綱島のアクションスケートパークで行われたバンクバトルVol.2を見に行ってきた。

綱島に足を運ぶのは2回目だ。
前回、1月のバンクバトルVol.1はすばらしい試合だった
試合の密度に圧倒され、ベテランの技に感嘆した。かつてローラーゲームに日本が
熱狂し武道館が人であふれたわけを理解した。

昔そういうことがあった、という知識ではない。私は選手の起こす風圧の
ひとつひとつを体験していた。ローラーの回転音を体験していた。ロニーの
美しいホイップを焼き付けようと目を見開き、小泉氏と植木の一騎討ちは
あまりに観戦に集中し時間が止まったように感じた。

とまあ、面白かったわけだ。バンクこそローラーゲーム本来の魅力を引き出せると
思った。今回もそれを期待したが...


入り口でチケットを買おうとしたら名前を呼ばれ、顔をあげたら、
ああ、いつものCさんがいた。ちょっとほっとして「やーやーどーも」
挨拶を交わした。
いつもローラーを一緒に見ているメンツで、今回集まったのは私とCさんと
Oさんの3人。で、その時ローラーゲームのチケットで入場してた
のは多分私らだけだった。(^^;; なんでこんなに少ないんだろ?

私が会場についた時点で、もう試合開始時間はすぎていたんだけど、
あまりにお客さんが少なく、試合はまだ始まらないようだった。
せっかくスケートパークに来たのだから交通手段のつもりで持って
きたインラインで滑ることにした。

ファンボックス(ていうんだっけ?)を登って、降りる。しかしすぐに
クォーターのRが迫ってくるう。いつぞやのSTORMにR克服方法と
して「斜面に垂直に立つ」とあったのを思い出すが、いや、そんなこと
して後ろに転んだらどうするの、と、ついつい腰を折ったら前のめりに
転んでしまった。

さらに何度か挑戦したけど、ノーへルだと怖くて、もういいや。悔しい。
せっかく買ったアグレ用ヘルメットはまだ使っていないのに。
メタルブルーのメットは私のクローゼットの中で無駄に光っているのだ。
持ってくれば良かった。

試合が始まった。普段はガタイのデカさとよく通る声で後楽園で目立って
いるT氏が今日に限って来ていない。私は精一杯の拍手とちょっと恥ずか
しいから小さ目の声で入場する選手を迎える。

そのうち、去年から注目してる仲村君がジャマーで出て来た。気にいら
ない試合でも仲村くんが頑張ってくれれば私の機嫌は安泰、
「エエモン見せてもらった。」と得した気分になるのだ。

ジャマーに立ったとき「ナカムラー」「去年のシンジンオー!」と叫ぶと
手を振って応えてくれて、これがウィウィしさの勝っていた去年より
ぐっと落ち着いて戦士の風格をそなえつつあるような雰囲気だった。
ワクワク〜

しかしジャムが始まると、あっという間にダンゴに巻きこまれてしまって
身動き取れない仲村君!どうした!あ〜。
バンクは狭いので、すぐに選手がダンゴになってしまう。何も出来ずに
ジャムタイムが過ぎていくことも多い。

そんな欲求不満のジャムの後では植木が見せてくれた。さすがにバンクの
御しかたを知ってるね。ゴーっとホイールを響かせバンクのインぎりぎりを
回っていくスピード感。これがローラーゲームだ!

宮沢もバンクの上で自在に活躍していた。狭いバンクでも、敏捷に的確に
スイスイ抜けて行く。やっぱりバンクだと速く見えるね、とはCさんの感想。

糸沢君は、ジャムスタート直後いきなり猪狩から強烈なブロックを受けて、
立ちあがったところでさらにブロックされて、それでも前に向かっていった。
さすが。「燃える糸沢」ローラーゲームの至宝。

そういえば、どっちが勝ったか覚えていない。こんどからちゃんとメモろう。

さて、試合が終わってみると、所々沸いたけどオモチャで遊んだ分も
いれて1500円のもとはとったという程度で、1月の試合ほどの迫力は
なかった。なんてったって、前回あれほど感動させてくれたベテラン陣が、
全然目立ってない。どうしちゃったのかな。燃え尽きちゃったのかな。

小泉先生はジャマーに立たないの?植木との1対1とか見せてくれないのか?
ロニーのアシストも、ジャマーとタイミングがずれて「スカッ」という
のが何度かあった。あの美しいホイップは見れなかった。

お客さんの入りが悪かったせいかな?私らをいれて、ゲームを見に来た
のは10人くらい。20人もいないだろう。ガラガラの会場で頑張れと
言うほうが無理か。渾身のプレーも、拍手をするのは数人だけなのだ。

これまで15回くらい試合を見ている。数回は、何だコリャって試合が
あって、数回は、こんなもんだったっけ、という試合があって、あと数回は
友達を誘っても恥ずかしくない試合で、たまーに、「生きてて良かった〜」
という試合がある。

「たまに勝つから楽しい」という某野球チームファンの気持ちもこんなものかな。

たまにでも熱狂させてくれるから、私は通う。今度こそ、と期待して応援する。
また至福の時間を体験したいと熱望しているのだ。
まとまらないので以上でおわり。