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腰痛・肩こり頸部痛といろいろ人によって悩みが異なります。その多くは姿勢との関わり、仕事での使いすぎなどが原因とされています。本当でしょうか? 確かに部分的な使いすぎは一つの原因にはなります。さて、まわりくどい説明は苦手ですので、家庭でできる予防を身体の上の部分から追ってみましょう。

まず、頭部では頭痛・偏頭痛。急な痛みですか? 割れんばかりの痛みならすぐに医療機関に行くべきです。昨晩寝不足ですか? 風邪をひいた兆候は? すべてNOなら、首のこりが原因です。手足の首をほぐすこと。神経原性の変化は手に出やすいものです。左右の母指球の手首よりの部分を同僚に押してみてもらってください。どちらかの側が硬くこわばり押されて痛みますね。痛いほうをゆっくりだんだん強く指圧をしてもらって下さい。痛みがかなり強くなって手首から肘のほうへと響くような感覚が出てきますね?そこで術者はポンと力を抜いて下さい。そして後柔揉(こうじゅうねん)といって、今強い指圧をした部分を軽く揉んであげましょう。最後に始め同様、左右の差を比較して下さい。どうです、同じように軟らかくなりましたね。頭を軽く左右に振ってみて下さい首のまわり・肩周辺、そして頭も随分と軽くなったでしょう。

つまり、神経的な疲労が手の先の末梢部血行を阻害し、うっ血状態を起こして母指球部位の筋肉が硬くなってしまっていたわけです。耳にも全身のツボがあるといいましたが、同様に手のひらと手背にも配されています。

次に背中です。よく肩胛骨周辺あるいはその少し下あたりの突っ張りや痛みを感じる人が多いようです。飲み過ぎてはいませんか? 食べ過ぎは? よく噛まなかったのでは? ほとんどの場合は胃とか肝臓の疲労から起きます。

成川臀部治療点では、この場合は足で考えましょう。足の付け根・臀部に成川臀部治療点というのがあります。ツボの名前がないので私が勝手に命名しましたが・・・。
 背中の痛い側のこのポイントをズボンの上から、雑貨屋で200〜300円で売っているスリコギ棒の先でやや斜め内側上方に向け先ほど同様ゆっくりとだんだん強く押し上げると、下腹部から上方・背中のほうまで指圧の快痛響きが到達します。最後に後柔揉。どうです? 軽く発汗して気分も爽快、背中のこりもふっとんだでしょう。腰の痛みのある方もこの方法でかなり改善します。

もう一つ、足の裏スリコギ棒療法を披露しましょう。なぜ足かというと、腰や膝の痛い方は歩行の時に痛みを誘発しないように、つまり不自然な動きを強いられるから、足の裏の土踏まずに左右差が出るのです。土踏まずのやや踵よりの部位を左右押してみて痛む側が治療点です。一般には腰痛側と同じ側ですが、慢性化していたりすると反対側となる場合があるので確かめて下さい。
 先述したようにスリコギ棒で、土踏まずからやや上方踵に向けて押します。響きが膝に上がって足の付け根(鼠径部)まで到達したら、後柔揉で終わりましょう。

膝の関節もかなり緩んだはずです。膝蓋骨は、特殊な骨で種子骨の一種で例外的に大きな骨・腱の中にあり関節をスムーズに動かすための骨です。つまり膝の故障の初めのうちは、お皿のまわりの筋や腱のアンバランスから始まるのです。お皿のすぐ下に犢鼻(とくび)というつぼがあり、痛む側のその部位 は非常に硬くこわばっています。その部位を指でゆっくりと指圧して硬さを取ることです。風呂上がりで温まった後が最適です。

「成川臀部治療点について」
 上後腸骨棘と坐骨結節下端内側を結ぶ線上で臀部の割れ目をはさんだ両側に取穴する。
 ある高齢者(男性)の志室部位が非常に硬く、なかなか通常のEAP(電気針)でも軟化せず、これは腸のほうの弱った状態と考えた。うつ伏せの姿勢でどこが治療点かと考え、肛門から下腹部に響きを得ようと考えた結果 、上述した部位を選穴し驚きと共に志室部位の緩解くを得た。以来治療点としてツボ名がないので成川点と称し、愛用している。

 

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