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○月×日
朝、以前から調子が悪かった自転車の鍵がどうやっても外せず、五分以上も無駄にする。 走り込んだ駅では自動改札で引っかかる。しまった!定期が切れていた。切符を買おうと券売機の列に並ぶと、前のおばちゃん、財布から十円玉を一枚ずつ出し、七枚目でおもむろに「山田まではなんぼやったかなぁ」。 やっと買った切符を握りしめ、二段とばしで階段を駆け上り、ドアが閉まる寸前に電車に滑り込む。それでも乗り換えがうまくいかず、定時を数分過ぎる。 こんなときに限って、シャッターの前には出の早いジョンの姿が。 仕事を始めると、すぐ本社から電話。 昨日送信したはずの文書が届いていない、という。十分ほど通じの悪い会話を交わした後、向こうのミスが判明。 その間に講師達が次々に到着するが、このところ遅刻の多いショーンがまだ来ない。 自宅に電話を入れてみる。十回コールにも返答がないので安心して切ろうとすると、聞いたことのない声が“Hello”ショーンはまだ寝ているという。 早く仕事に来るように、と伝言を残す。別にプライベートに立ち入るつもりはないけどさ。何時だと思ってんのよ、まったく。 レニーの大声が響く。「ソンナコトハデキマセーン」 生徒さんと新聞紙を押し合いへし合いしている。 「レニーさんにコロッケ揚げてきたんです。それやのに、レニーさん、受け取ってくれはらへん」 「セイトサンカラ、プレゼント、ダメネー」 私が横から「じゃ、私が預かります。今日のお昼にみんなでいただいていいですか」 新聞紙の包みはまだ温かかった。この人、朝からコロッケなんか揚げて持ってきたのかしら。 と、奥の教室から悲鳴。急いで行ってみると、壁にでかいゴキブリが。咄嗟に、叩き潰すと後が残るなと判断、捨ててあったポリ袋に見事捕獲。拍手喝采を浴びる。ゲイリーは、と見ると、青い顔をして隅に立っていた。 授業ギリギリにショーン到着。 仕事に戻ると、PCの電源が落ちている。コードに足を引っかけたのは誰よ!保存などしていないので、午前中やった仕事がパァ。 待っているメールは入らないし(明日メールする、なんていう雑な括りの約束なんかすんなよ、ったく)、うっかり砂糖壺を落として、床に砂糖の山を作ってしまうし。 掃除用具入れの電灯を付けたら、パチッといって、電球がおしゃかになってしまった。 後ろでジョンの声がする。 “get out on the wrong side of the bed、間違った側からベッドを出る、っていう表現がある。今日のセイコだな。日本語で「虫のいどころが悪い」” ☆☆ 今日のOne Point
Lesson: 昔、angryという単語を習いました。atで物について腹を立てている時、withで、人に対して腹を立てている時。 I’m angry at my error.自分のしでかした失敗には腹が立つ。 I’m angry with you.君のことを怒ってるんだ。 でも日常的にはmadをずっとよく聞きます。 人にも物にもatで大丈夫。ほかにaboutも。 What is he so mad about?彼は何をそんなに怒ってるんだ。 Don’t get mad at me.私に腹を立てないでください。 Things won’t always go so badly.悪いことばかりじゃないよ。 ね? |