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おもちゃ 6

 

吹き戻し

「巻鳥」、「巻笛」、「蛇笛」などと呼ばれることもあるらしい。今でも淡路島にある八幡光雲堂が作り続けている。昨今は、やたらと枝の多い派手な吹き戻しが多いが、もちろん画像のような昔ながらのシンプルなものもある。
子供のとき、特にパーティやクリスマスでこれを用いた憶えもないが、光るリボンを螺旋に巻いた長い吹き戻しは、テレビで見たアメリカのステッキ型のキャンディを思い起こさせ、ちょっと楽しい気分になれたものだ。

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2Bとクラッカー

2B(左)とクラッカー(右)について、当ページでも論議を呼んだことがあったが、どうやら最も信憑性の高い定義が判明したので紹介したい。
愛知県の稲穂花火の稲垣徳雄氏が煙幕弾に爆発という要素を加え、クラッカーと違い頭部に火薬をつけることによって、マッチのようにすることで着火、黄色い煙を発し、数秒後に爆発する2Bを開発した。その語源は、煙と音という2つの要素が「2breaks」であることからという説がある。1Bという、大型で2Bの倍の価格のものもあったが、これは後から出てきたもので、語源とは関わりはないのかも知れない。
現行品は「2Bクラッカー」などといって売られているが、どうも馴染めない呼び名だ。2Bは2Bで良い。クラッカーとつけて呼ぶこと自体に抵抗を感じる。

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ゲルマニウムラジオ

おもちゃなのか、日用品なのか...迷うことなくおもちゃに分類した。小学生のとき、切手を集めて通信販売で買った。ラジオから伸ばした線をガードレールなどにつなげると、クリスタルイヤホンから微かに放送が聞こえた。電池なしでラジオが聴けることに激しく感動した。ゲルマニウムダイオードひとつでラジオになってしまう、これ以上省くことのできないシンプルな鉱石ラジオ。当時お金のない子供が買ったのに、画像のような昔のものは、今では何万円の値がつくというパラドックス。

↑ゲルマニウムラジオの必需品
クリスタルイヤホン

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ウルトラハンド   任天堂(昭和41年)

これも子供のときに欲しくてしょーがなかったおもちゃのひとつであるが、とうとう買ってもらえなかった。この歳になってやっとオークションで入手したのだ。
故・
横井軍平氏の処女作であるこの斬新な発想は、ロボットの腹開けパンチから得たものだという。その後ウルトラマシン、ウルトラスコープと併せてウルトラ三部作と呼ばれる。
ウルトラ三部作の中では最も廉価であった(当時800円)ウルトラハンドは、テレビの宣伝も功を奏して何と140万個も売れたという。
実際に使ってみると、その構造は実にメカニカルで、手元の糸で先端の吸盤を開いてハンドルで閉じて物をつかむなど、ロボットを操作しているようで、ゲーム感覚を楽しめる。

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ラブテスター   任天堂(昭和44年)

テレビコマーシャルと製品自体のインパクトから、強く印象に残っており、爆発的にヒットしたような錯覚に陥るが、実はそれほどの売上でもなかったらしい。男女(とは限定されないが)が金属球をひとつずつ片手で握り、もう一方の手をつなぐと針が振れ、愛情度を測ることができるというもの。実は、単なるオーム値を計るテスターの単純な機能であり、当時の価格2千円弱で、電流も電圧も測れる本物のテスターも買えたのだが、単一機能を神秘的に玩具化したことによって消費者の支持(消費者の眩惑)を得ることができたのであろう。デザインは当時のセンスらしく、あまりにも機械機械していて...いや、それが逆に魅力的ではある。ともかくその後ゲームボーイを始めとした任天堂の数々のヒット商品を生み出した故・横井軍平氏の偉大なる独創性を感じさせる一品ではある。

猫とラブテスターしてみる

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日光写真

現像や焼付けを自分ですることは憧れだったが、この日光写真はそれに似た満足感をもたらしてくれた。だから本体はカメラのようなデザインの紙箱に入っているものも多かった。木やプラスチックの箱にガラスを張った蓋を開け、白黒の逆転した種紙に印画紙を重ねてはさみ、晴天のもと暫く待つとポジの画像が印画紙に焼き付けられる。完全にパチモンのヒーローの絵柄が多かったが、それが今見ると逆にいい味を出してくれている。いずれ当時の子供たちをわくわくさせるおもちゃだった。
種紙と呼ばれるネガは、パラピン紙(パラフィン=蝋)、つまりブンブン紙に絵が印刷されている。英語だろうがなんだろうが怪しげなローマ字にしているところが町工場的で微笑ましい。

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パーフェクトボーリング

1970年前後、中山律子を中心に女子プロボウリングが全盛だった。この頃は空前のボウリングブームで、待ち時間2時間はざらだった。ボウリングに憧れながら、なかなか連れて行ってはもらえない小中学生が家で楽しんだパーフェクトボーリング。もっともこれを買ってもらえる裕福な家庭なら、本物に連れて行ってもらえたかもしれない。

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レーダーサーチゲーム

1970年に1650円で発売された。相手のボードに設定された潜水艦や駆逐艦の位置を上部のレーダーを使って探し、プラグを差し込んでヒットするとブザーが鳴るというもの。電池を使用しないレーダー作戦ゲームというのもあった。hideさんが買ったこのゲームには、懐かしいデザインの東芝製の乾電池が液漏れもせずに入っていた。

(協力:hideさん)

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紙せっけん

女の子は嗜みとしてこれを持っていたようだ。私は存在は知っていたが、石鹸で手を洗うのは、強制されたときか、よほど気持ち悪いほどの汚れが手についたときくらいだったので、自分の小遣いをこれに割こうなどとは考えもしなかった。
今回、実際に使用してみた。水につけて手でこすると、期待していたより遥かに少ない泡立ちに当惑する。しつこくこすっていると、次第に強い石鹸臭が鼻をついてくる。あわてて紙石鹸を捨てて手を洗う。きれいになったのかも知れないが、手についた石鹸臭が気になって、結局普通の石鹸で再度洗うことになってしまった。

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マブチ水中モーター

低学年のとき、これが欲しくて駄菓子屋に兄と行った。マブチモーターとしか言わなかったので、おばさんが普通のモーターを出してきた。「これじゃない。」と言ったところまで憶えている。おばさんと兄が困った顔をしていた。ちぃちぃさんはこれをふたつ、両手に持ったままプールでうつ伏せに浮かんでいたという。当然微動だにしなかった。子供の発想は理論の中に欠陥があって面白い。
中に電池を入れ、白い部分をひねると後部のスクリューが回る。どこの家庭にもあるポンポン船に吸盤で取り付けてお風呂で遊ぶ。万一ポンポン船がない場合は、どこの家庭にもある石鹸箱に取り付ける。

(協力:hideさん)

fugakukaiさんより、当時のものの画像をいただきました。
東京科学(現マブチモーター)S−1水中モーター 昭和42年発売もので違いは、良く見てもらえればわかりますけど「マブチS-1」、「MABUCHI S-1」の違いだけで、当時模型店に卸す前に森永製菓と提携してお菓子玩具に付けて売り出すつもりだったのですが、先に模型問屋に卸した為、森永製菓と訴訟まで発展したと聞きました。真実は、わかりませんが模型店主の記憶談です。

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