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.3.


 いい天気でした。野外で遊ぶにはもってこいの天候の下、本日はみんなで秋芳洞です。高校生の時に行ったきりでしたので、実に8年ぶり?(←10年抜けてます) 月日がたつのは早いものです。
 車2台つらなって、ドライブ♪

 延々と続くのどかな風景に4人して、まったり。平地をすりぬけ街を抜け、どんどん山へと分け入ります。それも深い山じゃないので、空が広くて視界良好、最高です。時々危険な会話を交えつつ、やいやい騒いで参ります。と、その時。
 道の裾に、沼が広がりました。
 ひっきりなしにしゃべっていたはずの我らから、言葉がなくなりました。
 天使が通りすぎて……。
「今、この沼で妄想したヤツ」
 はぁ〜い、はぁ〜い、はぁ〜い(挙手)。爆笑。
 それぐらい雰囲気のある、何かが出てきそうな沼だったんですよねぇ。出てくるのは妖怪か人魚か、ネッシーか(笑)。楽しい数十分でした。

 ほどなくして到着した秋吉台は、18年前と変わらない風景のまま、そこにありました。


撮影伊吹花梨さん

 駐車場から少し登って、展望台から見た風景です。
 ここから入場してエレベーターで降りるってんで、いそいそとチケットを購入、遠足気分でお茶を買って、地底探索へと行って参りました。

 エレベーターを降りて最初に感じた印象は「暑い」。地底のくせに意外と暑かったのです、鍾乳洞。普通、寒いんとちゃうか? 人いきれのせい?
 さすが日本一の秋芳洞には意外と観光客がおりました。ひしめいちゃって歩けな〜い、なんてぇほどではありませんでしたし、チケット購入には行列もありませんでしたがね。皆様おごそかに静かに鍾乳石の数々を見てらっしゃるのが、印象的でした。


撮影伊吹花梨さん


 すんごく深い湖に見えますが、実は浅いです。澄んだ水が鏡になって、くっきりはっきり上の岩が映っていました。この写真もかなり雰囲気を出して下さってますが、何とも言えない感動を生んだ真の光景、現地でぜひ味わって頂きたく思います。

 神秘の国。
 何て言うんでしょうかねぇ。こう「踏み入ってはいけない場所」って、あると思うんですよね。榊の内側、山の頂上、海の底。神に祈りながら入らせて頂く(・・・・・・)という敬虔な気持ちになる場所だと感じました。
 なのに、がしがし踏み入る私
 だって、そこに道があるからさ。行っていいよと書いてありゃあ行きたくなるのが人間です。別料金300円を握って、子供ちゃんたちに混じって「冒険コース」を登ってまいりました。ブーツでは無理がありましたが、このブーツなかなか優れもので、ヒールが高くありません。それに革が柔らかい。さすが衝動買いでン万円出した代物(←でもコートは1000円とかいう、無茶苦茶な買い物します私。自慢は300円の鞄です)。
 結局、立神さんと2人ででしたっけ? 待って下さる皆さんに荷物を預けて、がしがし岩登りしてきまして……そこで「こんなトコにまで行けるー♪」と喜びながら狭い穴蔵の下にまで潜り込んで遊んできましたのです。
 そしたら!

「きゃああああああっ!!」

 思わず悲鳴。慌てふためいて逃げる私。爆笑しながら「お帰り」と受け止めて下さった立神さん、ありがとうございました(T_T) コケかけた(T^T)
 がっ!
 こんな地底なのに、虫がっ! なんか、サナダ虫みたいなヤツがっ!!
 泣くかと思いました。ていうか、ちょっと泣きました。

 一応、表の看板やサイトの方にも「虫がいますよ〜」とは書いてあったのですが、そんな明るくて人がわらわら歩いている場所に、虫さんが出てくるはずないと思っておりまして。実際いなかったので、油断していたのですよね。
 私が覗き込んだ場所は、冒険コースの頂上付近で、しかもコースからは少し離れた洞窟です。そんな場所にまで文字通り首をつっこんだ、私が悪い。穴の内側に首つっこんで見上げた、その天井にこんなヤツ(写真下)がいたなんて、今となってはネタですが、あれが私の顔に落ちてきてたらと想像すると、素で悪寒が走ります。いやもうホント無事で良かった(←大袈裟です)。
(画像の元ページはここで、その大元は山口大学キャンパスライフさん)
 どうやら悲鳴は下で待つみんなにまでは聞こえなかったようでして、どうしたの何があったのと言われて「虫が〜! 虫が〜!」と、わめく私。これぐらいの大きさだったと広げる右手が、だんだん大きくなりますよ(笑)。

 それから歩いて、本来の入り口へ到着。ふわぁっと視界が開けます。地上の国に帰還です。なんかホント「ただいま」って気分だったよ(笑)。
 この入り口も昔通りで、変わってなくて。懐かしい思い出と明るい太陽に目を細めつつ、しばし外の空気を味わいます。これからUターンして、また洞窟に戻ってエレベーターに乗り、駐車場へと帰らねばなりません。ここで出てバスに乗っても良かった気もしますが、そういう案はなかったね(笑)。



 足元を流れる水が光ってて、綺麗でした。なんか魚が泳いでました。
 しばし眺めて回って「さぁ行こうか」と、おもむろに上着を脱いで、肩にばさっ。どこの仁義者ですか私(笑)。時間もないことから颯爽と歩いてしまいましたが、足が痛くなった方があったのには申し訳ないことをしてしまいました;

 この近くに素敵なレストランもあるんですよ♪ と事前にウキウキ話していたのですが、どうやら、そんな時間もありません。帰りの電車に乗り遅れるという笑えないネタだけは避けたいので、そこのお食事どころでそばやら焼きそばやらを頂戴いたしました。んでも、みんなで食べるとおいしいね♪
 それから少し土産もチェック。必要最低限だけ買いこんで広大な景色にさようなら、喧騒ただよう待ちへと戻ってまいります。喧騒ってほど、うるさくないけどさ厚狭(笑)。いい町でした。

 鮎さんちに戻って歓談することしばし、一人また一人と帰っていきます。車でお送りするのをログハウスから見送る私、車をおいかけて道に倒れてもなお手を伸ばして追いすがる名残惜しさを演出してみたのですが、車内でそんなに大うけして頂けてたとは思いませんでした(笑)。
 この時には、この一回きりかも知れないなぁと内心は思っていた厚狭でしたが、実はこの後も正月早々に鮎さんと会えてカラオケするわ喋るわはしゃぐわの大騒ぎ(?)だったので、このレポートを書いていても、あまり懐かしさは感じません。
 またなって気分です(笑)。

 また来ます秋芳洞。今度は素敵なランチも食べよう。
 またなっ。


2006.10.13・14・15
2007.5.5 脱稿

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