nekocame

拘りのサウンド

 

好きな曲がある。人にも分かって欲しい。

このアルバムは素晴らしい。人にも聴いて欲しい。

そんな拘りをランダムに掲載しました。

あなたも、私はこれが好き、という曲やアルバムがあったら

この場で主張してください。

 

 

ALBUMS          SONGS

 

 


 

ALBUMS

 

 

   U2   Joshua Tree

アイルランドから出た不世出の天才バンド、U2。彼らのサウンドは、60年代70年代ロックに拘泥する我々をも完全に打ちのめすすごさを持っていた。ロックの黄金時代を超えられない世界中のバンドが、そのコピーか、滅茶苦茶な方向に走ってしまう中、彼らは完璧な独特の世界を築き上げた。
その中でも最高傑作と推したいのが、このアルバムである。震える。

東京都 OKさん(40代♀)のご意見

大好きなアルバムです!と言うより“尊敬”に近いかも。“お薦め”“一押し”という表現には入りきらないです!別もの、別格です!!
好きな曲が目白押しですが、“Where the streets have no name”は私の場合、エッジのイントロが始まると全身総毛立ち、鳥肌モノです。ラリーの雄弁でハシっているドラムスも何も申し上げることはございません!!

ガレキだらけの廃墟(なぜかバックは夕陽)であっても“我ひとり往かん”ていう趣きです! ホント震えます。
心?身体?の奥底からこみあげるものがあります、カァーっと・・・。同感!共感!阿鼻叫喚!

不思議なバンドですよね、U2は・・・。 ロックと言えば放蕩、過激、エキセントリックっていうイメージがつきまとうのにそんな匂い、どこにもないですよネ。美しささえ感じさせるのに、あの野太さはまさしくロックです。メンバーもそれぞれ自己主張しているのに
4人合わさるとよい感じに中和されまとまってU2たりえるのですよね。誰かひとり欠けてももはやU2ではありえません!

同世代に生まれたことを幸福だと思っています。 でも同世代でU2知っている人っていないんですよぉ!
じつに嘆かわしいことです!!

 

 

  AFFINITY     Affinity

BONさんの好きなアルバム

1970年代に個性的なバンドを輩出したVertigoレーベルからまずこの一枚。
ブルースやジャズの要素をそこはかとなく感じるが、まさに
「70年代のBrithsh Rock」そのものです。
バックはハモンドオルガンやブラスを中心に、熱い演奏ではあるがあくまでも渋く、その上に紅一点リンダ・ホイルのパワフルなボーカルが乗る。ディランの「All Along The Watchtower」のカバーもハモンドが暴れまくり、パワフルでよいが、 #4や #6のメロウな感じの曲も非常に秀逸。
しかし、この時代多いパターンだが、アルバムは結局これ一枚だけ。あと、KEEFのジャケットも素晴らしいですね。

 

 

  SWEET     Give Us a Wink

梅さんの好きなアルバム

この曲達が、私にブリティッシュ・ハードロックの門を開いてくれた。
もちろんポール・マッカートニー&ウングスの「バンド・オン・ザ・ラン」のシングル盤は持っていた。
「ジェット」も知っていた。これがロックだと思っていた。いや、あれらはPOPだったと(思い)知らされたのだ。(今聴けば両方ともPOPなんだけどね。)それは、私が小学校5年生を迎える春であった。
1975年3月。毎週土曜日の午後2時から始まる「不二家・ポップス・ベストテン」を聴くのが楽しみであった。ポール・マッカートニー&ウイングスを聴く為に聴いている所に流れてきたのが、SWEETの
『FOX ON THE RUN』であったのだった。この頃の感想としては、「ふーん、いい曲だなぁ・・・・」と心にSWEETというバンド名が心にインプットされただけであった。でもその割に頭の中ではこの曲がぐるぐるまわっていたっけ・・・・。
そして同年7月、その頃のお目当ての曲は、第1位をロングランするQUEENの“ボヘミアン・ラプソディ“である。だがその日は違った。“ボヘミアン・ラプソディ“が2位に落ちていたのだ。そのロングランをひた走る曲を止めたのが、SWEETの
『ACTION』であったのだった。これも結構な期間、一位に君臨していた。目からウロコではなく、「耳からウロコ」だった。スピード感といい、ドライブ感といい・・・・私を当分の間、虜にして離さなかった曲である。ピックで弦を“ギョワーン”とやるのもこの曲で初めて聴いた。余談だが、この曲はデフ・レパードがカバー曲を出しているので聴き覚えがあるかも知れない。
そして年の明けた1976年1月にこの曲が発表されて、みたび私の耳に飛び込んできた。
『THE LIES IN YOUR EYES』だった。ハードでありながら、綺麗なコーラス。当時好きだったQUEENではハードさが物足りなかったのだ。
そして3曲のヒット曲を入れて同年3月に発売されたのが、『GIVE US A WINK』(邦題;甘い誘惑)であった。このアルバムはSWEETとして5枚目のアルバムとなる。全体的にまとまっており、良く出来たアルバムである。SWEETのアルバムとしては、これが最高傑作であろう。
(逆にこれ以外たいしたアルバムは無し)

⇒ 梅さん、テープに録音ありがとー。聴きました。5回くらい。でも、私にはPOP過ぎて食えなかったす。聴いた事のある曲もありました。ACTIONは、QUEEN的なコーラスに比較的ハードな音作り、曲の展開にも工夫が見られて飽きさせないし、おそらく子供の頃聴いたら思い出の曲となり得る良い出来栄えだと思いました。が、全体的には、いかんせん演奏の技術レベルが低すぎます。特にリードとドラムスの稚拙さは...これはちょっと大人になってから聴くには、つらいものがあります。それにスタジオ版の制作なのに大量生産する某国のプロデューサーたち並みの雑さ。プロデューサーがいないのではないかと思うほどです。ごめんよお。せっかく録音してもらったのにけなしたりして。しかし曲自体は良いものが多いです。BONさんが、カバーが多いバンドだと言っていましたが、確かにデフ・レパードもACTIONはカバーしたくなるかも知れません。きっと曲が良いわりに演奏がヘタだからカバーされやすいのでしょう。でも、しつこいようですが、曲とコーラスはGOODです。ハードロックへのいざないのバンドとしては、きっとちょうど良いものでしょう。ちなみに私はビートルズからハードロックへと移行したわけです。

梅さんによるSWEETの歴史とメンバーはこちら。ブラックモアやD・パープルとのからみも記載。

 

 

   MOTORHEAD  No Sleep 'til Hammersmith

BONさんの好きなアルバム

"ROCK"とは、本来若者の持つプリミティブな衝動性や性急さや怒りといった感情を暴力的な大音量で表現した音楽であり、昔はカウンターカルチャーとして機能していた。「大人が顔を顰める喧しい騒音」であった。
ところが時代を経るごとに"ROCK"は次第に市民権を獲得し世間に認知されていき、リスナーが増えバンドも増え、多様化が進展していく。それと共に最初は"ROCK"一括りだったものが、PUNKやらMETALやらNEW WAVEやらとサブジャンルに細分化され、"ROCK"ファンもサブジャンル毎に反目しあうようになっていく。76年に勃発したPUNKムーブメントの嵐、79年頃から盛り上がってくるNWOBHM。この時代の英国、パンクス連中とメタル・キッズはお互いの支持する音楽を巡って激しく対立していた。
そんな時代、MOTORHEADは両者から熱烈に支持されていた希有なバンドであった。なぜか?
それは、冒頭で述べた「ROCKの根元的な姿」であるからだ。
ROCKが好きならば、素直に「かっこいい」と感じる音を彼らは持っていた。まさに「大人が顔を顰める喧しい騒音」である。3人のむさ苦しい不良オヤジ達が奏でるノイズ。そこには複雑な曲構成も泣きのギターもハイトーンのボーカルも美しいバラードも存在せず、ただ暴力的に剛直に一直線に突き進む大音響のROCK'N'ROLL
だけ存在し、力強く突き進んで行く。彼らの貫禄の前には、鋲だらけの革ジャンにモヒカン頭のパンクスも、デニム&レザーできめたメタル・キッズもただのガキに過ぎない。
MOTORHEADは1975年結成、メンバーチェンジは幾度かあったものの、今でも現役で活動中であるが、バンドとしてのピークは79年から82年頃であり、特にこのライブ・アルバムが最高傑作である。
"ROCK"が本当に好きだったら、是非この音を聴いて欲しい。

⇒ 細分化されたロックのジャンル、すべてが好きな私はどうしましょう。ノンポリ〜。しかしそれはやはりすべてのジャンルの根源がROCK'N'ROLLだからでしょう。ROCK'N'ROLLは最高さー。もうこれは聴くしかないですね。聴いたら感想、書きますね。

 

 

   JUDASPRIEST  Defenders of the Faith

ライジングさんの好きなアルバム

ジューダス・プリーストの最高傑作は?との問いに多くの者は75年発表の2ndアルバム、「Sad Wings of Destiny」をあげるだろう。それについて私も異論はない。
「Ripper」や「Genocide」のモダニズムを追求したハード・ロックは、四半世紀経った現在もロックのバイブルとして生き続けている。しかし、究極のジューダス・プリースト、そう、フライドポテトと牛乳で飢えをしのぎつつ、試行錯誤を繰り返し造り上げた究極のアルバムといえば、私はこの「Defenders of the Faith」をあげる。この
一切の妥協なきブリティッシュサウンドで、二億のアメリカ国民はひれ伏し、彼らは「神」「メタル・ゴッド」と呼ばれるようになった。
このアルバムで、ハード・ロックとヘヴィ・メタルの違いを見いだすことが出来る。そのサウンドは正に剛性の塊、実に5オクターブを誇るロブのヒステリックなシャウトと鉈で斬りつけるが如き重いリフは、ヘヴィ・メタルがイギリス生まれであることを改めて思い出させてくれる。
84年の本作発表後、「ボン・ジョヴィ」や「ラット」をはじめとする「LAメタル・ムーブメント」により、「NWOBHM」は事実上消滅した。しかし、我々キッズの身体には、ジューダス・プリーストの熱いDNAが生きているのだ。
経験者として一つだけ忠告しておく。
もし、免許証の点数を守りたければ、
車の中でこのアルバムを聴かない方がいい。

⇒ へへへ。今やセイフティドライバーの証明をいただいた私も若い頃は3回の免停歴がありまして、すべてスピード違反っす。これはやはり車中で聴いていた音楽のせいだったと、今自覚しました。最近はジャズやらサザンやらをかけて走ってるもんなあ。ジューダス・プリーストは、私の年代では新参者だったし、ヘヴィメタルよりはハードロックを選好していたので、聴こう聴こうと思いつつ、聴いたことがなかったのですが、明日上述された2枚については入手しようと思います。家で聴きますが。

聴きました。2ndアルバムが無かったので、DEFENDERS OF THE FAITH とベスト盤を聴きました。いや、すごいすごい。さすがに聴いたことのある曲が何曲かありました。サバスだと思っていた曲もありました。と、いうくらいベスト盤で聴いた初期の作品は、ヘヴィメタというより完璧なブリティッシュロックですね。1974年の駄作の1stアルバムから名盤といわれる2ndを経て10年、名作 Freewheel Burning に始まるこの9thへの彼らの発展が手にとるように分かりました。サバスが HEAVEN AND HELL をオジーのヴォーカルで作っていたら、こういう出来上がりだったかも知れません。ちょっと VAN HALEN っぽい味付が気になる部分もありましたが、見事にアメリカンロックの良いところを取り入れながらも根底にブリティッシュの魂が感じられる、名盤でした。

 

 

   JEFF BECK GROUP  Rough and Ready

BONさんの好きなアルバム

JEFF BECKはYEARDBIRDSでデビュー以来、やってる音楽はコロコロと変化しているのですが、ギター道(なんだそれ?)を突き進む姿勢は筋が通っているように感じられ、大好きなロック・ギタリストの一人です。っていうか未だに「ロック界でいちばん凄いギタリスト」だと思います。
さて、これは「ヴァニラ・ファッジのすげーリズム隊のティム・ボガートとカーマイン・アピスと組んでスーパーバンドを作るぜい」計画が、彼の自動車事故により頓挫した後に組閣された、所謂「
第二期ジェフ・ベック・グループ」の一枚目
です。(といっても、その後1枚出して解散となりましたが。)第一期(Voがロッド・スチュワート、Bsはロン・ウッド)の頃のブルースベースのハードロックとはガラリと趣きは異なり、黒っぽく泥臭いファンク、ソウル系のリズムに絡む鋭いベックのギター、と恐らく当時としてはかなり画期的且つ冒険的なサウンドだったのではないでしょうか。何せ1971年、クロスオーバーやフュージョン以前のこの時代にこの黒っぽいサウンドですから。因みにドラムスは、コージー・パウエル(故人)。彼のメジャーデビュー作でもあります。本作は、ベックのボーカル入りのアルバムでは文句なく最高っす。

⇒ ベックは武道館に見に行ったことがあります。クラプトンも同じ武道館で見ましたが、ベックの方が格段にすごかった。あのギターさばき(?)は、マシンです。ゴルゴ13エレクトリックギター版です。正確無比でした。(しかし、そーかあ、コージー・パウエル、死んだんだっけ。そーかあ。いっぱい死ぬなあ。)ギター道を突き進む姿勢って、なんか感じられますよね、ベックは。すごく真面目に真剣に取り組んでいる感じがする。日本のB’zのギターなんかも(比べていいのかどうかわかりませんが)ギター道を感じさせるすごいギタリストだと思うのですが。

 

 

   PINK FLOYD  The Dark Side of the Moon

BONさんの好きなアルバム

70年代初頭活況であった英国ロック界。その中心はZEP,DEEP PURPLEに代表されるハード・ロック勢と、KING CRIMSON,YES,EL&P,そしてこのPINK FLOYDといったプログレッシブ・ロックと呼ばれる勢力であった。PINK FLOYDは、1967年のアルバム・デビュー。結成当初の中心人物はシド・バレット(Vo, G)で、サイケデリックでポップな音楽をやっていたが、シドは2ndアルバム録音中に精神を病み、リタイア。以後はロジャー・ウォーターズ(B)を中心にバンドのコンセプトを固める。
彼らは、プログレッシブ・ロックの枠で語られることが多いが、先述のCRIMSON,YES,EL&P程のテクニックは持ち合わせてはおらず、またJAZZやクラッシックといた他ジャンルの影響もない。どちらかというと、雰囲気(=効果音やエフェクト、ライブではライティング技術、等々)で聴かせるバンドである。プログレというと「なにやら小難しいロック」という先入観があるが、意外にも一般人(?)でも聴きやすいサウンドである。
この"The Dark Side Of The Moon"(邦題:狂気)は彼らの8作目にして、彼らの代表作、いや、ロック史上に燦然と輝く掛け値なしの名盤である。(BillboardのTOP200に15年間も居座ったお化けのようなアルバム)
ところで、仕事で失敗したり、彼女にふられたりして落ち込んだ時、皆さんはどうしますか?私は、自らを更に、徹底的にどん底まで落ち込ませてから這い上がるということをよくやってました。落ちるところまで落ちたら、あとは上がるだけですから。そんなときに、昔はよくこのアルバムを引っ張り出して聴いていました。
(もちろん普段のときにも聴くけど)PINK FLOYDを一言で表すならば「脱力感」「虚無感」といった言葉が浮かびます。本当にこのアルバムを聴くと「ああオレ、もうどうなってもいいや」と完全に脱力してしまいます。特に"The Great Gig In The Sky"の女性Voのスキャットを聴くと無条件に脱力して、何もかもがどうでもよくなってしまうという、私にとっては「フランダースの犬」の最終回でネロ少年が逝ってしまうシーンを見て無条件に涙が出るのと同じくらいの、大変破壊力のある最も危険なアルバムの一つです。

最初に聴くときには、平常な精神状態の時に聴くことをお勧めします。

この原稿を書きながら、CDをリピートして何回も聴いていますが、段々この原稿書くことも、どうでもよくなってきました(爆)というわけで、この辺で。

でも、プログレッシブ(=進歩的、革新的)という言葉に拘るならば、KINGCRIMSONが唯一の"プログレッシブ"・ロックだと確信します。個人的には。

⇒ PINK FLOYDの中では、大変聴きやすいアルバムで、原子心母を聴いて愕然とし、ウォールを鼻で笑い、アニマルズを聴いて感心しただけの私も、この「狂気」は普通に聴くことができました。普通にというとBONさんの意見と全く違うようですが、音楽と精神状態をプラス方向以外で一致させられない性分の私は、このような精神レベルがボトムのサウンドを聴いても影響を受けなかったのです。当時はびっくりした彼らの電子音楽も、今の人が聴いてもそういう側面でのインパクトは少ないでしょうが、衒いと意外性をウリにしていた中に、このように優れた汎用性(?)を兼ね備えた名盤があるということは、地球にとって財産です。実力がない人たちが衒って妙な音楽をやったりするのは、特にこの日本ではよく見られる現象ですが、その中から良いものが生まれることもあるのでよしとしたいと思います。あ、PINK FLOYDは決してそんな低レベルなものの仲間ではないですよ、念のため。
あと、彼らはプログレって感じはしないんです、私は。イエスやキングクリムゾンに代表されるプログレというサウンドは、ひとつの確立された世界で、PINK FLOYDはむしろその前段のサイケから生まれた特殊なジャンルだと思います。言わばT.REXのグラムロックのようなスタンドアローン的な。

 


 

SONGS

 

 

   JIMI HENDRIX  Purple Haze

彼はこの世界では、あまりにも神格化され、あまりにも特別な存在であるので、「私はジミヘンのファンだ」なんてことすらおこがましくて言えないくらいである。彼の曲は不可解なものが多く、魂を感じることができないと何も伝わって来ないので、面白くない。しかし、この曲は恐ろしいほど伝わってくる。この類いのこれ程の天才は、もう出てこないだろう。常にドラッグの雰囲気を漂わせていたジミ・ヘンドリックスが、ドラッグの歌を歌う。ストレートな曲作り、ストレートな演奏が、ストレートに聴く者に響いてくる。

 

 

   FLEETWOOD MAC  Tusk

彼らは膨大な数のアルバムを出しているし、それを全部聴いたわけではない。Tuskは、1979年にアルバムのタイトル曲として世に出たが、ヒットしたので聴いた。単調なリズムのバックグラウンドで一風変わった曲かもしれないが、無性にかっこよくて大好きである。私にとって忘れられない、衝撃を受けた曲である。

 

 

   QUEEN  Bohemian Rhapsody

A NIGHT AT THE OPERAに収録されたこの曲は、終始すばらしい展開を見せる。けだるいようなテンポの軽く美しいハーモニーとピアノで始まり、メインのメロディラインから、ミュージカルを思わせるやりとりを経て、ロックへ、そして目の前が開けるような展開の後、静かに終わる。
詞の内容はかなり重いようだが、ラプソディらしく人を殺したある男の物語を叙事的に作り上げているようだ。英語の得意な人にちゃんとした解釈をして欲しい。

 

 

   BLACK SABBATH  Paranoid

ブリティッシュロックの中のブリティッシュロックを提供してくれたブラックサバス。その地の底からボコボコと湧き出るような陰気な重いサウンドは、特殊なマニアを魅了して離さなかったが、特に2枚目のアルバムのタイトル曲であるこの曲は珠玉であった。彼らの創り出す世界は、オジー・オズボーンの狂気無くしてはあり得ないだろう。オジーが脱退してからのサバスは、大変馴染みやすいハードロックへと変化し、ロニー・ジェイムス・ディオをボーカルにしたHEAVEN AND HELLも、それはそれで良い出来のアルバムであるが、昔のサバスの魅力はそこにはない。

 

 

   AEROSMITH  Walk this Way

ビートルズのコピーバンドだった彼らが、こんなにも偉大になったのは、スティーブン・タイラーという天才ボーカリストの貢献が大きいだろう。ポップで軽いアメリカンロックという印象だったエアロスミスも、最近はすごくヘビーになって、もう滅茶苦茶かっこいいので良い曲もたくさんあるが、スティーブン・タイラーの真骨頂を見るにはこの曲が良いかと思い、敢えて推した。ラップという原始的なジャンルではあるが、彼らのはとにかくかっこいい。

 

 

   THE STRANGLERS  5 minutes

梅さんの好きな曲

THE STRANGLERSと言えば、曲は「NO MORE HEROES」・アルバムは「BLACK AND WHITE」と言う輩が多い中にあえて「5minutes」を何故、選んだかと言えば・・・そのLIVEでの正確無比な重く、なのにシャープなJ.J.BURNELのベースとJET・BLACKのドラムスが刻むリズム。そこに荒く流れ乗るHUGH・CORNWELLのギター・・・・・そしてDAVE・GREENFIELDのキーボードの旋律が優雅に絡み付く。極めつけが、映像にはタイマーが映り、音楽室のメトロノームの様に時を移して行くのに沿って曲は進行して行き・・・・キッカリ5minitesでこの曲が終了したのであった。
余談ではあるが、この時予定よりほんの数秒早く演奏が終了してしまい、ギターの最後のジャーンの音をヒューがアンプのハウリングを利用して延長していたのだ。まるでハード・ロックではないか?!
そう、私にとってTHE STRANGLERSは歴としたハード・ロックバンドなのだ!!。

⇒ STRANGLERS、残念ながら5minutesの入ったアルバムが見つからなかったので、他のを聴いてみました。私としては少し物足りない感じがしたんですが、梅さんのコメントを見るとやはりBLACK AND WHITE を聴いてみないといかんようですねー。
梅さんのメール、全文を載せていませんが、STRANGLERSとの出会いからのめり込むまでの入れ込みが伝わってきました。全文はこちらにUPしましたのでご覧ください。

 

 

   URIAH HEEP  Look at Yourself

梅さんの好きな曲

ハードロックのノスタルジックに浸る時、必ず引っぱり出してきて聴く。
それも明るい間ではなく、深夜片手に缶ビール持ちながらウインドウを全開にしてローカルなルートを走りながら・・・・・。

この曲(アルバム)を初めて聴いたとき、私はただ一言「スゲー!」しか頭に浮かばなかった。
DEEP PURPLEと比較されがちなバンドだが、ハードなサウンドとファズを効かしたオルガンが似ているだけで
澄んだコーラス・ワークとプログレッシブな曲構成はDEEP PURPLEとは完全に違うものなのだ。
安直に記すならば、DEEP PURPLEのサウンドにQueenのコーラスを起用しEmerson Lake & Palmerにプロデュースをさせる。こんな所であろうか。
DEEP PURPLE程のメジャーな存在にはなれなかったが、何故かこの曲(アルバム)だけはLED ZEPPELIN・DEEP PURPLEと並ぶブリティッシュ・ハード・ロックの代表とされている程なのである。

’70年6月にアルバム「Very 'Eavy' Very 'Umble」でデビューをし(日本では12月)、この後1作(’71年11月)を経て’71年11月(同’72年3月)に本作を出し、その後、結構アルバムを捻出しているのだが、
今だに現役で活動をしているらしい、名前だけA級・存在は永遠のB級となっている様だ。私としては、6作目の「URIAH HEEP LIVE」(’73年5月発売)までしかおすすめしない。現在も狂信的なファンは存在しているのだが、「だれそれが居るから」とか「だれそれが居たから」とかの理由が大半を占めている様な気がする。メンバーチェンジを繰り返し、結成当時からのオリジナルメンバーはギターのMick Boxしか存在しないくせに進化の無いサウンドを繰り広げている不思議なバンドである。

だが、このLOOK AT YOURSELFだけは本物のブリティッシュ・ハード・ロックなのだ!

余談だが、現在私の持っているのは初再販されたもので、CDとなってしまいました。
(これはこれで聴き易いから良いのだが)オリジナル版のLPは姉に誘拐されてしまいました。

⇒ 梅さんがテープに録音してくれたんで、20年振りにこのアルバムを聴くことができました。素晴らしくアナクロな(?)ハードロックでした。確かにDEEP PURPLEのオルガンそのもののサウンドは、同様のハードロックに分類されるだけのことはありますが、梅さんの表現は正に言い得て妙。ハードロック+コーラス+プログレです。この曲の邦題には賛否両論あるかも知れませんが、私は最高傑作のひとつだと思います。「対自核」。すごい。ZEPのIn My Time of Dying を訳した人なら「自分を見つめろ」なんて訳しそうですが、対自核。「原子心母」以来の傑作です。曲は更に名作です。

 

 

みなさんのこだわりの曲やアルバムを教えてください。

上に挙げた曲やアルバムに関するご意見もお待ちしています。

 

 

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