はたして、作者はFNSに参加できたのであろうか...。ドタバタの第1話。

当初は、FNSは念頭におかなかったので、コンサートに行ったりドイツも
訪ねたりと盛りだくさんな旅行計画になっていた。そのなかにFNSを
押し込んだため、金曜日はドイツからの移動日となってしまった。

この日、ドイツ・ハンブルクからアムスに移動するさい、電車の時間を間違えた。
アムステルダム駅に夜8時20分に到着し、宿に荷物を置いてから息せき切って
集合場所のVondel parkに着いたのは、9時近くだった。
サイトで確認していた出発時間は8時30分だから完全に遅刻。(>_<)
でもあたりには大勢のスケーターがたむろしていた。

間に合った、とほっとしたが、近くのスケーターに「あなたもフライデーナイト
スケートに参加するの?」と聞いたら「彼らはもう出発しちゃったよ」といわれる。
アムステルダムのスケーター人口恐るべし!
これから出発かと思わせるくらい、大勢のスケーターがいたのであった。

あわてて、事前にサイトで確認しておいたルートにしたがって彼らを追い
かけることにする。しばらく進むが、一行はまったく見えてこない。ずいぶん
先を行っているのだろう。ショートカットして先回りすべきだろうか。終着点
から逆にたどるべきだろうか。地図を開いて考えていたらスーツを着た男性が
話しかけてきた。

「こまってるのか?」「わたしが力になるよ」とか言ってにっこり笑う。
用心用心
しかしひょっとしてFNSの一行を見かけてないかしら。
「大勢のスケーターが走っているのを見た?」と聞いたら
「VonelParkに行けば君の仲間がいっぱいいるよ」
うーん、ちがうよ。アムステルダムの街のあちこちを滑るんです。
「そりゃーおもしろそうな催しだな。僕は初めて知ったよ」
靴に車輪がついてない人はまだまだ存在を知らないようだ。

とりあえず話に付き合ってくれた彼にお礼を言って、FNSを探しに行く。
いったん後を追いかけることに心を決めて走り出すものの、やはり途中で
「追いつけないまま最後まで行っちゃったらどうしよう」と心配になって
オロオロ。(^_^;;

思い余って、近くで信号待ちしていたスケーターに
「フライデーナイトスケートに参加したくてVondelParkに行ったんだけど、
置いてかれちゃった(;_;)」と声をかけると、
「彼らがいつも休憩する公園を知っている。一緒に行こう。」
と案内してくれた。ラッキー。

滑りながら話す。「君はフレンチなら話せるのか?」トホホ。
あー、私の英語で旅行できるとは思えないのね。(^^;;彼はリスト氏と名乗った。
仕事の後に、よくVondelParkで滑っているそうだ。公園に向かう途中でわたしに
つかまったわけだ。

ついた広場は、秋葉原駅前公園くらいの面積で、舗装は滑らかなアスファルト。
アムステルダムの広場の常として、オープンカフェのテーブルとパラソルが
ぐるりととりまいている。しばらく二人で滑ってると、「来たよ!」とリスト氏が
広場の入り口を指した。すぐ数人のスケーターが走ってきた。

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