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  6.

 2/19午前7:30

 うっだらうっだらと深夜まで喋りつつも、朝ご飯を食べに出る私たち。その足取りは重いが、食べる量はある意味元気。少しは遠慮……しないらしい(だってタダだしねぇ。ビュッフェだしねぇ)
 天気は悪く、滑れる状態ではないなこれは、という結論が出た。
 姫がちょっぴり呟いた。
「もうちょっと滑ってみたかったかな〜」
 ナイト(自分で言うな)の胸がきゅんとなった(おいおい)
 せっかく2泊もしたのに、mさんが滑ったのは、ほんの2時間ほどだけ。で、昨日は昨日で精神的にぐったりまいっただろうし(←張本人は元気)
 楽しいスキー旅行のはずだったのに、これで終わってしまっては何だかやりきれない。何より、このままスキーの楽しさをいっこも知らずに帰ってしまっては、mさんは2度とスキーに来てくれないかも知れないではないか! ←結局そこが問題らしい。
 などと悶々としつつも朝食をたいらげ、10時以降にも部屋にいれるかどうかを聞きに行った。レイトチェックアウトってヤツである。お金はかかるがしょうがない。バスが到着するのは、夜なのだ。また深夜にバス泊というパターンを取った私。この時は後悔しました。
 普通、バスのスキー旅行の場合、行きはバス泊でも、帰りは昼間に出るパターンが多いんです。その方が疲れないし、ってな理由。
 でも今回は2泊もするし、昼までだからとセコセコ急ぐのが嫌だったので、ゆったり夕方まで滑っちゃえ〜♪ という気持ちで夜出発のコースにしちゃったんですよね。レイトチェックアウトでも、それでもいられるのは多分3時とかまでなんですけど、でもひがな一日ロビーをうろうろしているよりマシです。

 しかし。
「申し訳ありません、お客様、今日はいっぱいなんですよ〜。掃除もあるので、レイトチェックアウトがご利用になられません」
 何?
 週の半ばなのに、ビックリしました。マジ。
 で、どうしようかと迷っていると、mさんが横から口添えしてくれました。
「すみません、彼女、頭に怪我してて、安静にしてなきゃいけないんです。何とか都合がつきませんか?」
 別に安静にしてなくても大丈夫なんですけど、私ーと内心は思いましたが、ここは大人しく黙っておきます。だってmさんたちもいられる部屋がいるもんね。
 そしたらホテルのおねーさん、昼間は使っていないカラオケルームの1室をあてがって下さることになりました。
「mさん、ありがと〜v」
 そしたらmさんに、鈴子さんじゃ強く言えないだろうなと思ってと言われました。何か読まれてる……(←実は小心者)
 で、

「だから鈴子さん、もっと病人らしくしなきゃ駄目だってば」
 ……はい(^^;(←爆)

          ◇

 午前12時

 で、通された部屋で喋ったり寝たりしてたんですが、昨晩の元気はどこへやら、いまいち覇気が戻らない。まぁ滑れないわ怪我人だわの状態で覇気もくそもないのだが。
 そんなこんなでお昼ご飯。
 あまりお腹減ってないね〜。とか言ってたんですけど、取りあえず食べに行くことにして、2階のレストランへ。お昼代は入ってなかったので1500円と言われ、払うのが少し勿体なく思ったんですが、お昼もやっぱりビュッフェでしかも朝や夜とまたメニューが違い、美味しい!
 ホテル、本当にアタリでした。
 で、そんな私たちを迎えてくれる白銀に輝く世界
「……え?」
 どうやら、午前中ですっかり晴れたらしく、老若男女が楽しく滑っていらっしゃる。
「嘘ー!」
 と叫んだのは、誰だったか。
 この時私たち、もう使わないものだからと思い、スキー用具から着替えから一式、すべて荷造りを終え、宅急便コーナーに預けてしまっていたのだ。もし手元に道具があれば、今すぐにゲレンデに出て行くのに……! というほどのピーカン(死語;)になってました。惜しいなぁとMさんが呟く。
 もう、いても立ってもいられません。
「ちょっと行って来ます!」
 引き留められないうちに行っちゃえと思い、私、速攻で走りました。ご飯そっちのけ。数分で用事を済ませりゃ、ご飯は逃げない。でも宅急便に出した荷物は、昼の便などで出されてしまうかも知れない。荷物は逃げるのだ!
「その荷物待ってぇ〜!」
 などとは叫ばなかったが。

 そんなわけで無事荷物を止め、晴れ晴れとした気分でご飯が食べれて幸せでしたv


 終わり良ければすべて良し?
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