抗リン脂質抗体症候群

 

感染症検査として、梅毒TP .HbsAg.HCV抗体を行っているが、ごくたまに、梅毒RPRテストの依頼がある。これは、梅毒検査ではなく、抗リン脂質抗体の検出が目的である。RPRテストの試薬中にカルジオリピンを含むため、これに反応する抗体があれば、生物学的擬陽性(BFP)となる。血栓症や習慣性流産をきたす疾患として、APS(抗リン脂質症候群)が知られており、LAや抗カルジオリピン抗体などの、抗リン脂質抗体の測定が臨床的に、重要なのである。