nekocame

Chinon Bellami  (Japan 1981) 

 

チノンというメーカーは、やはりスチルカメラ界では第一線とは言えなかったし、ましてやこんなコンパクトカメラには、世のニコンファン、キヤノンファン、いわんやライカファンなどは見向きもしなかった。
それが今となって恐ろしいくらいの人気を博しているベラミというカメラがある。もちろん生産はとっくに中止となっているので、簡単には入手できないが...これは是非手に入れるべきカメラであると思う。その理由は、たくさんあるので下に箇条書きにしてみた。
一般には馬車の絵が開閉部に刻されているが、画像のものは輸出仕様で「CHINON
Belami」とだけ刻印されたシンプルなもの。私は馬車の絵が悪趣味で、輸出仕様がいいなあと思っていたのでこれを入手したが、今思えばチノンベラミの特徴のひとつである馬車の絵も捨てがたい気持ちである。
チノンベラミのすごさ

1.3群4枚のチノネックスカラーというレンズの驚異的な性能
  (作例でどこまでわかっていただけるか。本当に素晴らしいコントラストである。)
2.たたむと小型軽量で巻き上げノブによってワンタッチでレンズの出し入れができること
  (最初はびっくりする。巻き上げると同時に蓋が開いてレンズが飛び出し、ノブを押し込むと
   沈胴してパタンと蓋が閉まるのだ。)
3.このクラスで1/1000秒(稀有である)のセイコーシャッターを採用していること
4.1/250まで絞り開放、高輝度でプログラムとするEE機構
  (出来るだけ開放で、というのは、レンズに自信があるのであろう。)

 

巻上ノブがレンズカバーの開閉に連動

レンズカバーにこれまた連動してレンズが沈胴

 

   

   

内部に隠された可愛い蛇腹
(レンズが出た状態)

付属のストロボを装着 オリンパスXAの趣き

 

 

 

  これが馬車仕様。馬車は金色である。ボディ色は他に黒はもちろん、グレイやブルー、イエローもあるようだ。ある意味おしゃれだとは思う。(私には似合わないが...)

 

 

所謂「ねっとりとした色のり」と「柔らかいのにシャープな描写」に驚いた。

作例

 

 

Chinon
24x36mm on 35mm film
Chinonex Color f2.8 35mm
1/8−1/1000 auto

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