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ヤクザが故に、身を明かせない。
男は、影からそっと
少女の姿を見守った……。
「幸福の黄色いハンカチ」「八甲田山」で第1回日本アカデミー賞主演男優賞をはじめ、各映画賞を一手にさらった高倉健が、2年半ぶりに古巣東映に戻って来ての作品。
渡世の義理で、組を裏切った兄貴分を殺害した加納は北海道旭川刑務所に服役するが、気掛かりなのは、殺した男の3歳になる娘・洋子の存在だった。そして彼は、ブラジルにいる伯父と偽り、弟分を通して彼女と文通し贈り物を続ける。その洋子の成長が、彼の唯一の楽しみであり心の支えだった。
こうして15年が過ぎ加納は出所、まるで恋人にめぐり会う様な思いで、高校から下校する洋子の姿を追うが、彼は自分を名乗る事が出来ない……。
TVドラマ「あにき」で高倉健と親交を深めた倉本聰渾身の脚本を、数々の高倉作品を手掛けた名匠降旗康男が演出、豪華な脇役陣を配して渡世の義理に生きるヤクザの哀愁を格調高く謳い上げた名作。
(昭和53年6月公開 東映京都作品)
企画:後藤 浩滋
企画:橋本 慶一
脚本:倉本 聰
撮影:仲沢半次郎
音楽:クロード・チアリ
監督:降旗 康男
高倉健
北大路欣也
池上季実子
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三浦洋一
田中邦衛
小林亜星
夏八木勲
小池朝雄
藤田進
大滝秀治
岡田真澄
小沢昭一
倍賞美津子
池部良
映像特典:フォトギャラリー
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