直木賞のすべて
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Last Update[H19]2007/11/4

新田次郎
Nitta Jiro
生没年月日【注】 明治45年/1912年6月6日〜昭和55年/1980年2月15日
在任期間 第80回〜第82回(通算1.5年・3回)
在任年齢 66歳6ヶ月〜67歳6ヶ月
経歴 本名=藤原寛人。長野県生まれ。無線電信講習所本科卒。
受賞歴 サンデー毎日創刊三十年記念懸賞小説一席・現代小説(昭和26年/1951年)「強力伝」
第47回サンデー毎日大衆文芸入選(昭和30年/1955年)「山犬物語」
サンデー毎日大衆文芸三十周年記念懸賞入選(昭和30年/1955年)「孤島」
第8回吉川英治文学賞(昭和49年/1974年)『武田信玄』全4巻
紫綬褒章(昭和54年/1979年)
処女作 「強力伝」(『サンデー毎日』昭和26年/1951年中秋特別号[11月10日])
個人全集 『新田次郎全集』全22巻(昭和49年/1974年6月〜昭和51年/1976年3月・新潮社刊)
『完結版新田次郎全集』全11巻(昭和57年/1982年6月〜昭和58年/1983年4月・新潮社刊)
直木賞候補歴 第34回受賞 『強力伝』(昭和30年/1955年9月・朋文堂/旅窓新書)
サイト内リンク 直木賞受賞作全作読破への道Part3
備考
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下記の選評の概要には、評価として◎か○をつけたもの(見方・注意点を参照)、または受賞作に対するもののみ抜粋しました。さらにくわしい情報は、各回の「この回の全概要」をクリックしてご覧ください。

直木賞 80 昭和53年/1978年下半期   一覧へ
選評の概要 力作ぞろい 総行数56 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
阿刀田高 8 「一篇一篇が斬新な素材を使ったしゃれた小説で、なによりも増して空想力が抜群だった。」
安達征一郎 11 「彼の前作「怨の儀式」「種族の歌」そして今回の作品は、消えて行こうとしている古きものへの郷愁を沖縄の糸満漁師に求めたものであり、海の描写のたくましさに感動させられた。」
小関智弘 19 「無駄な表現がなく、次々と出て来る脇役的人物の声色まではっきりと聞き取れるように書かれていた。」「主人公の魚屋夫婦の個性の書き分けは特に見事だった。この人の前作「錆色の町」も力作だったが、それよりも一段と出来栄えがいいと思った。」
宮尾登美子 0  
有明夏夫 0  
  「残念ながら以上の三作(引用者注:「冷蔵庫より愛をこめて」「日出づる海日沈む海」「地の息」)は推す委員が少なかったから落ちてしまったが、力作ぞろいのときには止むを得ないことだと思っている。」
選評出典:『オール讀物』昭和54年/1979年4月号
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直木賞 81 昭和54年/1979年上半期   一覧へ
選評の概要 直木賞に新風 総行数43 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
阿刀田高 26 「私は作品集「ナポレオン狂」の中で、「ナポレオン狂」「来訪者」「ゴルフ事始め」「縄」の四作を勝れた作品として取り上げた。特に「ゴルフ事始め」は諧謔と風刺に富んだ頭脳的文学だと感心した。」「阿刀田氏は頭の中で作り上げた人間像に適格な照明を与え、一言半句も無駄のない、よく計算された筋運びの中で、現代社会を風刺している。」
田中小実昌 10 「「ミミのこと」は終戦直後という霧を通して見た、人間の赤裸々な姿を謙虚な筆で描いた哀歓のこもる小説だった。味のある文体に強く牽かれた。」
選評出典:『オール讀物』昭和54年/1979年10月号
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直木賞 82 昭和54年/1979年下半期   一覧へ
選評の概要 予想はずれ 総行数70 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
深田祐介 24 「企業小説として文句のない出来栄えだった。」「これこそ直木賞だと予想していたが、いざこの作者に賞を与えるかどうかになると意外に多くの反対意見が出て、論争になり、やむなく決を採ったところ五対三で、直木賞は見送りとなった。私はこの作者が近いうち、更に勝れたものを書いて捲土重来、間違いないところを確信している。」
選評出典:『オール讀物』昭和55年/1980年4月号
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