nekocame

ボンナイフ ・ ミッキーナイフ

 

 

ボンナイフの情報を集めていたら、どんどん実物が集まってコレクターになってしまった...

という事情で、文房具から独立したコーナー。である。

 

 


 

ボンナイフ(カミソリナイフ)

このボンナイフは、文房具のコーナーに載せているもので、私のボンナイフのイメージに一番合っている。
世代や地域によって、それぞれ皆さんのイメージがあると思うので、このページのなかから探してみていただきたい。
 

 

 

オークションで500円で落札できた正真正銘のボンナイフ。これは中のきれいな紙が無くなっているのではなく、紙の入っていないタイプだった。
右の拡大画像でわかるように、[BON]の古臭いロゴが泣ける。懐かしいビニールケースも良い状態で保存されていた。刃を開くと、全長95ミリ。たたむと60ミリ。ちょっと小振りで、実にかわいい。

 

奈良県 さんごさんが送ってくれたルレット付きボンナイフ

こうなると文房具というより裁縫用品。もっとも家庭科で使うとなると、やはり文房具であるというこじつけは可能。ボンナイフで布を切るのがどうかという問題はあるが、多機能グッズとしては非常に興味深い組み合わせではある。珍品。

 

長崎県 Moriber28さんより 昔のボンナイフの画像

ボンナイフの情報をお求めのようですね。古いブリキのボンナイフ?がありますので画像を送ります。電車(こだま?)の柄ですが、他に飛行機、船と3種を持っています。おそらく昭和30年代のものではないでしょうか?
これをボンナイフと呼んでいた記憶がないんですよ。カミソリとか鉛筆削りとか呼んでいたような?よく指を切ったことだけは覚えています。(先生〜!○○ちゃんが、指切りました〜!)
肥後ノ守を良く使っていました。日常の道具として学校で、遊びで重宝していました。砥石でといでは切れ味を友達と競ったものです。今でも引き出しにとってあります。(近年物ですが)刃物といえば五寸釘を風呂のカマド(石炭のカマド)で焼いては、金槌で叩いてのばし砥石でといで自作ナイフを作ったりもしていましたね。危ないからと大人が止める風潮は、あまりなかったみたいです。おおらかな、良き時代であった気がします。

⇒ いひゃ〜、こりゃ、見たこともないようなすごいものです。これは古いものですね〜。新幹線に「こだま」が命名される前の特急こだまのようですから、おっしゃる通り30年代のものでしょう。ボンナイフというのは関東の呼び方のようですから、長崎県のMoriber28さんがそう呼んでいなかったのは当然です。しかし、ミッキーナイフとも呼ばない地域ではカミソリとか鉛筆削りという名称だったとは。勉強になりました。

 

これはまさにカミソリナイフと呼ぶべき、珍しいボンナイフ。商標がボンナイフであることを主張している。椅子さん(1973年生まれ♂)が、東京某所の文房具屋さんでデッドストックを発見して送ってくれた。

昭和30年代後半、肥後の守が危険ということで禁止され、代わって台頭したとのことだが、どう考えても剃刀の刃の方が危険度は増していると思う。

 

右の画像はボンナイフ専用の替え刃。10枚入である。
ボンナイフは、ダメになったら本体ごと買いかえた憶えがあるが、
初期には替え刃を使うのが普通の発想だったのだろうか。
やはり物を大切に使う時代だったのだ。

 

こういうボンナイフもあったらしい。多分時代は若いのだろうと思う。オークションで入手。
これは出品者の方によるとシャープ製。ボディに High Sharp Knife と書かれている。シャープ製ということは大阪で製造販売されたものだろうし、ミッキーナイフでもないし、ボンの文字もないのだから正確にはカミソリナイフと呼ぶべきものであろう。

 

純子さんが送ってくれた。本当にいつも申し訳ない。いよいよボンナイフコレクターのようになってしまった。現代版もこうやって次々といろんなメーカーが出しているところを見ると、結構使い勝手が良いのかも知れない。ナルビーという銘が入っている。

 

KIKUさんが送ってくれたボンナイフ現代版。これは、随分形状がモダンになってしまったが、原理はまったくボンナイフ。50円。このボンナイフがきっかけで、皆さんの協力のもと、様々な情報、現物を入手することができたのだった。

 

こちらは純子さんが送ってくれた現代科学におけるボンナイフの最も進化した形といえるかどうかは分からないが、カミソリから脱却した、しかし「学童ナイフ」というネーミングから用途面から分析すると、やはりボンナイフといえるであろうステンレス製の折り畳み式ナイフ。(あー長い文だった。)
安全面には相当気を使っており、事故の起きる確率を小さくしている。こんな安全なナイフを使っていたら、刃物に無頓着な子供になってしまうのではないかと危惧したくなるほどだ。定価は200円。

 

ナイフのコーナーで紹介したAKIRAさんのものと同じボンナイフ型シガーカッター。シガーカッターであり、ボンナイフではないのだが、同じものの投稿をいただ き、せっかくボンナイフにそっくりなのでこちらに掲載することにした。

YWUYWUOJさん 54才 ♂ 東京都 

私の手元にも同じものがあります。写真を見た限り同じメーカーの物の様です。亡くなった私の母が娘時代から使用していた物で、大正10年生まれの母が女学生だった頃昭和11〜3、4年頃の物かと思います。「MASTER」の刻印の裏面には「COLOUR REGISTER」と刻まれています。
 


母はこれに薄手の安全剃刀の刃をセットして鉛筆削りとして、同じく愛用の筆箱に入れて使っておりました。当然、ボンナイフなど未だ無かった時代からです。
以前、老年の登山愛好家の方が戦前のかみそりの刃を使うナイフがあればと探しておられました。「ボンナイフなんかじゃないよ」と言って、これの事だなと私にはすぐにわかりましたが、ホルダ刃先のRの付け方とか、柄の部分の曲面の付け方とか、刃をセットする機構の部分とか 結構洗練されたデザインで国産らしからぬ風なのですが、国名等は一切表示はありません。 やはり国産の品物かと思われます。

もしかしたら、このナイフがボンナイフの元祖、つまりボンナイフはこのナイフの形をパクったのかもしれない。

 

月光仮面のボンナイフ

当然だが、キャラクターものも存在した。といっても版権のない、所謂パチモンばかりであるが。

月光仮面ボンナイフ2種。赤いものは、右の画像でお判りだろうか、刃を出した状態で鞘側に押すことによってストッパーが働き、閉じない機構になっている。必要かどうかは別として、親切な設計である。

下の金ぴかのものは、月光仮面が怪しげなバイクに乗っている。なんとも微笑ましい一品である。

 

紙袋のケースがついている

紙袋のケース(裏)

 

オバQのボンナイフ

パチモンでもかわいい。藤子不二雄先生には申し訳ないが、オバQのキャラクターものが安く手に入った当時の寛大さは、子供たちにとってはありがたいものだった。

 

 


 

ミッキーナイフ

 

西日本のボンナイフといわれるミッキーナイフ。画像のものは、かなり古いもので、おそらく昭和30年代と思われる。や、ヘタをすると20年代か。なにしろ旧仮名使いで「丈夫で使ひよい とても良く切れる」と両面に印刷されている。折りたたみ式でもない。更に外袋は糊付けではなく、ミシンで糸縫いが施されているのだ。
確かにカシメや刃自体がしっかりしていて、使いやすそうではある。これはオークションに出ていて、高額だったせいか誰も入札せず回っていた。日本でこれを2000円で買うのは私だけかも知れないと思い仕留めた。
中身は完全に金属製で、当時の安いカミソリ同様の単純な構造となっている。刃には打ち抜きで「NAMET」の文字が刻まれている。
描かれているミッキー、ミニーもどきの絵は、さすがに本物のセンスとはかけ離れているが、元になるミッキーのデザインの年代を調べれば、このナイフの年代が推測できるかも知れない。しかし当時はともかく、現在もディズニーからクレームがつかないのが不思議だ。

 

こちらは純子さんが発見したもの。右の画像にあるように7本も送ってくれたのだが、驚いたことに刻まれた模様がすべて違う。こういう部分のバリエーションは、設備にお金がかかりそうだが。色も表と裏が違い、青や金や銀の裏側は緑なのだ。
ボンナイフと同じように、こちらはMickeyの刻印がある。現行品で1個80円。
KIKUさんがミッキーナイフの箱を送ってくれた。左の画像が実際に店で売られるときの組み立て。なんとも怪しげなミッキーとミニーが描かれているが、これはあの著作権に異常なほど敏感なディズニーからのクレームはないのだろうか。あまりにも似ていないので許されるのだろうか。しかも箱には50円と印刷されているのに、マジックではっきり¥80と書かれている。プレミアムだろうか。
またもやKIKUさんが発見してくれた。(感謝)

ミッキーナイフを売っていたお店に寄って、「いやー、これを探している人がいて・・・」なんていつもの(笑)口上を述べると、約半分の30本を売ってくれるという話で、喜んだのはいいんだけど、箱は「まだ使うから」ということで、譲ってもらえなかったの。よく見ると、この間の箱とは少し違う絵が描いてあって、私ももうね、未練たらたら。「それじゃあ、写真を撮ってもいいですか?」と聞いたらそれはオッケーだと言われて、撮っちゃいましたぁ。それで、お店の人に聞いたらね年に4、5本売れればいい方ですって。で、聞いた話によると、まだ製造しているのでは?とのこと。「どっどこで?」と聞きたいのをぐっとこらえてたら、「もし、まだ数が要るようなら、来てください」と言ってくれたの。ミッキーナイフのボックスに描かれている絵ですが、前回のものより、大きくて、値段が30円なので、一つ前のバージョンなのでしょうね。ミッキーとミニーもどきの絵の下に、いいわけがましく「ミッキーポップ」「ミッキーポッピー」と、いう文字が書かれていました。

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