緊急を要する心電図は

●ポーズ
●心室頻拍
●完全房室ブロック
●モビッツU型
●3連発以上
●上室性頻拍
●ST変化(心筋梗塞)

心筋梗塞は、
発作直後〜数時間は、ST↑(障害)
数時間〜12時間で、abnomal Q(壊死)
2日〜1週間で、冠性T(虚血)

心電図の読み方の順序

 たまには、基本にかえって、心電図を読むときの自分の順番を整理してみよう。

まず、P波をみつけ、それから、

1.リズム、心拍数
2.電気軸
3.P、PQ、QRSの幅
4.P、QRSの高さ
5.ST-Tの変化
6.QT間隔、U波の有無

の順番で見ます。


2番めの電気軸の正常は、−30°〜110°だが、これは置いといて、簡単な見方は

T、aVF、Uが正なら、正常(正とは、Q波>S波)

Tが正で、Uが負なら、左軸変位(太ってると左軸に傾きやすい)

Tが負、aVRが正なら、右軸変位(aVRが正でなくても、Tの負が大きければ)

が、ポイント。

心房の再分極が記録されないのはなぜでしょうか?

ECGの基本パターンでは、P波で心房の脱分極、QRS波で心室の脱分極、T波で心室の再分極が記録されますが、心房の再分極が記録されないのはなぜでしょうか?それとも、「U波」という波形が存在するのでしょうか?

心房の興奮は心室と比べて小さいためです。一応、再分極の波はTa波としてあり、普通はQRSに埋もれているので見えませんが、房室ブロックのときなどにみられることがあり、浅い下向きの波です。U波という波も存在し、T波のうしろにみられることがあります。 / 管理人

脳波

質問なのですが、今度の脳波を担当することになりました。まずは、Czから決めますが、O1 O2 T5 T6は、教科書には「両耳朶と、鼻根および後頭極を結ぶ頭の円周線を考え、その左右それぞれを、10%20%20%20%20%10%に分け、それぞれの位置からCzに向かって10%に相当する距離だけ上がったところに、Fp1 Fp2 F7 F8 O1 O2 T5 T6が決められる」とかかれてあります。O1の位置がわかったら、T3と、O1を結ぶ中点にT5を決めてしまってもいいのでしょうか? かなりの初心者なので、基本からしっかりやっていきたいのです。全部つけるまで時間はだいたいどれ位かかっていますか?皆さんで、脳波を担当している方がいたら、アドバイスをお願いします。

O1の位置がわかったら、T3と、O1を結ぶ中点にT5を決めてしまって良いです。大丈夫ですよ。付ける時間はだいたい20分くらいですかね。患者さんと話しながら、リラックスさせながらつけると良いようですよ。でも、つい付けるのに夢中になっていることもありますが。(^^; また、患者さんの頭皮の状態にもよります。汚れがひどい人は何度もアルコール綿で拭かなくちゃ抵抗が低くなりませんから時間がかかります。 / tomasさん
tomas さんありがとうございます★ちなみにO1の位置は左半球の長さの10%でCzに向かって10%に相当する距離だけあがったところでいいのですか??まだ、メジャーで測って印をつけている段階です。慣れた人は指だけでやっているんですよね??慣れたら位置がわかるようになるんでしょうか。。。(不安)私も20分目指して頑張ります♪ / 脳波頑張る技師
O1の位置はその通りです。ちなみにO1は、左へ10%は約3cmで、Czに向かって10%は約3.5cmの位置だそうです。平均的なものですが。自分の指を目安にすると良いので、長さとか太さ(指何本分)とかを測っておくのも良いと思いますよ。何度も検査しているうちにコツがつかめてきます。がんばって下さい! / tomasさん
tomas さん、本当にありがとうございます!全部印をつけてからだと、あとは、電極つけるだけなので30分以内で装着できますが、もう少し立ったら全部印をつけるわけにはいかないから不安ですね・・・。波形も読めないから頑張らねば!!これから先輩技師に教えてもらうのですが、知っていて損はないようなことや、覚えておかないといけないことがあれば教えてください(焦) / 脳波頑張る技師さん

酸素吸入している患者の肺機能検査

肺機能検査をする時に、酸素を吸入している(鼻から)患者の場合、酸素は、はずして行ったほうがいいのですか? そのままでもいいのでしょうか?

そのままだと、息漏れの原因になり、正確なデータが得られないのでは??検査項目がVCとFVCのみなら、検査と検査の間に酸素を吸入させて、患者さんが落ち着いたらはずしてもらい、次の検査に移るようにしています(^-^) / 技師の一人さん

ブルガダ症候群
先日、とある患者さんの心電図を取ったのですが、
一見右脚ブロックのようですが、ST部分が見慣れない形(下向きに凸)だったのです。
うちは、検査技師が私一人なのでドクターに質問した所「右脚ブロックでSTがちょっと上昇してるね」で終わったんです。
そうなのか〜と思ってそれっきりだったのですが、
今日になってそのドクターが「循環器カンファレンスで検討した結果、あれは無症状のブルガダだ」となったのです。
「君が指摘してくれたからだよ」と言われ、ちょっぴりうれしかったです。(波形の異常にその場で気づかなかったドクターにちょっぴり不信感も覚えましたが笑)
ちなみに、後日何度かその人の心電図を取っても、正常でした。
ICDの埋め込みをドクターは検討しているようです。(ひまわりさん)

ブルガダ症候群は、心室細動に移行し突然死に至る危険性があります。治療は、ICD(植込み型除細動器)による予防です。ブルガダ症候群についてはこちら、ICDについてはこちらを参照するとよくわかります。(管理人)

おなかを突き出すと「目的臓器が良く見える」理由を教えていただけないでしょうか?(ひまわりさん)

え〜っと、『お腹を突き出す』っていうのは『腹式呼吸で膨らます』って事ですか? 答えになってるかどうか分かりませんけど、腹式呼吸でお腹を膨らませると、臓器が動いて肝臓が見やすくなります。 でも、逆に肝臓の上のほうは見難くなっちゃうのでケースバイケースではないでしょうか。 腹式呼吸以外にも、肋間操作をする時には胸式呼吸で息を吐いてもらってます。 そうすると、意外と肋間からも見やすくなります。(himaさん)

「おなかを突き出す」体位は、半座位の事ですかね? つまり、「上半身は起こしてベッドに座って両手は後ろに付いておなかを突き出す」かっこうですと、肝臓、腎臓、特に見えにくかった膵臓が見やすくなります。 これは、横隔膜が上がる事によって、空気の邪魔がはいりにくくなるためです。(管理人)

上体を起こすと、特別な体形の人は膵臓がみやすくなります。よね。(ふにさん)

私の質問の仕方が悪かったようで・・。 お腹を突き出すと言うのは、普通に仰向けに寝てる状態でしてもらおう動作です。(私はまだ見習いの身なので業務としてはしてません) 管理人さんのおっしゃるような半座位ではないので、himaさんがおっしゃってた「臓器が動いて肝臓が見やすくなる」が私の聞きたかった答えだと思われます。(ひまわりさん)

筋電図デビュー(ちょっとだけ)
今回の教訓。刺激はゆっくりじゃなくて、一気に上げて
早く検査を終わらせるほうが、患者さんにとっては良いようだ。(tomasさん)

私、外傷性胸郭出口症候群なんです(ピアノも弾けなくなるほど)が、そういうのも検査できます?

前の病院で労災扱いにしてもらえなかったので、後遺症が出るたびにセルシンとデパス飲んでます。
(+抗ヒスタミン剤飲むと事故起こす事がある)
もう、申し立て期間を過ぎちゃったので、カルテのコピーを持っているけど、対抗できません。

ちゃんと検査してもらった方が良いのかなぁ。(ふにさん)

手根管症候群の方で、やっぱり、異常がある正中神経は刺激がさほどじゃなかったようですが、正常な尺骨神経のほうは苦痛だったようです。

先生に胸郭出口症候群のことを聞いてきました。
筋電図で調べれないこともないのですが、何筋もあるので、けっこう苦痛のようです。
しかも1筋に対して数箇所で刺激を与えるようです。で、MRIとかも一緒に検査して、部位が判れば、オペでそこの部分を取り除くけば良いそうです。
うまく伝えれないのですが、そのような話でした。

病院にはかかっているんですよね?(tomasさん)

ありがとうございます。
筋電図って苦痛ですか、やっぱり。。。
MRIはかなり炎症を起こせばT2でHighになるんで分かるんですが、炎症を起こしていないときはわかりにくいです。
プロトンで追ってみましたが、やっぱり炎症を起こしていないときは、圧迫してないので分からないんです。

主治医は脳神経外科で、やっぱりオペで治るといわれてます。
まずは筋電図だねって(;_;)。
オペって言っても、この辺じゃバレバレなので(だって全麻だし。看護師さん恐いし)やるなら地方で・・・。
べつの神経科の医者は、上手く行けば鍼の適用かもしれないと言うのですが。(そっちの方が恐い・・・)(ふにさん)

心房細動


心房細動(atrial fibrillation)は「急速で不規則な攣縮」とテキストには出ているのですが、どこが「急速で不規則」なんでしょうか。見るべきポイントを教えてください。あと、持続性と発作性がある、とも。この場合はどちらにあたりますか。 / ぼうしやさん
正常な心電図には、P波がありますが、心房細動ではP波がなくなり、いわゆるf波と呼ばれる細かい波が見られます。これが、ぼうしやさんのテキストの「急速で不規則」な部分でしょう。これは、実は心房がうまく働いていません。それから、「持続性と発作性」かですが、この心電図だけでは判断出来ないです。ホルター心電図といわれる24時間など長時間記録してみないとわからないです。/ 管理人



左室肥大


この波形で目に突くのは、V5、V6のST低下と陰性T波です。これは、左室肥大の波形です。心筋症がある場合は肥大型心筋症と言えます。



腹部エコーで SOL of the pancrea susp. と書いてあるのはどういう意味ですか?

SOLはspaceoccupyinglesion(占拠性病変)の略ですね。pancreaはsが抜けてますね。pancreasで膵臓です。suspはsuspicionで疑いです。要するに、「膵臓の占拠性病変(腫瘍など)の疑い」という事ですね。



ECGの基本パターンでは、P波で心房の脱分極、QRS波で心室の脱分極、T波で心室の再分極が記録されますが、心房の再分極が記録されないのはなぜでしょうか?それとも、「U波」という波形が存在するのでしょうか?

心房の興奮は心室と比べて小さいためです。一応、再分極の波はTa波としてあり、普通はQRSに埋もれているので見えませんが、房室ブロックのときなどにみられることがあり、浅い下向きの波です。U波という波も存在し、T波のうしろにみられることがあります。



「圧較差」について教えてください。

弁を流れる血液の圧です。圧ですから、単位はmmHgです。僧房弁狭窄症や大動脈弁狭窄症などで弁口部通過血流の最高流速を測定し、簡易ベルヌーイ式より求めます。→圧較差=4×Vの2乗(V=弁口部最高流速)
狭窄があると、血液の流れが急速になるわけです。狭ければ狭い程、流れが速くなるのはわかりますよね。10mmHgあたりまでは問題ないですが、50ともなると手術の適応になります。



肝嚢胞



“ドリフト”ってどういうものですか。なぜ生じるのですか。

心電図や脳波などの波形の「基線の動揺」を指します。生じる原因としては、汗、呼吸、体動によるものが多いです。これらにより、電極ー皮膚間の接触電位の変動、コードの動揺が起こるためです。



大動脈弁逆流

大動脈閉鎖不全症による大動脈弁逆流です。一般の方にわかるように説明すると、左下が左房で右下が大動脈です。上は左室です。左室から大動脈へと血液が流れるわけですが、赤い色が逆流した血液の流れです。画面で上から下に向かう血流の色は「青」となり、下から上に向かう色は「赤」になるので、大動脈から左室に向かう血流があることがわかります。この方の場合は、逆流の程度はマイルドで壁運動なども問題ありません。

 



脳波計の申請のため、N社とG社に見積もりを依頼した。 昨年はドクターがG社を押したため、G社の見積もりに合わせて n社に見積もりを出してもらった。 ところが、ドクターが変わったため、再度相談して見積もりを出してもらうことになった。 いろいろ変更があったが、N社とは打ち合わせが終了。 G社は検査科よりドクターをと思っているのか、なかなか来なかったが、先週やっと来た。 来て早々、申請にあげている機種が製造中止で、在庫はありますと。 へっ?、残りもんはわたしゃ使いたくない。 メンテはどうなるんだぁ? それに、今年度も来年度も入るって決まってないんだぞ。 新しい機種は米国製で、記録紙なし。 ドクターはペンで書いた記録がほしいとのこと。 だめじゃん! 相談してくるとかいって、担当の方は帰っていったけど・・・。ドクターに言ったら、同じくだめじゃんって。外国製品って、やっぱり、故障したときって対処難しいですよね?(tomasさん)

< 管理人>2002/08/11 (Sun) 17:44 
わたしは、脳波は”見てただけ”しかないんですが、一言。 やっぱり紙の出力でいろいろチェックした方がいいと思います。

ディスプレイの画像だけだと、ノートをめくるようにパラパラと見れないですよね。

その辺の気軽に見れる点では紙出力があった方がいいかなと思います。

> 外国製品って、やっぱり、故障したときって対処難しいですよね?

部品によっては、半年以上待たされるような話を聞いた事があります。

<himaさん>2002/08/12 (Mon) 21:20
うちの病院も脳波形を新調するために見積もり出してもらいました。

確かに、電子カルテだぁ、なんだでペーパーレスの機器が増えてきましたが、いざ故障だ部品の交換だとなると修理代がやたらとかかったり、部品の発注に時間がかかったりで大変だと聞きました。

今までどうりのアナログ?機器だと自分でメンテできますけど、ハイテク機器になると気軽にメンテ出来ないのが不安です。 変にいじっちゃって、お高い修理費払うのが不安なのは私だけ?(笑)


 

心電計で、最後にキャリブレーションを入れるのは分かってるんですけど、キャリブレーションとは?となると詳しい意義がわかりません。縦マスで1mVと読み取れるのでは?

心電計の感度は1mV=10mmに調整するのが国際的基準です。

波形の振幅が大きすぎて記録紙に納まらない時は、1mV=5mmにします。
逆に振幅が小さすぎる場合は、1mV=20mmにします。

キャリブレーション(校正)を入れなければ、何mVの波形なのか証明できません。

1、脈波の駆出時間、全収縮時間、駆出前期(PEP)時間、PEP/ET、機械的心室収縮時間、等容収縮時間、脈波伝達時間の基準値臨床生理の教科書や図書館にあった本にはありませんでした。
もうあまり使われていないからですかねぇ・・・。
2.心電図の解析結果はどのようにまとめられているか?
これもあたしが使っている教科書には載ってないんですぅ・・・。

1、基準値の件 

駆出時間(ET): 0.22〜0.34秒 平均0.26秒 
全収縮時間=全収縮期(Q-II): 0.32〜0.42秒 
駆出前期(PEP)時間: 0.08〜0.09秒 
PEP/ET: 0.43秒が上限 
機械的心室収縮時間: 心音図のI音(僧帽弁閉鎖)から、II音(大動脈弁閉鎖)まで 
等容収縮時間(ICT): 0.018〜0.05秒 
脈波伝達時間: 0.16秒

2.ホルター心電図の解析結果はどのようにまとめられているか?

雑誌 Medical TechnokogyのVol.21 No.5(1993.5)を参考にさせて頂きました。

まずもって、ホルター心電図の解析は、コンピュータによる自動解析です。
サマリーレポートとして、

■心拍数関連
24時間総心拍数、平均心拍数・標準偏差、最大心拍数とその出現時刻、
最小心拍数とその出現時刻、心拍数トレンドグラム、RR間隔トレンドグラム、
RR間隔ヒストグラム

■期外収縮関連
VPC・SVPCそれぞれの総数、孤立性期外収縮数、2段脈の数、2連発の出現回数、
3連発以上の出現回数、最大連発数とその出現時刻、最大連発時の心拍数、
期外収縮数のトレンドグラム

■STレベル関連
最大ST上昇度とその出現時刻、最大ST降下度とその出現時刻、
STレベルのトレンドグラム

■その他
最長心停止の長さとその出現時刻、
3秒以上の心停止の出現頻度とそのトレンドグラム

サマリーレポートの他に、実時間の圧縮心電図もレポートされます。

ところで、ノイズやドリフトがあると、項目によっては、正確さにやや問題があります。
サマリーレポートの数値を鵜呑みにしないで、圧縮心電図を目で確認する事が大切です。



いろんな診断を見ていると、エコーフリースペースという言葉が出てくるのですが、肝心のその説明がありません。
どなたか知っていたらご教授ください。m(__)m

エコーがない部分ですよね。水分であることが多いです。
まぁ言ってみれば胆嚢内部だってエコーフリーですよね、
のう胞内部とか、膀胱内部とか・・・。
でも上の部分はもともとエコーフリーな部分なので
エコーフリースペースとはわざわざ使いませんが。
ダグラス窩やモリソン窩とかの腹水貯留部分や、
胸水貯留部分とか・・・の所見を書くときに主に使いますね。
他にもありますが。
下手な説明ですんまそん。(るんるんさん)

*******

心エコーで心外膜と心膜の間に見える黒い部分です。

エコーで黒く見えるのは水なので、心膜空液の有無・貯水量の推定が出来ます。
*正常では、収縮期のみに三日月状にみられます。(管理人)