も、耐える母子の、野分けかな

※ 無い知恵を、絞ってみたら、冷や汗が

※ 独り者、冷凍食品、アルデンテ

※ 夏休み、デートしたいな、紫・で





 さかもとみゆき 

 膝枕 猫のやうに喉ならし(詠み人しらず)

※ 通帳の 残高を見て ため息ひとつ

※ 肌くらべ 自分の白さに おどろいている





 清 水 広 行 

 梅雨空に 乾かぬ靴下 水虫が・・・

※ 過去映す アニメに涙 梅雨の夜





 勇 樹 

※ 卒業しやっと気付いた恋心

 片思いひとりよがりが楽しくて

※ 夜眠り起きてみたなら次の日の夜

※ あの日見た後ろ姿が最後の日

※ さよならと 見送るその目は 兎の目

※ 様々な 出会いと別れ 繰り返し その度僕は 成長できる

※ 好きですと その一言が 言えなくて

※ 恋もまた 咲いては散りゆく 花の様

※ その夢は 捨てれば必ず かなわない 捨てないことが 最初の一歩





 黒 さ ん 

 もう一本、ついつい増える、空缶が <---ビールです ^^;

※ 「おかえり!」と こたえてくれぬ 暗い部屋





 宮 下 

※ ほめるなよ 豚もおだてりゃ 木に登る

 旅行きて 出会いと別れ 繰り返し 今離れども いつの日かまた

※ 帰り道 昔の友に 出会えども ただ忙しく 会釈するのみ

※ なつかしき 写真を見れば 白ウサギ もう亡くなって 2年もたつか





 つ ん つ ん 

 けふもまた かげみかけずに ひぐらしや




掲載の順番は、投稿いただいた順番です。
」は、さかもと先生のお気に入りの句です。



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