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コール・アンド・レスポンス | エレファントカシマシ
 初めて聴いたときは実はモーニング娘の「日本の未来はなんたらかんたら(すいません、曲名知りません)」という曲への宮本浩次流のアンサーソングなのかな、などという考えが0.1秒浮かんだ「日本の生命 ウオーウォー/世間の生命 ウォーウォー/コールアンドレスポンス ウォーウォー/生命/死刑宣告!」というフレーズ。先日SSTVの番組でのインタビューを観てわかったのだが、人間にとって唯一確かなことと言えるのは、全員が最期は死ぬということだから、これを考えの基本に生きていくべきなんじゃないか、という意味のことを宮本浩次は語っていた。なるほど、そういうことだったのか。歌詞をちゃんと読めばわかることだけど、なるほどと思った。それにしても、「えー、ご承知のこととは思いますけど、ここで神の意志を発表させて頂きます。えー、発表します。全員死刑です。」というせりふは、あの口調で言われるとインパクトあります。笑えます。
 ちなみに、このマキシシングルにはタイトル曲の他に『武蔵野』『ガストロンジャー(LIVE)』『Soul rescue(LIVE)』が入っていて、その4曲すべてがまさに私にとっての完璧でハイパーなエレファントカシマシであって、これがCD1枚:1223円で聴けるとは、すごいお買い得だと思った。(2000/04/29)

ハレルヤ/恋は桃色 | 中村一義
 『ハレルヤ』ははっきり言ってジョンレノンの『平和を我らに』なのだが(笑)、もちろんわざとやっているんだろうし、彼の解放されたい、救われたいという気分が「明日は晴れ!ハレルヤ!」という歌とともに伝わってくる。
 『恋は桃色』は実は私にとっての目当てだった。それはSSTVでやっていた"喫茶ひぐらし"というコーナーの最終回でこの曲の弾き語りをやったときに衝撃を受けたからで、この曲のオリジナルは細野晴臣のソロアルバムに入っている曲なんだけど「ここがどこなのか?どうでもいいことさ/どうやってきたのか忘れられるかな」という歌い出しからしてまるで中村一義の為の曲の様なはまり具合で、細野氏のオリジナルも、矢野顕子のカバーもそれぞれいいんだけど、個人的には中村一義バージョンが一番いいと思った。(2000/04/29)

The Man Who | TRAVIS
 トラヴィスはグラスゴーのバンドなのだそうだが、いわゆる"グラスゴー"と言っただけで一発で判るようなアルバムだと思った。すなわち、繊細でイノセントな若者特有の希望、絶望、怒りみたいな物が高地の冷気とともに連想されるような、そんな曲。
 「どうしていつも雨は僕に降ってくるんだろう/17才のときについた嘘のせいかな」と歌われる"Why Does It Always Rain On Me ?"や、ベック、オアシスの曲名を引用して「僕には人生設計なんて無いし/僕には"デビルズ・ヘアカット・イン・マイ・マインド"なんてありえないし/よじ登るための"ワンダー・ウォール"もありゃしない」とまるで老人のような静けさで歌われるアルバムラストの"Slide Show"。私、はっきり言ってこういうのに弱いです。ツボを突かれたって感じです。一見メソメソしているのに、奥底に潜むタフネス。(2000/04/09)

Community Music | ASIAN DUB FUNDATION
 個人的には前作でかなり盛り上がった勢いで,かなりの期待をしてしまっており、逆にあまり期待しすぎるとがっかりするかななどと、不埒なことを考えたりもしたが...
 しかし、やってくれました。すごい。
 とにかく何がすごいって,人の気分をやたらなパワーで高揚させるその音の機能性が相変わらず。
 もう、とにかく楽しい!三十路の一会社員体重73kgの我が身体さえも問答無用に動かしめるその威力。さすがです。
 それから、彼らの場合音楽活動のモチベーションとなっている政治的スタンスも、相変わらずの高いテンションをキープ。歌詞カードを読みながら聴くと、ディーダのアジテーションに狂います。
 祝・frf2000参加。大期待。(2000/04/03)