nekocame

おもちゃ 7

ウルトラマシン  任天堂(昭和43年)

ウルトラハンドに続いて2年後に発売されたウルトラ三部作第2弾。発売当時1480円。
大ヒットしたウルトラハンドを上回り、3年間で200万個が売れた。当時は巨人、阪神は人気も実力も1、2を争う好敵手で、その中でも王、田淵といったら、強打の4番同志、子どもたちの人気は抜群だった。
母親が夕飯の支度をしている隣でこれで遊んでいる父と子。子どもが打った玉が、卵がたくさん入ったカゴに飛びこみ、それをつかんだ母親が割ろうとしてびっくりする。そんなありそうでなさそうな情景のコマーシャルが思い出される。
付属のボールは、いろんな種類のくぼみがつけられており、カーブやシュート、当時のドロップに変化する。バネの位置を動かすことで、高め低めを投げ分けることができる。
バッティングセンター全盛の頃、その機械が自分のものになり、しかも家の中で野球の一応の醍醐味を味わえる。ヒットするのは当然か。

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おもちゃの車

おもちゃの車といったら、もうたくさんありすぎてどうしようもないが、とりあえずこのタイプ。
これは小さくて、単5電池2本使用のもの。前輪をレバーで動かして、つまり円運動か直進しかできない。窓が青いのが時代を感じさせる。
車種は、よく判らないが1970年頃のカペラロータリークーペに酷似している。あの車はメーターがたくさんついててかっこよかった。
こちらは有線でリモコンがついているタイプ。前進後退の赤いボタンと、ハンドルで操作する。
ラジコンなど、とんでもない時代には、ひもがついていようが手元で自在に操れるのは本当に楽しかった。これはラジコンやユーコン(ひもを持ってクルクルと飛行機を回すもの)に対して、リモコンと呼ばれていた。

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子供時計

静岡県 クニオヤジスワロウさん(43歳♂)より
発売時期は昭和40年代前半でしょう。もう一つ長方形タイプの物も所有していたのですが、それはいつの間にか 行方不明になってしまったので 現在はこの丸タイプのみだけです。今あらためて検証してみると、いかに子供用とはいえ バンドの径が著しく小さいなーと思います。裏面は誇らしげにJAPANの文字、カシメの部分が手首に当たるので結構辛かったと思います。文字盤上下につけられたエメラルド?が子供心にもステイタスを感じさせられます。長針と短針は120°の角度で一体プレス抜きされているため 写真のように2時50分の状態など数種類の時刻しか表示できません。しかも文字盤の割り振りが不正確なため 針の差が25分から20分の間を前後します。しかしながら当時は リューズをまわすと、針が動くギミックはとても不思議に思ったものでした。

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電車かばん

静岡県 クニオヤジスワロウさん(43歳♂)より
推定発売時期は、昭和38〜40年ぐらいでしょう。
蒸気機関車がそれほど珍しくなかった時代の最後の方(ややこしい表現)で、シコルスキー型のヘリコプターと、初島遊覧?のケーブルカー(ウルトラQの<ゴローと五郎> に出てきたようなやつ)場所は熱海付近を想定しているのでしょうか?

表は 東京発大阪行きの表示が示すように、新時代を象徴する 東海道新幹線が登場し、空には4発のプロペラ旅客機が飛び、その後に小田急ロマンスカー風の電車と湘南を走る東海道線も描かれています。更に 箱のサイド面には 東海道線のこだま号と江ノ電風の電車、丸みを帯びた乗り合いバス等が描かれています。
中身はお決まりの 改札のパチパチ(正式名称は分かりません)と発車警笛、そしてつづりになった切符。その鉄道名は 子供鉄道局!なんと国鉄民営化の数十年前に子供鉄道局があったとは…。しかもこの綴りの扉に描かれている新幹線は
怪しげな黄色い車体ではないか。私が推定するに、この絵の作者はおそらく新幹線開業前に試験走行の車両をスケッチしに行ったとき、偶然 ドクターイエローと呼ばれる走行検査用の車両を目撃し、新幹線には アイボリーホワイトと このイエローの2種類の車両が走るのだと勘違いし、この黄色い車体を描いたのではないかと想像しています。
そのほかまだまだこの電車かばんには突付けば突付くほど新しい発見にあふれています。 良い時代でした。

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スーパーボール(復刻版)

アメリカでは1948年に誕生した。その50周年を記念してか、1998年に初代のスーパーボールの復刻版が発売された。しかし日本上陸は1966年。アメリカで誕生してから、じつに18年が経っていたのだ。とは言え、この復刻版を見るとまさに中身は当時私が手にしたものと同じ。しかも50000LBS.とかZECTRONとか、まんまのコピーが書かれている。開封して遊びたいのはやまやまだが、もったいなくてできない。裏の露出部分をいじって我慢している。

日本での1966年発売の本物の画像はこちら → ねこかめ捜索隊

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ニューバンカース

このバンカースは、私が子供の頃に家族や友達とさんざん遊んだ実物であり、昭和40年代半ばのものであろうと思われる。現在もポケッタブルも含めて販売されているようだが、デザインは変わってしまった。
メーカーについては全く意識していなかったのだが、今見てみると「マウント」というブランドであった。
モノポリーが上陸する前からあったような気がするが、自分の手にした資本を土地や会社に投資して増やしていくゲームは、当時の日本の子供にとっては大変新鮮でおもしろかった。
ふた裏の説明書の冒頭にある文が自信たっぷりで面白いので掲載する。

「このバンカースはダイスの目だけに左右されず、智能と決断を思う様に活用して競技する、ゲームの最高峰であります。

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空気式トランシーバー

ホースでつながった箱同士で音声を伝える、つまり糸電話の少し凝ったやつなのだ。しかし凝っている割には、この製品に関してはウンともスンとも聞こえなかった。たまたま不良品なのか。全部不良品なのか。どうもFUJITAというメーカーのようだが、そもそもTELESIBARなる中途半端なスペルが怪しい。
当時はちゃんと会話のできた正規品(?)も売っていた。

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光線銃SP  任天堂(昭和45年)

横井軍平氏のウルトラ三部作に続く傑作(いろいろ問題はあったようだが)である。子供の私の目には、これは大変豪華なおもちゃに映ったので、てっきりライオンやビールびんの的と一緒に豪華絢爛セットで5千円くらいで売られていたのだろうと思っていた。実際は、銃は銃、的は的で単品でも販売されていたらしい。銃は980円だったようである。
当時我々の周りに浸透していた科学の常識からすると、これはやはり驚異のシステムだった。実際には、ただの豆電球の光を光センサーが感知するだけなのだが。しかし撃鉄を引いて撃つと、カメラのシャッターのように光が一瞬だけ放たれる仕組みはなかなかのものである。ライオンは蛍光灯の光でもよく吠えたらしいし、不良品も多かった。爆発的なヒットは、一気に冷え込んで行った。

(協力:あさひさん)

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スパイ・ザ・パック

子供たちはスパイに憧れた。自分もスパイを気取ってみたい...そんな子供心に付け込んでサンスター文具を始めとする多くのメーカーはスパイグッズを世に送り出した。その代表とも言えるサンスターのスパイ手帳の集大成ともいうべきものが画像の「スパイ・ザ・パック」だった。しかしこれが480円...恐るべき価格である。内容物を見れば、いかにアンリーズナブルであるかが判る。これの発売を機に、スパイものは衰退していく。ともあれ、私にとってもこれらは憧れの商品であったことは否めない。

スパイ・ザ・パック徹底解剖はこちら

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吹き上げパイプ

子供ごころに、この重力との絶妙のバランスを保つ器具は不思議だった。なせる偉業に反して実に単純で安っぽい構造。そのアンバランスが、このおもちゃのコンセプトと相反しているのも面白い。
最初、これを手にしたときは「特別な技術体得のために血の滲むような練習が必要なのではないか。」「うまくいくはずがない。素人にできっこない。」と尻込みをする向きも多いが、吹いてみると猫でもできる簡単さ。宇宙遊泳のような不思議な体験を手軽に味わえる大発明である。

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モール

さすがに私は男の子、これに熱中したことはないが、なんとなくいじって形をつくった記憶はある。女の子は、これで花などを作っていたようだ。上手な子は、いろいろ組み合わせてかなり複雑な造形をしていたようである。針金にスウェードもどきの布や金銀の紙を吹き付けただけのものだが、子供の創造力を無限に引き出す、最も良質な模範的なおもちゃのひとつといえるであろう。次元としては粘土などの素材に近いかもしれない。

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