文京区ローラースケート大会参戦記


前の晩、なかなか起きないだろうと念のためにありったけの目覚ましをかけて
いたが心配はいらなかった。一個目の目覚ましで4時半に起きた。
興奮してるせいかあんまり眠くない。

朝食と身支度をすませ、バッグ、スケート、ヘルメットを抱えて外に出ると、
5時半になっていた。意外に寒くないが、まだまだ暗い。

駅はまだ人が少ない。日の出近くなってやや明るい空の下、電車はひた走る。
水道橋についたのは6時半、うろうろしたのち黄色いビルの裏口にたどり着いて
後楽園リンクに入るのにはさらに15分くらいかかった。

到着次第、担当者に挨拶してエントリーを済ませる。私がエントリーした時点で
他に女子の参加者はいなかった。寒い状況である。インラインスケート愛好者の
すそ野は広がっているが、競技に目をむける人はまだ少ないのが残念だ。滑る前
に優勝決定か?と思ったら、開会式後に、ホッケーの選手から飛び込み参加が
あった。

まずは700mレース。4人でスタートした。ダッシュはホッケー選手がさすが
に早い。私はスケートを履くのが久しぶりだし、リンクはもっと久しぶりなので、
スピードを出すのが恐い。特にコーナリングはクロスターンで加速する勇気は
なく、パラレルターンでまわった。ローラーの2人はなんなく抜いたが、もう
一人がどうしても抜けない。コーナーの後半でふくらんだところをインから差す
つもりだったが、ラインぎりぎりをまわってスキがない。

結局最後まで抜けずに2位に終わった。
後から分析すると、おとなしく後ろについて行けば、10周のうち必ず機会は
あったと思う。インラインとローラーではこちらに勝機があるのだ。あせって
インをつこうとして消耗したり、違うコースを滑って他の選手にぶつかりそうに
なってラインが膨らんだり、というのが敗因だろう。

次のレースは1400mで、これは3人で滑った。一応学習して、ダッシュから
抜け出たが、誰もついてこない。さっき速かった人は出てないのだ。ぐるぐる
20回まわってゴール。後でタイムを聞いたら4分50秒だった。

くらべてもしゃあないけど、長良川大会の女子トップクラスは1300mで2分
30秒だった。そして組ごとのレースで3位以内に入る目安は2分台後半〜3分
台前半だったような気がする。次の機会はアンダー4分を目標にしよう。

キッズクラスはアースビートの3人が上位を独占。やったね!
男子の700mレースは、アースビートや他のクラブからの参加があって、見て
いていて面白かった。以前長野県知事がスピードスケート競技を「ミズスマシ」
と評して問題になったが、私は称える気持ちで「ミズスマシ」と呼びたい。
スイスイと滑るために生まれてきたようなバランスのよさ、美しさがある。

そして男子1400m。ローラーホッケーの選手が大挙して参加しスタートでは
レーサーは後列に追いやられた。レーサー3人はそんなのないよーという表情で
スタートするが、2人はあっという間にホッケーマン達を抜いてトップに立った。
集団を抜け出せなかった1人は最後までペースをつかめず残念そうであった。

レースのために用意したのか、ホッケー選手の何人かはインラインで参加して
いる。で、無理なコーナリングで転倒し棄権する選手が多かった。転倒せずとも
バテバテな風で棄権してく。周回を重ねるうちにどんどん脱落し、ホッケーで
残ったのはインラインを履いた1人だけとなった。

トップはレーサー2人の戦いとなった。スピードに乗ってくると、ずいぶん膨ら
んだラインで回っている。素人としては、後ろの選手はインをついて抜けばいい
じゃないかと思うが、空気の抵抗や遠心力を考え合わせるとぴったり同じ膨らん
だラインで滑った方がタイムがいいのだろう。そしてホッケーマンはレーサーを
抑えて3位に入った。

参加して一番興奮したのはリレー競技だった。男子リレーだが私も混じって男女
混合チームを結成した。周りみんな男の子でガシガシ滑ってるスキをみてインを
ついたり、逆に抜かれたりのカラミがあって面白かった。1部クラスだという
レーサーを仲間に引き入れたホッケーのチームが、周回差をつけて勝利。私らは
2位だった。他のレーサーの悔しそうなこと!私は「運動会なんて久しぶり〜」
なんて気楽に楽しんじゃった。ごめんね。
いずれのレースも、入賞者には賞状と後楽園の招待券(これはうれしい)に加え、
優勝賞品はメダル、2位3位賞品は「キャンパスノート」だった。ノートって
ところが教育委員会主催だわね。私はメダル1個とノート2冊、招待券3枚を
ゲットできた。うっしっし。

次の試合は1月の渡良瀬スケートマラソンである。目標は完走。こうご期待。