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あなたが知っている医学用語を教えてください。 病院では、略語・横文字が飛び交っており、医療従事者には日常語でも、一般の患者さんにはなかなか理解できない言葉が多いと思います。そういう言葉をここで解説できればいいと思いますので、よろしくお願いします。 |
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テュモール 癌などの腫瘍のこと。英語tumorだと患者に悟られる危険があるから、ドイツ語っぽく発音するらし い abd 確か腹部の事 シビテラ シビアなムンテラ AVM 脳動静脈奇形 病院でロシア人患者の通訳をしたが、脳神経外科用語は、日本語でもさっぱりわけが分からなかった 。 dyskaryotic 子宮ガン検査で 結果用紙に書き添えてありました。 ピオ Pseudomonas aeruginosa(緑膿菌)の事。ピオシアニンとピオベルジンの色素からきてると思われる。10年前に宮城の病院に勤めた際に、初めて聞いたが、もはや死語か? デコンペる 心不全を起こすこと。循環器のドクターがよく使っています。 DOA たぶんこの用語は到着時心配停止どうとかこうとかじゃなかったっけ? 匿名さんからのつっこみ(Sun 08/15/2004 08:14:06):心配停止ではなく、心肺停止が正解! (お答え) DOA = dead on arrival の略語で、おっしゃられたとおりです。 他に、 dead on abdomen「男の夢:腹上死」があるそうです。 またまた、つっこみ(Wed 05/04/2005 19:41:50 JST) DOAはdeath on arivalの略ですが、心肺停止ではありません。「来院時死亡」のことです。 「心肺停止」はCPA(cardiopulmonary arrest)です。 ちなみに、来院時心肺停止はCPAOA(cardiopulmonary arrest on arrival)です。 Tages(ターゲス) ターゲス(Tages)は、血糖の日内変動を指します。 Tagはドイツ語で、原意は日中、1日などがあります。そこで、次にTagesですが、これは”Tagの”という風になります。だから、一語でTagesという言葉自体はありません。 正式には、Tagesprofileとなります。しかし、簡略化して、Tagesと言われているわけです。 TP TPについて質問を頂きましたので、お答えします。 まず、一般的な略語で思いつくのは、 1.Total Protein(総蛋白) 2.Treponema pallidum トレポネーマ・パリダム(梅毒の病原体) です。 そのなかの、Total Protein(総蛋白)について解説します。 蛋白の7〜8割は肝臓で作られ、その主なものはアルブミンです。アルブミンは、蛋白全体の6〜7割を占めます。肝臓以外で作られる蛋白は、血液のリンパ球が産生する免疫グロブリンです。総蛋白の正常値は、だいたい6.5〜8.0g/dlです。 蛋白が低くなるものとしては、肝機能障害によるアルブミンの減少、過激なダイエットや拒食症など材料のアミノ酸が減少した低栄養状態、腸の異常による吸収障害、ネフローゼ症候群などの腎疾患です。腎疾患では、体にむくみが出たり、蛋白尿がみられます。検査の注意点としては、入院していてベッドに寝た状態で採血された場合は、1割ほど低くなります。 蛋白が増加するものとしては、多くはグロブリンの増加によります。感染症などの炎症性の疾患では、抗体を産生するためにグロブリンが増加します。また、多発性骨髄腫では、M蛋白とよばれる免疫グロブリンを産生し、総蛋白が10g/dlを超える事もあります。アルブミンは、肥満や酒の飲みすぎによる脂肪肝などで、軽度に増加します。 ABS 車のABS(アンチロックブレーキシステム)の事ではなく、吸光度(absorbance)の話。一般に、アブスと呼ばれる。比色分析法で、測定物質を化学反応により着色し、その色調を分光光度計を使って測定すれば、濃度が定量出来る。 ホルダー ホルター心電図の事を、”ホルダー”と発音する人がいる。看護婦のほとんどがそうだが、なぜか”ケンサギシ”のなかにもいる。心電図の担当者でさえ、”ホルダー”だと思っている人がいたのには、びっくりした事がある。でも、これは訛りではなく、本当に”ホルダー”だと思いこんでいるのだから困りものだ。なぜならば、発音だけでなく、伝票等に書く際も、わざわざタに濁点を付けているのだから。まあ、肩からぶらさげているのだから、[Holder]だと思っているのだろう。意味から考えれば、間違っていないのかもしれないが。しかし、正解は、[Holter]である。[Holter]という人によって開発されたので、「長時間連続心電図記録装置」の事を、一般的に”ホルター”と言うわけである。 グリコ ”グリコ森永事件”のグリコではない。スペルは、"glyco"。多分、お菓子のグリコも語源は同じだろう。一般的に、グリコヘモグロビン(ヘモグロビンA1C)を指す。糖尿病の血糖コントロールの指標(1〜2ヵ月)となる。同じく、血糖コントロールの指標にグリコアルブミンがある。こちらは、グリコヘモグロビンより半減期が短い(アルブミンの半減期が17日前後)ため、変化をより迅速にとらえられる。 ステルコビリン ”うんこ”の色は、主としてステルコビリン(胆汁成分のビリルビンから生成される)による。下痢便ではビリルビンの還元が不十分のため、黄色または黄緑色(ビリベルジン)である。私事、あけびを食った時のうんこが緑色で、びっくりしたことがある。さて、うんこの構成成分のほとんどは、消化不能の食物残さである。昔、テレビで見たのだが、中国では人糞をブタの餌にしていた。トイレの下(要するに汲み取りの部分)に豚を飼っているのだ。トイレの汲み取りはしなくていいし、一石二鳥だ。さすが、中国!見事な食物連鎖。しかし、そんな豚は食べたくないな。はて、豚肉は中国から輸入されているのかな? バイキンマン ご存知、アンパンマンの敵キャラだが。細菌検査室にこもりっきりの技師を揶揄して言われる。細菌検査のスペシャリスト?しかし、細菌検査しか出来ないと思われている。 ジケツ ”ジケツ”とは、白血球数・赤血球数などのいわゆる「血算」の事を指す。岩手・宮城・福島などで言われており、東北地方の方言と思われる。(東北大の影響?)言われは定かではないが、昔は、耳朶を切ってそこから血液を取り、白血球数などをカウントしていたため?最近は、”マッケツ”と言われる事が多い。これは、「末梢血」から来ているのだろう。一方、訛りを嫌う?ハイカラな方は、「血算」でもなく「CBC」と言っている。 |