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本当はもっと以前に頂いておりました。
でもなかなか食べる勇気が出ませんでした。
裏を見たら「05.12.30」と書いてありました。過ぎても何てことなさそうな気がしましたが、今年のネタは今年のうちにってことで今年最後のエッセイ(笑)をキテレツお菓子の紹介で納めさせて頂きます。まぁウチらしい。
29日の朝。朝ご飯のヨーグルトを食べる前に、思いきって出して来ました。
「マスカットになっちゃいました」

いや、なっちゃってねぇよ、お前。

中身を出しても薄っぺらい。
やっぱりマスカットじゃありません。
これが何かと言いますと、茨城の会社渇ル道が出した酢のための駄菓子!
「今!何かと話題の「お酢」。お酢はからだにいいよっていうじゃない。毎日たのしくとってもらうために、私、マスカットになっちゃいました!
渇ル道がお届けするあたらしいおいしさ。
ちょっぴり刺激的でフルーティな味をみんなで食べてみますかっと。」
という宣伝文句が菓子袋の裏に書いてありました。
あまりにもツッコミどころ満載だったため、あえて文章は原文のままです。太字にしようと思ったら全部の文章が太くなります、これ。
……。
食べてみますかっと。
……。
頑張れ菓道。そのセンスはちょっと好きだ。
ちなみに原材料を見ると、
「魚肉すり身、小麦粉、イカ粉、糖類、果実酢、濃縮果汁、香辛料、調味料(アミノ酸等)、ソルビット、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(ステビア・甘草)(原材料に大豆、乳を含む)」
というラインナップ。
つまり、この塊はほぼ魚肉でできているワケですね?
それをマスカット味に仕立ててあるワケですね?
しかも、このお菓子は健康的に酢を摂取するのが目的なワケですね?
分析はこのぐらいにしましょうか。
まず一口、味見してみましょう。
かじっ。
ああ、いかん。味がしない。少なすぎました。
かじりっ。
……。
……?
……!
意外に行けます。
表面をベットリとおおうシロップに騙されながら、ほんのりとマスカットの風味が漂って酢をあまり感じません。魚肉の味わいもシロップと渾然一体と化しており、あ、でも段々とシロップを食べ尽くしてしまうと魚肉と酢の味が際だってきて口に残るマスカット味と混ざって何とも不思議な世界観が口の中に広がってすまん私が悪かった。
慌てて飲みこみました。
味わってはいけない商品でした。
そうと分かっていて、あえて味わう私。
ネタですから。
残った分は口の中へ、折りたたむようにして一口で処理いたしました。
ハグハグハグ、ごっくんって我ながら電光石火です。
すかさず朝食のフルーツ入りヨーグルトを掴んで口直し。
口に風味を残してはなりません。
食べた瞬間だけを味わうお菓子でした……っていう、この記事はむしろ購買意欲を減退させている……? んーん、まぁ多分、自分では一生買わない菓子ですけどね。
でも、どこかでまた出会うことがあったら思わず買っちゃうかも知れません。
人にあげるために(←やるな)。
私にこれをくれた謎フード公安委員会ぱく会長、有難うございました。
来年もネタ下さい(←おい)。
2005.12.30
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