4/26〜27

 それは26日、前日の昼でありました。
空港まで電車で行くの!?」
 会社のネーさん、呆れ顔でございます。

 yahooで検索かけただけだったので、まさか船で行く方法があるとは知らず。いよいよ明日からだね、気をつけてね〜などと和やかな会話をしていた昼休みに、その問題は突如浮かび上がりました。
 ネーさんからURLを頂いたりして、慌てて検索をかけだす私。会社のパソコンで(※よい子はマネしないで下さい)。なるほどセラヴィ観光汽船か! と、電話番号と出航時間を調べ終わったところで、お昼休みが終了したのでありました。
 電車で陸続きに空港へ行くより、ずっと早くて価格も手頃。一安心でした。

 が。

 4月21・22日の東京旅行を終えて一週間。何をしていたんだろうね私あははうふふお花畑が見えるよ〜みたいなイっちゃってる状態で仕事をこなし、その合間で宿を探しルートを考え頭をパンクさせながら、気が付きゃ26日でございます。慌てて銀行に行って金をおろし、トートバッグに着替えを放り込み晩ご飯を作って食べて皿洗いして……と、やってる時、唐突に船の電話をかけてないことに気付きました。
 慌てて携帯から電話したのは、夜8時半。家の電話を使えばいいのに。確か、どこかに会社は9時までやっていると書いてあった気がします。気のせいだったかも
 コールが鳴るも、誰も出ません。
 旦那には「もう誰もいないんじゃない? 直接行くか電車にすれば?」などと言われます。
 すると「セラヴィ観光汽船、予約センターでございます」と、おじさんが電話に出てくれました! ひゃっほー!(T▽T)
 勢い込んで「席、空いてますか?」と訊く私に、おじさんは言いました。
「現在27名、予約が入っており、177名ご乗車いただけます(←正確な数字を忘れてしまいましたが、こんなこと言われました)
 思わず大爆笑して「いえ、さすがに178人も連れはいませんから、それなら安心です」と言ってしまいました。

 何名様ですかと訊かれて一名ですと応えると、おじさんは私の名を訊かずに電話を切ってしまいました。……これ、予約になってるん?
 でも、まぁ今から急に177名予約が入っちゃって私が乗り損なっちゃった、なんてぇありえない展開は、まずないだろうから、ここは安心していいでしょう。明日は5時起床で朝一の船に乗りに、車を走らせることとなりました。
 荷物を抱えて電車を乗り継ぐこと考えたら、ごっつい楽です。
 時間も半分、電車だと8時ぎりぎりにしか着かない計算だったのが、船なら7時に着いてしまいます。ゆっくりできます♪

          ◇

 さぁーて、と思いつつ夜9時から私がするのは、寝ることではありません。
描けてないっ!」
 大慌てしながら紙を用意して、そこからイラストを描き出します。旦那様はとうとう呆れ顔でございます。どうしてもっと早くに描いておかなかったのかとは訊かないで頂きたい。言い訳するぐらいなら初めから一ヶ月前に描いておるわっ!
 柚希実さん宅に泊まらせて頂くお礼に、額付きで絵を贈ろう、とは、こちらの連載小説が終わった時から、ずっと考えておりました。考えていたまま、ずっと描いておりませんでした
 せっかくお会いできる、生絵を手渡しできる、お礼を述べて心をこめることができる、この機会は一生一度しかありません。後日に描きあげて送るもできますが、それでは魅力半減です。色々な方に色々な不義理をかましてきた私ですが、これだけは外せません。
 ……という私の執念を理解したかのように、久しぶりに描いたにも関わらずリディアの表情は一発で決まり、フォースの体勢も一発で描けて色鉛筆の調子も良く、あれよあれよと仕上げることができたのでした。ちょっと腕が長い気がしますが、気にすんな(←おい)。
 いつもは無関心な旦那ですら「うまいやん」と覗き込んでくれるじゃありませんか。「どうよ?」と絵のバランスや色の濃さなどを見てもらいながら、3〜4時間で完成させました。

 ところが。
 今度は気が高ぶっちゃって、寝れません(泣)。遠足前の子供ですか私は。
「寝れないよ〜」と夜の2時にSNSへ書き込んで気を紛らわせたりなどしてみますが、どうにも落ち着きません。なんか忘れてる気がする……という気分も拭えません。そしてこういう時は大抵、本当に何かを忘れているのでありますが、思い出せないものは仕方がありません。
 とりあえず気になったまま放置していくつもりだった稲荷寿司の作りかけなどを完成させてみました。いや酢飯と煮揚げを冷ましたまま絵を描いていたら、旦那が「バラバラのままで食うから放っておいていいよ」と言うてくれましたので。でも、どうせ食べるなら寿司の形状で食べたいですわよね(笑)。
 お腹が減ったので、味見も兼ねて一個ぱくっ。
 形が崩れちゃったのも出たので、それもパク。
 旦那の明日からのご飯には、14個の稲荷寿司が残りました。それからレトルトパックも並べて、後は自分で何とかするだろ5日間。

 そう。
 今回、旦那さん置き去りです。
 離れた場所に暮らすよもぎの森さんと現地で落ち合っての、2人旅なのです。GWしか日が空けられなかったと言う彼女に合わせて先週東京今週北海道の三重県人という無茶な春になりましたが、札幌の方々へ会いに行く旅なので土地勘がなくても連れてってもらえますから、ちょっと気が楽です。怒涛な事態が起きても、何とかなりそうです(←全然根拠なし)。

 寿司を作って落ち着いて、ようやく寝たのが午後3時。
 2時間後には起床です。
     ↓
 やっと出かけますよ;

index

背景:Verdant place
Copyright (c)Rinko, All rights reserved.