nekocame

食の実験室

 

その12 春巻風ピザかなあをつくる

 

コナモン...この美しい言葉を、あなたは聞いたことがあるだろうか。

業界では常識だが、聞いたことのない紳士淑女のために敢えて解説すると、「粉物」である。

コナモンの主原料の王者は小麦粉。小麦粉と水と火さえあれば、人間は満腹になるのだ。よ。

私はそれにソースマヨネーズ青海苔(以上の三者をジャンク三原食という...ことにした。)があれば

一週間は...3日は暮らしていける自信があるのだ。

 


今日は日曜日。油断していたら、緊急の用事で女房が外出。娘もいない。
このままだと昼飯抜きで餓死してしまうかもしれない。
買いに行けばよいのだが、日曜日にそんなことをしている場合ではない。(よくわからんが。)
ともかく無性にコナモンが食いたくなった私は、小麦粉を取り出した。
これに常備している
ソースとマヨネーズと青海苔があれば、昼飯はおろか3日暮らせるのだ。

だが、今日は気分が違う。とってもイタリアンな気分なのだ。イタリアンサンデーなのだ。
ピッツァにしよう。冷蔵庫を漁る。サラミがない。とろけるチーズが見つからない。
しかし「雪印ファミリアチーズお徳用タイプ」とベーコンを発見。十分だ。材料は似ていればよい。

 

  フツーのチーズをフライパンで焼いたことがあるだろうか。
ないならあなたは人生における大きな喜びのひとつを現状逸している。
失った日々は取り戻せないが、まだ遅くはない。余生を充実したものにするために
すぐにでも試してみるべきである。

 
油を引いていなくても、チーズは焦げ付いたりしない。
とても優等生だ。
ただし、左のように少し溶けて来たところで触ってはいけない。
チーズのフライパンとの接触面は、融解を超えると凝固を始める。
固まったところで箸などでずらすと、スッと動くようになるのである。
中火で待つこと5分。

 
ほうれみなさい。ちゃんと我慢して待っていられる子だけにサンタさんは微笑むのよ。
これをうまい具合に押して薄く延ばしていって表面のきつね色部分だけで構成される
焼きチーズを作れば、それも死に食であるが、今日はコナモンが目的。
裏が適当にきつね色ったところで次の作業にとりかかる。


 

発掘されたベーコンを並べてやる。
これは高級になってきた。


かなり緩めに溶いた小麦粉。


 

ベーコンが両面焼けたところで
どわーっと


こうなる。


 

何度かひっくり返して両面を焼く。


裏は不気味に美味そう。
チーズとベーコンが小麦粉に一体化している。


 

でき〜。形が悪いが。
今回はキノコ型お好み...もとい、ピザとなった。


 

巻いてしまえば春巻風。
イタリアでは春巻をインヴォルティーニ・プリマヴェーラというらしい。
そのようなものができた。昼飯だ。食ってみる。

想像通り、ぶたくそに美味い。味付けなしだが、チーズの塩味が効いている。
この後、様々なコナモンが本日の昼の空腹を満たしてくれることとなった。
Easy Variation, Viva Konamon.

 


これからも思いついた実験をいろいろやってみます。

皆さんも変なことやったらご紹介ください。ねこかめで検証致します。

 

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