尿検査試験紙法の注意点
ブドウ糖 アスコルビン酸、ケトン体により偽陰性
高比重尿により、反応性低下
ビリルビン 正常尿からは検出されないので、少量でも検出されれば異常(試薬ロットに問題があったのを経験した事がある)
偽陽性を呈する各種薬剤あり
アスコルビン酸で偽陰性
ケトン体 高度の着色尿、薬剤により偽陽性
絶食、妊娠、激しい運動で検出される事がある
比重 アルカリ尿で低目、蛋白尿では高目になる事がある
潜血 細菌尿では、ペルオキシダーゼにより偽陽性になる事がある。高比重尿↑
蛋白 アルカリ尿、高比重尿で偽陽性になる事がある
白血球 高比重尿、着色尿、ブドウ糖で↓


■トピックス
老人の尿糖(−)は注意!

血糖が300mg/dlでも、尿糖(−)という事がある。

これは、年をとると腎機能が低下
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腎糸球体のグルコース濾過量が減少
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結果、腎閾値が上昇するため。

参考:検査と技術 vol.29 no.6 2001年6月 P.564

尿ウロビリノゲン(−)

尿試験紙法では、糖や蛋白などの項目は、(−)が正常である。 

しかし、ウロビリノゲンは、(±)が正常である。 
ウロビリノゲンが(−)になるのは、総胆管閉塞のような病気の場合である。 

ところが、試験紙法では、(−)の判定は出来ない。 
ウロビリノゲンの(−)を証明には、Ehrlichのアルデヒド反応(試験管法)で、赤色の呈色の度合いを見る方法がある。(−)の場合は、呈色しない。