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【作品リストと感想】

● 鉄男II/BODYHAMMER ●

【製作・監督・脚本・美術・撮影・照明・編集】
塚本晋也

【音楽】
石川忠

【エンディング曲】
布袋寅泰(MATERIALS)

【出演】
田口トモロヲ(谷口朋生)/叶岡伸(谷口カナ)/金守珍(谷口の父)/塚本晋也(ヤツ)/他

【物語】
平凡だが幸せな家庭を営んでいた谷口の元に異変が訪れる。スキンヘッドの屈強な男たちが谷口とその家族を襲い始めたのだ。谷口は男たちに捕まり、生体実験の被験者とされてしまう。
ヤツとその配下の男たちは、自らの身体を改造し、人間兵器<鉄男>となっていた。
やっとの思いで逃げ出した谷口だったが、家族を人質にとられてしまい、殺意を秘めヤツの元へ赴く。
ヤツとの戦いの中で谷口は、失われていた記憶を思いだす。幼い頃、鉄にとり憑かれた父親に肉体を改造させられた自分と、弟。そして、憎悪の衝動の中で両親を殺戮した自分。
すべてを思い出した谷口の咆哮が世界に響く時、男たちは溶け合い混じりあい、世界を破壊しつくすために疾走を始める。

【感想】
個人的に、実は、一番初めに見た塚本映画だったりするので、けっこう思い入れはあります。インパクトや評価の点で、いまいち「鉄男」の後に隠れてるのが惜しいっ!
「鉄男」からの一転してのカラー作品。全体的に青みがかっているのは、青のフィルターを使っているせいか。青という色は、金属に一番よく似合い色だと思う。子供の頃の回想シーンでは、オレンジのフィルターを使用。どこか懐かしい思い出の情景になっている。まあ、殺戮シーンだったりするんだけど。
オープニング、地下道のあやうい雰囲気の中に響く靴音、そして、銃声、石川忠のテーマ音楽!という流れが、むちゃくちゃカッコいいっす!!!!!!!!!
監督演じるヤツの演技もすごくカッコいい。たぶん、役者塚本の中では、一番好きな役かもしれない。黒い水の中に目を開けたまま沈むシーンでは、すげえっ!の一言でした。アクションシーンは、まあ、ほら、あれだけどね。
東芝がバックについてるせいか、エンディングに布袋氏の曲が流れる。インダストリアル系っぽい、シャープな疾走感のある曲で、わたし的には好き。
リミックスバージョンしか見たことないけど、オリジナルより何カットか増えてるらしい。きっとわかる人にはわかるんだろうか、素人目にはさっぱり。

【ビデオ】
東芝EMIより発売。5800円。
本編の他に、おまけとして塚本監督と田口トモロヲさんの対談「東京の夜」がはいってて、かなりお買得。素顔の監督が見たい方は、ゲットすべし。

【DVD】
ビームエンタテインメントより、発売中。

1992年10/3からシネマライズ・渋谷にてレイトで公開開始