直木賞のすべて
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第22回

吉川英治文学新人賞

=受賞者=
野沢 尚

=候補者=
池井戸 潤
大塚英志
恩田 陸
五條 瑛
松井今朝子


吉川英治文学新人賞-選評の概要
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 平成12年/2000年度
 (平成13年/2001年3月5日決定発表)
選考委員  浅田次郎 阿刀田高 伊集院静 北方謙三 高橋克彦 林真理子
選評総行数  30 32 33 30 27 30
評言 評言 評言 評言 評言 評言
候補作 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数 評価 行数
野沢尚 『深紅』 評言 11 10 7 4 27 14
池井戸潤 『M1』 評言 2 3 7 4 0 0
大塚英志 『木島日記』 評言 2 3 0 3 0 0
恩田陸 『ライオンハート』 評言 2 7 9 4 0 0
五條瑛 『夢の中の魚』 評言 6 9 7 6 0 16
松井今朝子 『奴の小万と呼ばれた女』 評言 11 6 5 7 0 0
           
見方・注意点

このページの選評出典:『群像』平成13年/2001年5月号
1行当たりの文字数:20字


選考委員浅田次郎×各候補作  見方・注意点
「才気」と「完成度」と「熱量」 総行数30 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
野沢尚 全委員 11 「すぐれたストーリーテリングに支えられた完成度の高い作品である。」「(引用者注:「奴の小万と呼ばれた女」との)甲乙はつけ難かった。」「のっぴきならぬテーマを扱っているわりには、小説的な重厚さを感じない。」「加害者と被害者のそれぞれの娘が、運命の鏡に向き合っているというすばらしい構図を、十分に描ききってはいない。」
池井戸潤 全委員 2 「アイデアばかりを集積させた感を否めなかった。」
大塚英志 全委員 2 「第一章の持つ力が持続せず、」
恩田陸 全委員 2 「ユニークだが普遍的な魅力に乏しく、」
五條瑛 全委員 6 「(引用者注:「奴の小万と呼ばれた女」「深紅」より)すぐれている点は、作品に充満した熱量である。」「視点がやや不安定な上に、ヒステリックに筆が滑る箇所が多く、情熱を担保するだけの技術に欠ける。」
松井今朝子 全委員 11 「六篇の候補作中最も才気を感じた作品」「人物の造形も風景の描写もきちんと小説的に仕上がっており、大胆な結構も不自然ではなく、さらに資料はよく咀嚼されて薀蓄に流れるところがなかった。あえて難を言えば、前半と後半に文体の変化が見受けられる点で、これは執筆に時間をかけすぎたせいであろう。」
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他の選考委員
阿刀田高
伊集院静
北方謙三
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選考委員阿刀田高×各候補作  見方・注意点
わずかな差 総行数32 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
野沢尚 全委員 10 「初めの九十ページほどが抜群におもしろい。質も高い。だが、それからは中だるみがあって、結末はリアリティを欠くところもある。」「私は迷ったすえ「深紅」のおもしろさに一票を投じた。」
池井戸潤 全委員 3 「経済小説としての野心をおおいに買ってはみたが、人物が立っていないし、ややこし過ぎる。」
大塚英志 全委員 3 「従来の小説にないなにかを狙った作品だが、それが結実していないように感じられた。」
恩田陸 全委員 7 「たとえSFであっても外国を舞台にして外国人を登場させることのむつかしさに、もう一息、配慮がほしかった。」「この作品からは風土の匂いも、時代の気配も漂って来ない。」
五條瑛 全委員 9 「人物の描写力に優れているが、ストーリィの発展性においておもしろみを欠くように感じられ、エンタテインメントとして高くは評価できなかった。」
松井今朝子 全委員 6 「手堅く創られている。力量に不足はないのだが、読んでいて、なぜかおもしろみが込みあげてこない。」
  「最終的には「夢の中の魚」「深紅」「奴の小万と呼ばれた女」の三編の争いとなった。」
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他の選考委員
浅田次郎
伊集院静
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選考委員伊集院静×各候補作  見方・注意点
新しい力と気迫 総行数33 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
野沢尚 全委員 7 「ともかく読むものを引き込む力が図抜けていた。私は野沢氏の気迫を感じた。」「これを機にミステリーのみならず、普遍のテーマの小説にも挑戦して欲しい。」
池井戸潤 全委員 7 「導入の巧みさに期待を持って読みすすめたが、中盤以降、私が想像していたものより安易に人間たちが片付いてしまった。氏は一度、人間と金の問題にじっくり向き合ってはどうか。」
大塚英志 全委員 0  
恩田陸 全委員 9 「男女の遭遇と時空を超えたストーリーの作りは興味深く読んだ。スマートな文章の心地良さと映像的表現手法が若者に共感を呼ぶのだろう。ただ今回の作品は時空を超えることを重ねて生まれるはずの、主題の集約が弱かった。」
五條瑛 全委員 7 「女性の描き方が上手い。女性を絡めた時の男性も活き活きしているが、男性だけを歩かせると、平坦になる気がした。」
松井今朝子 全委員 5 「充分に受賞の可能性があったし、その価値があると私は思った。木村蒹葭堂の若き日など、私には楽しかった。」
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浅田次郎
阿刀田高
北方謙三
高橋克彦
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選考委員北方謙三×各候補作  見方・注意点
映像を超える表現 総行数30 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
野沢尚 全委員 4 「冒頭の、闇の中に押し出されるような少女の不安の描写が圧倒的で、映像では表現できない緊迫感があり、秀逸だった。」「妥当な受賞であったと思う。」
池井戸潤 全委員 4 「銀行の内部描写などこの作者にしか書けないものだと感じられた。人物設定がやや安易で、絵空事を突破する迫真力を感じさせるまでに到らなかった。」
大塚英志 全委員 3 「読後、私を困惑させた。小説はなにをどう書こうと自由だと思うが、私には普遍性と必然性が発見できなかった。」
恩田陸 全委員 4 「小説の構造としてはよく考えられていたが、作者の眼がそちらに傾いていて、描かれた恋愛がある昇華を見せるところにまで達していないと思った。」
五條瑛 全委員 6 「スパイの日常が、切迫感がなく淡々と描き出されているところに、新しさがあった。」「洪に強い線がなく最終的に祖国愛を表出させなければならなかったところ、パクの過去がやや類型に落ちたところが惜しかった。」
松井今朝子 全委員 7 「思い通りに生きた女の半生が克明に描かれている。ただそういう生き方しかできなかった女の、諦念や哀しみが行間から立ちあがらず、惜しいと思った。」「筆力は充分でありながら、受賞作となるのに半歩及ばなかった。」
  「六作それぞれが、傾向が違い、その意味では壮観であった。」
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浅田次郎
阿刀田高
伊集院静
高橋克彦
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選考委員高橋克彦×各候補作  見方・注意点
『深紅』が開いたドア 総行数27 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
野沢尚 全委員 27 「これしかない、という思いで選考会に臨んだ。」「被害者と加害者の子供同士がこれほどまでに深く関わり合う物語など読んだことがない。この構想を思い付いただけで評価に値する。」「せっかく感情移入させた主人公の世界を惜し気もなく完全逆転させる第二章。冒頭の章が幼い少女の視点であることをトリックに用いたとしか思えないほど残酷で鮮やかな逆転劇だ。」
池井戸潤 全委員 0  
大塚英志 全委員 0  
恩田陸 全委員 0  
五條瑛 全委員 0  
松井今朝子 全委員 0  
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選考委員林真理子×各候補作  見方・注意点
五條瑛さんの塩梅 総行数30 (1行=20字)
候補 評価 行数 評言
野沢尚 全委員 14 「表現は悪いが、私はこの人の「あざとい」という感じのうまさがずっと気にかかっていたのであるが、今回の「深紅」は、そうしたものが消え、本当にうまい小説に仕上がっている。」「後半があまりにも中途半端だ。(引用者中略)許しと癒しの小説にするのだったらそれは徹底しなくてはいけなかった。が、今この賞をおとりになるべき方だろう。」
池井戸潤 全委員 0  
大塚英志 全委員 0  
恩田陸 全委員 0  
五條瑛 全委員 16 「非常に計算された面白い小説であった。」「本当に東京に根を生やした、一地方出身者として淡々と(引用者注:スパイが)描かれている。この淡々という塩梅は、この小説を洗練された味わい深いものにしている。」
松井今朝子 全委員 0  
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他の選考委員
浅田次郎
阿刀田高
伊集院静
北方謙三
高橋克彦
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野沢尚『深紅』×各選考委員  見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎 全候補 11 「すぐれたストーリーテリングに支えられた完成度の高い作品である。」「(引用者注:「奴の小万と呼ばれた女」との)甲乙はつけ難かった。」「のっぴきならぬテーマを扱っているわりには、小説的な重厚さを感じない。」「加害者と被害者のそれぞれの娘が、運命の鏡に向き合っているというすばらしい構図を、十分に描ききってはいない。」
阿刀田高 全候補 10 「初めの九十ページほどが抜群におもしろい。質も高い。だが、それからは中だるみがあって、結末はリアリティを欠くところもある。」「私は迷ったすえ「深紅」のおもしろさに一票を投じた。」
伊集院静 全候補 7 「ともかく読むものを引き込む力が図抜けていた。私は野沢氏の気迫を感じた。」「これを機にミステリーのみならず、普遍のテーマの小説にも挑戦して欲しい。」
北方謙三 全候補 4 「冒頭の、闇の中に押し出されるような少女の不安の描写が圧倒的で、映像では表現できない緊迫感があり、秀逸だった。」「妥当な受賞であったと思う。」
高橋克彦 全候補 27 「これしかない、という思いで選考会に臨んだ。」「被害者と加害者の子供同士がこれほどまでに深く関わり合う物語など読んだことがない。この構想を思い付いただけで評価に値する。」「せっかく感情移入させた主人公の世界を惜し気もなく完全逆転させる第二章。冒頭の章が幼い少女の視点であることをトリックに用いたとしか思えないほど残酷で鮮やかな逆転劇だ。」
林真理子 全候補 14 「表現は悪いが、私はこの人の「あざとい」という感じのうまさがずっと気にかかっていたのであるが、今回の「深紅」は、そうしたものが消え、本当にうまい小説に仕上がっている。」「後半があまりにも中途半端だ。(引用者中略)許しと癒しの小説にするのだったらそれは徹底しなくてはいけなかった。が、今この賞をおとりになるべき方だろう。」
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他の候補作
池井戸潤 『M1』
大塚英志 『木島日記』
恩田陸 『ライオンハート』
五條瑛 『夢の中の魚』
松井今朝子 『奴の小万と呼ばれた女』
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池井戸潤『M1』×各選考委員  見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎 全候補 2 「アイデアばかりを集積させた感を否めなかった。」
阿刀田高 全候補 3 「経済小説としての野心をおおいに買ってはみたが、人物が立っていないし、ややこし過ぎる。」
伊集院静 全候補 7 「導入の巧みさに期待を持って読みすすめたが、中盤以降、私が想像していたものより安易に人間たちが片付いてしまった。氏は一度、人間と金の問題にじっくり向き合ってはどうか。」
北方謙三 全候補 4 「銀行の内部描写などこの作者にしか書けないものだと感じられた。人物設定がやや安易で、絵空事を突破する迫真力を感じさせるまでに到らなかった。」
高橋克彦 全候補 0  
林真理子 全候補 0  
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他の候補作
野沢尚 『深紅』
大塚英志 『木島日記』
恩田陸 『ライオンハート』
五條瑛 『夢の中の魚』
松井今朝子 『奴の小万と呼ばれた女』
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大塚英志『木島日記』×各選考委員  見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎 全候補 2 「第一章の持つ力が持続せず、」
阿刀田高 全候補 3 「従来の小説にないなにかを狙った作品だが、それが結実していないように感じられた。」
伊集院静 全候補 0  
北方謙三 全候補 3 「読後、私を困惑させた。小説はなにをどう書こうと自由だと思うが、私には普遍性と必然性が発見できなかった。」
高橋克彦 全候補 0  
林真理子 全候補 0  
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他の候補作
野沢尚 『深紅』
池井戸潤 『M1』
恩田陸 『ライオンハート』
五條瑛 『夢の中の魚』
松井今朝子 『奴の小万と呼ばれた女』
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恩田陸『ライオンハート』×各選考委員  見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎 全候補 2 「ユニークだが普遍的な魅力に乏しく、」
阿刀田高 全候補 7 「たとえSFであっても外国を舞台にして外国人を登場させることのむつかしさに、もう一息、配慮がほしかった。」「この作品からは風土の匂いも、時代の気配も漂って来ない。」
伊集院静 全候補 9 「男女の遭遇と時空を超えたストーリーの作りは興味深く読んだ。スマートな文章の心地良さと映像的表現手法が若者に共感を呼ぶのだろう。ただ今回の作品は時空を超えることを重ねて生まれるはずの、主題の集約が弱かった。」
北方謙三 全候補 4 「小説の構造としてはよく考えられていたが、作者の眼がそちらに傾いていて、描かれた恋愛がある昇華を見せるところにまで達していないと思った。」
高橋克彦 全候補 0  
林真理子 全候補 0  
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他の候補作
野沢尚 『深紅』
池井戸潤 『M1』
大塚英志 『木島日記』
五條瑛 『夢の中の魚』
松井今朝子 『奴の小万と呼ばれた女』
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五條瑛『夢の中の魚』×各選考委員  見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎 全候補 6 「(引用者注:「奴の小万と呼ばれた女」「深紅」より)すぐれている点は、作品に充満した熱量である。」「視点がやや不安定な上に、ヒステリックに筆が滑る箇所が多く、情熱を担保するだけの技術に欠ける。」
阿刀田高 全候補 9 「人物の描写力に優れているが、ストーリィの発展性においておもしろみを欠くように感じられ、エンタテインメントとして高くは評価できなかった。」
伊集院静 全候補 7 「女性の描き方が上手い。女性を絡めた時の男性も活き活きしているが、男性だけを歩かせると、平坦になる気がした。」
北方謙三 全候補 6 「スパイの日常が、切迫感がなく淡々と描き出されているところに、新しさがあった。」「洪に強い線がなく最終的に祖国愛を表出させなければならなかったところ、パクの過去がやや類型に落ちたところが惜しかった。」
高橋克彦 全候補 0  
林真理子 全候補 16 「非常に計算された面白い小説であった。」「本当に東京に根を生やした、一地方出身者として淡々と(引用者注:スパイが)描かれている。この淡々という塩梅は、この小説を洗練された味わい深いものにしている。」
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他の候補作
野沢尚 『深紅』
池井戸潤 『M1』
大塚英志 『木島日記』
恩田陸 『ライオンハート』
松井今朝子 『奴の小万と呼ばれた女』
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松井今朝子『奴の小万と呼ばれた女』×各選考委員  見方・注意点
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎 全候補 11 「六篇の候補作中最も才気を感じた作品」「人物の造形も風景の描写もきちんと小説的に仕上がっており、大胆な結構も不自然ではなく、さらに資料はよく咀嚼されて薀蓄に流れるところがなかった。あえて難を言えば、前半と後半に文体の変化が見受けられる点で、これは執筆に時間をかけすぎたせいであろう。」
阿刀田高 全候補 6 「手堅く創られている。力量に不足はないのだが、読んでいて、なぜかおもしろみが込みあげてこない。」
伊集院静 全候補 5 「充分に受賞の可能性があったし、その価値があると私は思った。木村蒹葭堂の若き日など、私には楽しかった。」
北方謙三 全候補 7 「思い通りに生きた女の半生が克明に描かれている。ただそういう生き方しかできなかった女の、諦念や哀しみが行間から立ちあがらず、惜しいと思った。」「筆力は充分でありながら、受賞作となるのに半歩及ばなかった。」
高橋克彦 全候補 0  
林真理子 全候補 0  
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他の候補作
野沢尚 『深紅』
池井戸潤 『M1』
大塚英志 『木島日記』
恩田陸 『ライオンハート』
五條瑛 『夢の中の魚』
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