| ○月×日 家でナイターを見ながら「糖尿病患者の食事療法」をぽちぽち訳していたところへ電話がかかる。 “邪魔じゃなかったらいいんだけど・・・”講師のゲイリーだった。 “What can I do for you?(どうかしたの)” “ビデオカメラが壊れたんだけど・・・” “買ったお店に持っていったら、修理してくれるよ” “日本語がわからないから説明できないよ” “買ったお店じゃなくても、大きな電気屋さんに持っていけば、誰か英語がわかる人がいるよ” “蓋が開かなくて、中のテープが取り出せないんだ” “入ったままでも大丈夫だよ” “中のテープを出したいんだけど、どうしたらいい?” “下手にいじらない方がいいと思うよ” ごちゃごちゃ言うばかりでらちがあかないので、教室に持ってきてもらうことに。 翌日、バスタオルで何重にも梱包されたビデオカメラとご対面。カセットの取り出し口が開いたままになっている。 “テープを取り出したら閉まらなくなったんだ” と言い訳がましいので、よく見ると、端にドライバーか何かでこじあけたあとがある。 “なんで壊れたの?” “ワインをこぼしたんだ” “あらあら” “だから急いでマンディが水で洗った” “へ?ビデオカメラを?” “だって、ワインの中には砂糖が入ってるだろ?糖分が残るとよくない、ってマンディがいうんだ” 糖尿病のビデオカメラ。 でも、あれほど気にしていたテープには何が映っていたんだろう・・・。 ☆☆ 今日のOne Point Lesson: 困った顔をしている外国に会ったときはこう声をかけてあげましょう。困っている人はたいてい必死なので、あなたの英語がうまかろうがどうであろうが、気にする余裕などありません。溺れる人の藁になってあげましょう。 |