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初代Massifのページ

「パーソナルインテリジェントコミュニケータ(個人用情報端末)」としてOMRONから発売されたMassif(初代)。
 
その機能を見てみましょう!
 
Massif1 Massifとは、フランス語で「山塊」などを意味する言葉です。
OMRONでは「中身に機能が沢山が詰まっている」というような意味で名付けたそうです。
 
OMRON MassifはCPUにChips & TechnologiesのF8680を採用しています(Massif2ではF8680Aに変更)。
 
BIOSはPhenixベースで独自にカスタマイズされており、発売当初のものにはバグがあったようで(笑)回収変更されています。
MSFINFO.COMで旧Massifという診断が出たら、貴重なので保存しておきましょう...じゃなくて、無償修理してもらえるのでOMRONに連絡しましょう。
 
このチップはAT&Tモード(640x400)のビデオコントローラーがついています。このAT&Tモードというのは、かつて東芝のDynaBookSS001〜EZ386でも採用されていたモード(いわゆるDCGA)なので、DynaBook用のソフトが使えたりします。
 
初代MassifではPIMが前面に押し出された設計になっていますが、このPIMはJ'staffというブレーンコンピューターという会社が開発したものを使用しています。
これは実際のところ98のアシストメイトと同じだったりします(^^;)
 
日本語化については、ASCIIが担当しているようです。
 
DOSがDigital Research(現在はNovellに買収され解体されてしまった^^;)のDR DOS5なんですが、DOS/Vではなく独自方式で日本語化されています。
このため、発売当初よりマシフクラブなどにおいてDOS/V化が図られ、現在ではほとんど問題なくDOS/V風マシン(笑)として使用できます。
 
FEPは日本語化とのからみでVJE-Σが採用されたようです。
 
モデムについては当然OMRONの本業ですから、気合が入ってます。と、いいたいところですが(苦笑)普通のRockWellのRC224ATFチップ(チップ数の削減と消費電力では有利)で、内蔵通信ソフト以外ではMNPやV.42が使えないという欠点があります。
 
キーボードはオアポケそっくりですが、メーカーは違うそうです。
キーボードコントローラーがなく、マトリクスにダイオードが入っていないので極端に早いタイプや、レジューム時に変な動作をすることがあります(;_;)
 
LCDはいわゆる反射型液晶ですね。暗いところでは見えません(^^;)
明るいところではむしろ最近のカラー液晶より見やすいんですが
 
ケースのデザインはミラノ在住のオランダ人がやったそうです。ヨーロッパ風のおしゃれな外観はやはりイタリア原産だったのですね。
 
しかしこのケース、初代の発売当時のものは右側のヒンジ(蝶番)部分の耐久性が悪く、ほぼ100%壊れてしまいます。私の持っているのもそうですが、ほとんどの人は修理したんではないかと思います。
修理後のものや、Massif2では強化されています。
 
全体の重量が電池込みで880gという、日常持ち運ぶのにも苦労のない重さなのは幸いです。私はリチウム電池を入れてさらに軽量化していますが、いま実測してみたら930gありました(^^;)
 
ACアダプタには本体付属のものの他に、別売のトラベルACアダプタがあります。大きめのマッチ箱(なんてものは最近の人はあまり見ないか^^;)くらいのサイズで、Massifと一緒に出かけるのにちょうどいいです。
なんで最初からこれが付属してないんでしょうねえ...

by Natrium