Olympus35W (Japan 1949)
1948年に高千穂光学製作所から発売された35T型は、当時としては廉価であり、そのコンパクトなボディと優秀なズイコーレンズ、1/500秒まで切れるセイコーシャ・ラピッドシャッター、ワイドな40mmの焦点距離で人気を博した。
T型は当初画面サイズがニホン版といわれるもので、横幅が32mmと現在主流のライカ版より4mmも横幅が狭いものであった。またレリーズの連動が内蔵されておらず、デザインはややゴテゴテしたものだった。その翌年に誕生したW型は、素晴らしくすっきりとした外観となっている。画像の35Wはシャッターがコパルの1/200となっている。グレードダウンか。さらに翌年にはセイコー1/500を備えたWbが発売となる。
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オリンパス35には、特別な入れこみを持つ人が少なくない。その理由としては、このカメラがカメラの基本形であることである。必要最小限かつ優秀な機能、小さい割に重い非常に堅牢なボディ、人間が人間の意思に沿った映像を残すのに、余計な機能が邪魔にならず、信頼できる逸品なのだ。
それだけでなく、このとてつもなく小さく可愛いカメラは、その姿だけで所有するものを魅了する。愛着を感じながら撮影してみる。するとテッサータイプのズイコーレンズが写し出す戦後間も無いレンズシャッター機とは思えないコントラストのある画像に、息を呑む。 |
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着脱式の裏蓋は驚くほど堅牢で重い。 |
A,D,Rの切り替えで前進、二重露出を選べる。
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アルミダイキャストの頼もしい部品。 |
古くて小さなズイコーの写し出す世界はいかに。
作例
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Olympus
24x36mm on 35mm film
Zuiko f3.5 4cm
B, 1−1/200 |
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