■■■ 紙塚本な日々 ■■■


雑誌インタビュー・その1です


■2002/11/11発行
◆invitation(ぴあ) 
「塚本晋也のヴェネチア滞在記」
監督が語るヴェネチア映画祭の模様と、塚本映画をとりまく海外事情。
【内容抜粋】
・大好評で迎えられた、プレス試写と公式上映。
・授賞式のあれこれ。
・海外ジャーナリストに対するインタビューの受け答え。はっきりと物事を語らなければダメ。
・映画祭参加は、海外での興業へつなげる大切なプロセスの一つ。
・企画書でお金が出ることはまずない。自分で作るお金だけの映画しか作れない。当面は、自分が把握できる範囲で好きな映画を作っていきたい。
◆まるまる1P写真を含めた、4Pのインタビュー。映画祭での写真も豊富で、今の監督の言葉がかなり聞ける貴重な記事。ファンなら絶対に読むべき。
■2002/01/22発行
◆殺し屋1 パーフェントガイド(宝島社) 
「殺し屋1における3人の映画監督の関係。」
金子役のSABU監督との対談。
【内容抜粋】
・「殺し屋1」における互いの役の印象。
・三池監督を語る。
・原作のイメージは再現されている。
・浅野忠信を語る。
・三池映画を語る。
◆写真も盛り沢山、じじい役の詳しい解説もあり、かなりオススメの一冊。
■2001/02/01発行
◆広告批評(マドラ出版)
「100年後に贈る100人の21世紀最初の一日」
という特集の中の一人としてのコメント。1P。文章とイラスト。
【内容抜粋】
オールナイトイベントのこと。
電柱小僧の冒険について触れ、「21世紀の電柱小僧がどんな灯をともすかわからないが、高品質の電線を紡いでいかなければならない」と語っておられる。
イラストは直筆? ベンチで抱き合う幸せそうな男女。
■ 2001/1/1発行
男優倶楽部VOL3(キネマ旬報社)
「演技する監督たち」
という小特集で竹中直人監督と二人で掲載。モノクロページ見開き2P。写真付き。
【内容抜粋】
・自分の映画は出たい映画と、作り手だけになりたい映画の二種類。
・俳優である時は作品の駒の一つになりたい。
・俳優としては、自分が本当にやりたい企画にしか参加はできない。
・「サンディドライブ」は以前ビデオ出演したのがきっかけ。これだけではもったいないからと、映画の企画が動いた。
・「DOA2」は出演場面を一日で撮るというので、自分とはペースが違うなと実感。手品師のような役だったので、マジシャンの人を紹介してもらい練習。俳優をやる時は準備していかないと緊張する。三池監督の撮影方法は、スパイスを投げてきてその場の乗りが渦巻状になるようなやり方。
・「さくや」昔やっていたアングラ劇団のエモーションが蘇った。
・「クロエ」は主人公の友人夫婦役で、だんだんと常軌をいっしていく役。
・「とらばいゆ」瀬戸朝香と夫婦役。ここまでやったら、もういいかなって思う。


■ 2000/6/1発行
広告批評(マドラ出版) ■


「日本映画をおもしろくする7人」
という特集の中の一人としてのインタビュー。モノクロ10P。プロフィールと作品紹介。写真あり(スチル写真)。
【内容抜粋】
・一人よがりを、いかに人が納得するような形に変えるか。水面下にある共通テーマを見つけることも大事だし、ともかく迫力で押し切って、あとは向こうが背負ってしまって、困ったもんだ、どうしよっていう。
・書く時には、描いた妄想や感触に忠実であることを優先してます。少しくらい変でも、矛盾してても。
・テーマが「ない」ということがずっと悩みだった。高度経済成長時代でビルがどんどんでかくなって、それを壊したいという衝動がどこかにあった。
・「鉄男」はエロホラー映画を撮ろうとして始めた。燃えないゴミの日から材料を拾ってきて、田口さんの顔につけながらデザインしていった。最初は鉄の塊で、だんだんと軽い素材に。質感というものは最初に一発打っておけば、案外気がつかないもの。
・音はすごく意識してます。全体で音楽になるように気をつけてます。
・映画とは、ずっとそのことしか考えてなかったんで、分身と言えばそう。普段は抜け殻です。
・肉の映画なんで、固いものを背景に置きたくなるんです。緑とか美しいものはなるべく映さないようにしています。
・年をとったのか、都市だけじゃなく自然のほうにも頭がいくんです。サイパンとか異常に美しいところで殺戮が行われているというようなのが、撮りたいというか。
非常に濃いインタビューなので塚本マニアは入手しよう!

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