■製造:1969(S44)〜
■所属:JR東日本/JR西日本/JR四国/秩父鉄道
1969(S44)年から製造された急行列車用の客車。車内はクロスシートで客車としては初めて側扉が自動化され、二枚折戸の乗降口が2箇所設置されている。製造当初から冷房装置を搭載し、電源付き緩急車のスハフ12形、電源無し緩急車のオハフ13形、中間車のオハ12形の3形式合計440両が製造された。
1990年代前半には定期急行列車から撤退したが、暫くの間は波動輸送用やローカル格下げされた姿を全国各地で見ることができたが、1990年代後半までに定期運用を撤退し、現在ではSL等のイベント用車が少数残るのみである。各地でお座敷車などのジョイフルとレイン改造車も多数存在した。ジョイフルトレイン以外にも以下のような改造車が存在した。
■0番台(新潟車)
1999(H11)年に「SLばんえつ物語号」用の客車として改造されたレトロ調客車。中間に組み込まれた展望車(オハ12 1701)以外の外観は塗色の変更のみである。登場当初は赤系の塗色であったが、2007(H19)年のリニューアル時に青系へ変更された。
■0番台(高知車)
1988(S63)年に改造された夜行快速「ムーンライト高知」のアコモ改善車。当初は白地に水色といった明るい色
であったが、現在では12系標準色へ戻されている。
■1000,2000番台
1980年代後半には余剰車がローカル用にセミクロスシート化された1000番台(西日本、九州)、2000番台(東日本)となり、外観は白帯が消され、緩急車は乗務員室用の側扉が増設されたたほか、平妻側にも後部標識灯が設置されていた
。客車普通列車の廃止に伴い全車廃車となっている。
■3000番台
急行「だいせん」、「ちくま」用に簡易リクライニングシートを設置したアコモ改善車。緩急車にはテールマークが設置されていた
。既に全車廃車となっている。
■キサハ34形
1992(H4)年には氷見線のローカル用に気動車との連結化改造された形式。全車両廃車。