今年のフジロックを振り返って一番あれなのは,「ビール飲んでビール飲んでいいですよー」のBattles「Atlas」。家に帰ってCDを入手し,冷静になって聴いてみれば,「ビール飲んで」ではなく,「B-Tronで」と言っていることがわかる。そうか。ステージではマックを使っていたけど,B-Tronでもいいですよー,と日本発のOSに敬意を表明していたんだな。なんだそうか。 またつまらないことを書いてしまった。本当はなんて言ってるんだろうなあ。
1日目 2日目 3日目■12時に家をでた。10時に出ると言っていたに12時になったのは,またしてもツールドフランスを見ていたからだ。目が離せなかった。ドーピング問題に負けるな,解説の栗村さん泣くな,みんながんばれ,と祈った。
■とりあえず船橋の家を出発したら、ラジオでサンボマスターの人が苗場の前夜祭会場から喋っていた。ビートたけしみたいだ。スライのウォナ・テイク・ユー・ハイヤーがかかる。これはオレの中ではマルセラ・デトロイトのバージョンで有名。その後はっぴぃえんどの「12月の雨の日」がかかる。
■電波が届かなくなってからは,iPodのプレイリスト「渋い曲」を再生しながら100km/hで巡航。ブルームーン♪なんつってカウボーイ・ジャンキーズの「BlueMoonRevisited」を機嫌よく歌っていたら道を間違えた。集合場所の長野に向かうには藤岡で上信越道に入らなければいけないのに気付いたときには高崎だった。無意識が苗場に向かわせたのか。よっぽど苗場に行きたかったんだなあ。このまま直行しちゃう手もあったけど、k隊長とhキャプテンの顔を思い出したのでやめた。湯沢経由、霧が凄くておばけが出そうな山を越え,集合場所にジョイン。
■3人揃って出発できるのは4年ぶりだぜうれしいな。一番大切なチケットを隊長が忘れず持ったことを確認し、キャプテンのクルマで苗場に向かう。キャプテン奥謹製のサンドイッチがおいしい。おお、これはおれがさっき通ってきた道だ。さっき通った峠もすっかり霧が晴れて、どうやら天気も大丈夫。苗場の山を登り、右手にテントが見えて入り口交差点をひとまず通過。みんなもう来てんなあ。我々はさらにその先,ヒュッテSを目指す。進むことしばらく。「おつかれさま,あと2分です」の看板2.0。ついたー。
■NさんEさんMちゃん。懐かしい顔が並ぶ。懐かしいような,照れくさいような。食堂。落ち着く。先日の地震,おれは食堂の奥に置いてあるブリキの兵隊さんが転んでないか心配だったんだが,無事だったようだ。よかった。
■ダミアンライスキャンセルの情報がきたのは、Eさんが運んでくれた朝食を頂いていたときだ。ちょっとおいよりによってダミアンかい。そして更に追い討ちをかけるようにアルバムリーフまでキャンセル。崩れ落ちるE。ダミアンライスとアルバムリーフのために昨日から来ていたのに可哀想じゃないか。替わりにと言ってはなんだが,ライス大盛りだったらおれに任せてくれって思った。
■気を取り直して会場に向かう。相宿の2人連れカップルの人が脚が無いということで,一緒に我々のクルマに乗ってもらい,会場へ。今日はケムリを見てドラゴンドラにも乗るんだという。優しそうでいい人たちだった。
■ああ来たなあ今年も。天気も良いしいい按配だ。リストバンドの交換を隊長に一任し待つ間,キャプテンはアキレス腱伸ばしだ。気合が入っている。リストバンド交換後も,入場ゲートまでなかなかのいい流れで,快適に入場。ここで隊長,早速募金。さすが隊長。
■グリーン,サンボマスター。はっぴぃえんどの曲で登場。ビートたけしの喋りだからって油断していると、時々ぐっときてしまうのがくやしい。ちきしょーサンボ。おれは柔道の黒帯だ。
■レッド,ブロンド・レッドヘッド。レッチリのお気に入りだという情報と,日本人の女性ボーカルの名前がウチの隊長の名前と同じだったのと,今ごろショックで寝込んでるEさんが良いと言っていたことから迷わずゴー。サウンドチェックの時のワンピが短すぎてドキドキだったけど,本番ではショートパンツに着替えていたのだ。
■オアシスでケバブ(デラックス)で補給。さらに続けてモヤシ大盛りラーメンのところでモヤシだけ欲しいと言い出したのは購買に関しては本職のキャプテン。モヤシ大盛オヤジに直接交渉した結果,見事モヤシのみ300円で交渉成立。3人でモヤシをあてにビールもう一杯。そのあと,レッドに残ってフジファブリックをちょっと見た。

■ジャーヴィス・コッカー!楽しみにしていただけあって,変な人だなあ。いやんいやんをするようにからだをクネクネし始めたと思ったら,ジャケットを脱ぎたかったのな。脱ぎ終えたジャケットをギターに引掛けて,落ちないように超能力をかけるポーズには笑った。曲が終わるたびになんか喋るんだけど,ポカリスエットのペットボトルを持って,「このフェスのスポンサーだ。ボトルの文字を見てみたらスウェットって書いてあるんだ。でもボクはトライしてみた。悪く無かったよ。誰かのどが渇いている人はいるかい?よーし,受取れよ,イーチ,ニー,サン!」っつってその投げる動作さえ,テニスのバックハンドみたいな変な投げ方で笑った。
■そのあとホワイト。ニューホライゾン・マスターの私には余裕で理解できるユア・ソング・イズ・グッドという名前のバンドがやっていた。演奏を聴きつつタンク満タンにつき放水。
■そのあと隊長とキャプテンはジャズのオレンジ方面に視察へ,書記の自分はダミアンライスがなくなったんで,そのままホワイトでマニーマークを待つ。
■マニーマークはいいなあ。自然でハッピーだ。曲はかっこいいし。さらによかったのは,私の目の前にいたセキュリティの人だ。セキュリティの人はステージにカメラを向けると両手で×印を作ることで有名だが、ステージ左方フェンスにつかまっていた自分の目前にいたセキュリティの人は気のやさしそうな,いつもニコニコしている方で,写真を撮ろうとしている人にいちよう注意するんだけど、両手は×ではなく両手を合わせてごめんなさいのポーズ。さらにリズムを取る場面になるとつい両手で手拍子をしてしまった自分に気付き、ズボンで両手を拭く振りをしてごまかすという本当に良い人。顔はアーノルド坊やがそのまま大人になったような感じ。聴きたかった「トゥモロー・ウィル・ビー・ライク・トゥデイ」はやらなかったけど問題なし。よかった。
■待ち合わせ場所は,アヴァロンのゴミ箱の前だった。自分は先に着いたようだ。実は先日,もはや自宅ですら電波が届かなくなったツーカーから,苗場でも最強に強いと評判のauに電話を換えてみたので,得意になって隊長にメールを送ってみたら通じたのですげーなと思った。
■ここで待ち合わせたのは,この後アヴァロンでのELANA JAMES AND HOT CLUB OF COWTOWN。自分のなかではフジロックといえばアフリカが欠かせないのだけれども,今年はなんかアフリカが足りないなあと思っていたところ,どうやらこの人たちがアフリカらしい。やったーと思って楽しんだ。パーカッション主体で笛役が1人。パフォーマンス担当の悪役(たぶん)といい役(たぶん)がいたりして,これは日本の祭礼におけるひょっとこや天狗とかの役割に似てるなあなどと思いながら,やけに楽しかった。ステージ向かって左側にリーダー若しくは長老風の人が座ってみたことも無い珍しい楽器を演奏していたのだけれど,その人に向けられる「マスター!」という声援が秀逸だった。
■このあと実はレッドマーキーで,オーシャンカラーシーン〜ファウンテンズという必殺技が用意されているのだけど、行けねっての。西の端から東の端まで遠すぎる。フジロックでタケコプターを販売したらそうとう売れるだろう。まだ始まるまで時間があるけど、ヘブンでヨラテンゴ待ち。隊長とキャブテンに合流。
■ヨラテンゴよかったなあ。アンコールでニュークリア・ウォー。
■これで今日は終了。k隊長とhキャプテンは先にクルマ(白樺駐車場)に戻っていたので,n書記の自分は急いで駐車場に向かう。集団の巡航スピードも例年と比べて速くて驚いたが,ぼくはスプリンター、ロビー・マクユーインだ。速そうな人を見定め後ろにつき、忍者のようにゴボウ抜き。ヘブンからグリーン入り口まで10分,グリーンからゲートまで10分,さらに駐車場まで10分合計30分というタイム。
このとき横目でキュアーを見ながら爆歩していたのだが,あとで聞けばキュアー,かなり良かったらしい。考えてみれば今日は金曜日,フライデイ・アイム・イン・ラブもやったらしいので,ちゃんTの見とけばよかったと思った。
■部屋に帰ってEさん謹製,秘密の夜食。MENYのEさんとMちゃんが運んでくれた。ありがとう。