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さて箱根登山鉄道に乗り込み、一路蒲鉾博物館へ向かう私たち3人。ここで何と、蒲鉾(かまぼこ)が自分で作らせてもらえるらしいのです♪ 朝9時頃にららさんとすぅさんが作ってくれた朝ご飯をたらふく食べていたので、お昼は食べずに実習へと望みました♪ 着いてしばらく博物館の中を見学したら、まず蒲鉾作り。 模範実演の後、各自に白身魚のすり身と刃のない小さな包丁のようなペタンとした道具が配られる。すり身をその道具で練って、蒲鉾板に盛って行く訳なのだが……。 ペッタンペッタンペッタンペッタン♪ これは楽しい! 蒲鉾作り、イケてますよ! 29女、子供と一緒に大喜び(爆) それが出来上がったら次はちくわも作らせてもらえたんですが、これも面白かった! いえ、むろん周さんとまいきさんも楽しそ〜でしたよ〜(笑) で、ちくわが焼けるのを待つこと約20分、出来立てのちくわを、棒付きのままでがぶんちょと頂きます♪(←かなりデカい) いやー、焼きたてちくわがあんなに美味しいと思いませんでした♪ その後、蒲鉾の方は蒸し上がるのに時間がかかると言うことで、もう夕方近かったこともあり、我ら夕食に向かうことに致しました。近くにあるのはビアホール♪ GOGO♪ 迷いもなくビール飲み放題(←2時間で、ジョッキ3杯以上から元が取れるお値段)を頼まれたお2人、さすがです。これは全員と言うことになっていたので、当然私も飲み放題。そうですか……(←ちょっとやる気) しかし前日の疲れもたたって、2杯止まり(^^; ちと残念。 料理もたらふく頼んじゃったしね(←痩せる気ナッシング) ちくわ類の練り物盛り合わせと豆腐とカルパッチョみたいなヤツだったけど。この豆腐が、豆腐のくせに絶品ちゃんでしたよ!(←くせに、っておい) 土鍋に豆乳が入ってて、コンロで暖められて目の前で豆腐になるのでぇす♪ 薬味ばんばん乗せて、土鍋いっぱいの豆腐を食べました。ちょっと幸せ♪ ケーキみたいな可愛いパッケージをしてくれた手作り蒲鉾をお土産に持ち、さて一層強くなる雨の中宿に向かう私たち(誰も止めない辺りがミソ) 博物館前からバスが出ていてラッキーでした。 ◇ そういえばこの辺で、すぅさんたちに携帯メールしたらば 「渋滞にハマっています」 とのお返事。ららさんは電車で帰ったんだけど、Nishiさんの車に乗ってるすぅさん、ええ被害に遭ってるみたいです。 さすが台風近付いてるだけあります(だから) ◇ 周さんが取ってくれたペンションは凄く可愛くてこじんまりしてて、私たちみたく怪しい客が泊まっても良いの? と聞きたくなるお宿でした(笑) 周囲は深い山奥状態で、灯り1つありませんでしたけど。 ここも温泉だとかで、じっくりしっかりと入って来ました。風呂場から見える窓の外にまでイングリッシュスタイルのガーデンが作ってあって、凝ってます。可愛い♪ 外は強風でドえらい横倒しになってましたけど。 そしてくつろぎターイム♪ 漫画がいっぱい置いてあったので、思わず読んでしまいました。レディースコミックだったのは内緒ね♪(おい) 酒井美和は結構好きなのだ(あれ? 名前間違ってるかも;) お2人に何の遠慮もなしに寡黙になってしまう私。そう。これが真の姿なのさ、ふふふ(嘘。疲れて喋る気力がなかっただけ。←おい) ◇ 台風情報と面付き合わせながら過ごした1晩。 ちょっと寝たんですけど(前日も前日だったからね)、でも、台風が気になって早くに目覚めてしまった。 私は午前11時10分東京発のバスに乗りたいと言い、逆算した所……。 11:00 東京 ↑ 10:30 新宿 ↑ 所要時間約1時間ちょっと。 9:00 小田原 ↑ 所要時間約50分。 8:00 バス停 と、まぁこんな感じで進めば帰れるかな、と。思っていた訳です。バス停はペンションのすぐ近く。無理を言って7:30に朝食を用意して頂き、食べてすぐに出発です。こんなに慌ただしい客もなかったのではないかと思われる。ペンションさん、有り難う(^^; さて。 ペンションを出ると。 凄い風です(泣) 雨はさほどでもないのですが、傘がさしていられない!(T_T) 無理矢理さして歩いてみたんですけど、見事に成仏してしまい、後は濡れて歩きました。くそう。 タクシーと言う手も考えたんですけど、近くなら良いんですが、このペンション、結構山奥で最寄り駅まで3,40分あると言う。したら、タクシー来てくれないんですよ!(T_T) 職務怠慢だよ、お前ら! ちくしょー、仕事せんかいっっ! ……失礼。 で、バスが来たのが8:12……だったと思う。予定OKです。 台風の影響でバス、遅れたりとかするんじゃないかなぁとも思ったんですが、そこは良い仕事してくれます。タクシーとは大違いさ。はっはっは(←……冗談ですからねー(笑)) 小田原駅に9時。 まいきさんはここで、 「台風と勝負!」 と言いながら、一足お先にさようなら。 まいきさんは西日本の人なので、新幹線がどこまで動くのかを気にしながら、台風のまっただ中に突っ込んで行く訳です(この時台風、愛知県辺りが怪しいと言われていたと思う。まだ上陸はしてないんですけど、すでに影響出まくりでした) まいきさん、ファイトだ〜! それから周さんと私、小田急ロマンスカーのチケットを買います。売場がどこか分からなくて、ちとウロウロしてしまった。この時はまだ私、そんな焦ってなかったんですよね。 で、特別券を購入して時間の確認をすると……。 9:35発 ……もしもし? これはもしや、ヤバいんでないかい? いやいや、ギリギリの時間を考えれば、まだ行って行けない時間ではない。 望みを捨てるな私!(←自分に言い聞かせている) ホームに入って行くと、当然普通列車もあります。おもむろに私、駅員さんに聞きました。 「15分の急行ってヤツ、35分発のロマンスカーより早く新宿に着きますか?」 そう。私、今さきほど買った特別チケットを捨てて、より早い方の電車に乗るべしと思いついたのです。この私が、何と言う太っ腹! 背に腹は変えられません。こんなことは、年に1度です。多分。 若い駅員さん、事情が飲み込めなかったのかもう1度聞いて来て、私は同じことを繰り返す。 「え〜っと……」 ガサガサと電車速度をグラフにしてある紙を取り出して、見てくれる。 「あー……ちょっとだけ早いみたいですね。10分位しか変わらないみたいです」 その10分が今の私には必要なんだよ!! その時。 『ガタンガタンガタンガタンゴゴゴゴゴ……』 嫌な予感。 振り返る私。 先ほどまで15分を表示していた電車のボード(←これ何て言うんだろうねぇ)が、パタパタとめくれて行く。あ〜あ、と言う気の毒そうな顔をして私を見る周さん。 私は駅員に向き直ると、周さんと同じ表情をしている兄ちゃんが言った。 「ご愁傷様でした」 有り難うございました(涙) ◇ でも乗ってしまえば、後は泣いてもわめいても変わらないですからね。1時間は、心穏やかに過ごしました。周さんと2人でお喋り。何喋ったか、全然覚えてねぇや(おい) まいきさんに何度かメールした記憶があります。何とか新幹線は動いてて、帰れそうだ、と。 そして私にも、徐々に近付く勝負の時。 ところが、ここに来て台風の影響が!!(←ガチンコ風に) 「本日台風により、電車遅れております。ご迷惑おかけしております」 迷惑じゃあぁ〜!! ちゃっちゃっと進まんかい、ちゃっちゃっと! しかし焦る私をよそに、ブイ〜ン♪ と進み出す電車。この時の遅れ約3分(←でも貴重) 時間はもう、10:50近く。何をどう考えても絶対無理な気がします。しかし人間諦めてはいけません。いつ何時、何があるか分からないものです(←必死に自分に言い聞かせている) 「扉が開くと同時に走ります、私」 と周さんに言い、早々に荷物をまとめてドアにへばりつく私。昨日の時点では、まさかこんな慌ただしい別れになるとは思いもしなかった。ってゆーか、もう1泊することが間違ってるよ私たち(←でも敢えてこの時は考えない) 「新宿止まります」 アナウンス。ああ、早よ止まれ(←喧嘩腰) 電車止まります。 扉開きます。 ダッシュ!! おそらく私、ここ数年の間に最も早い走りだったんじゃなかろうか。 しかもどえらい方向音痴な私が、この時だけは迷わない! 神様有り難う! こんな訳の分からない所で、運使っちゃってるよ私!(号泣) JR中央線。 「あれだ〜!」 内心叫びながら階段を駆け上がり、丁度来ていた新快速に飛び乗る! 背中で締まるドア。 振り向いてから時間を見ると、それは51分発だった。私ってば凄いぞ(自画自賛) そして、乗って落ち着いてから、ふと思う。 小田原から東京直のJRの新幹線が、一番早かったんじゃ……。 ああああああ嫌なこと考えちゃった。考えないようにしてたのに〜〜!(馬鹿) ◇ 新快速って、15分で着くんですよね。行きにその恩恵に預かってる私、計算なら6分に着く訳だから、4分でホームと駅構内を駆け抜けることが出来ればバスに乗れるんだと思い、密かに息を整えておりました(←怪しい乗客……) でもここでも、台風の影響が!!!(←ガチンコ風←もうええっちゅーに) 「停止信号です。しばらくお待ち下さい」 待てるかああぁぁ〜!!! 内心号泣。 ほんの1分でしたが、ま〜さ〜に命取りです。 多分この11時のバス逃したら、午後からは一層風が強くなってバスが止まって帰れなくなると思ってますので、私、必死です。 ※ ここで解説致しますと、某県某町への高速バスと言うのは、11:10を逃すと次はもう15:30しかないのです。しかも到着までの道のり2時間もかかるし、文字通り高速道路を走って行くバスなので、台風でも来ようものなら止まっちゃうバスなのです。 ◇ もう駄目だ。もう駄目だ。ホテル取る算段しなきゃ。あああでももしかしたらミーチャさんちに転がり込めるかな(おい) いや、まだ3分あるんだ、諦めちゃいけない。諦めるのは、精一杯やってからだ。そうよ! 精一杯やらなきゃ駄目なのよ!! 悔いを残しちゃいけないのよ!!!(←もはやお経のごとく念じている) そして開く扉。 ダッッシュ!!! ええ、この瞬間“最も早い走り”は、更新しました。 誰が見ていよーが構いません。エスカレーターなんて、立ち止まってるモンじゃございません。エスカレーターの右側を急ぐ人用に開けておくなんて、変な取り決めだよなおい、と思ってたんですけど、生まれて初めてこの制度に感謝致しました(T_T) 東京の人、有り難う。 普通は8分の道。行きは、5分で走れた。 しかし今、時計にはもう2分しかありません!! もう足が棒のようです。 東京駅の一番端っこ、高速バス乗り場が見えて参ります。 ほんの100mほどだと言うのに、1kmに見える遠い道です。 もう歩いちゃおっかなー、とか思います。時計は10分過ぎようとしています。絶っっ対無理です。 息も上がっちゃってます。 もう駄目です。 神様有り難う。 ここまで来れただけでも私、幸せだよ(←もうイっちゃってる) バス乗り場の所定の位置。 バス、いません。 「あー、やっぱり駄目だったんだ……」 諦めていたとは言え、ガックリな気持ちが心を渦巻きます。 しかしその時!! 「あっっ!」 私は立ち止まりかけた足を進めて、別のバスに阻まれて道路に出かかった所でジリジリしている○○町行きのバスを見付けました! ハラショー!!! 道に飛び出す女。この時ひかれてても、文句言えない。 ドアをバン! と叩いて運転手のおぢさんを驚かせた後、私は入れてもらえました。満席に近かったです。 一番前に取り敢えず座って(もう歩けなかった)ひとしきりゼイゼイ。あまりにもの凄い到着の仕方に、一気に脚光を浴びてしまいました。良いんだ。皆、帰ったら今日の話のネタにしてくれい。 「今日バス乗ってたら、凄い形相の女が飛び乗って来て……」 会話は目に見えるぜ。 隣りに座ったおぢさんが、話しかけて来る。 「どっから走って来たんだい?」 「ゼイ……快速乗って……ゼイ……新宿から、15分で……」 「嘘だ」 おぢさん……そんなきっぱり否定しないで(T_T) 「あ……間違えました。20分です」 それでおぢさん、黙っちゃいました。それをやっぱり嘘だと思ったのか妥当と見たのかは、未だ不明です。 ◇ 心配かけた周さんまいきさんたちに携帯からメール。ついでに旦那さんにもメール。 台風よ、有り難う。 ネタになったよ(涙) ちょびオフよ、さようなら。 楽しかったです。 いつかまた第2弾があるのなら。 今度は優雅に歩いて合流したいです(泣) どうも有り難うございました。 レポートを読んで下さった方も、どうも有り難うございました。 何のオチもない、痛いレポートにしかなりませんでしたが(合掌) FIN 2000.夏頃……だっけ?
このエッセイは、チョビ髭倶楽部に投稿させて頂きました。 |