直木賞のすべて
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Last Update[H20]2008/8/3

永井龍男
Nagai Tatsuo
生没年月日【注】 明治37年/1904年5月20日〜平成2年/1990年10月12日
在任期間 第27回〜第38回(通算6年・12回)
在任年齢 48歳1ヶ月〜53歳7ヶ月
経歴 東京生まれ。一ツ橋高小卒。
米殻取引所仲買店を経て、大正9年/1920年文芸誌「サンエス」に「活版屋の話」が当選。その後、作品が菊池寛に認められて交流を結び、
昭和2年/1927年、文藝春秋社入社。戦前には「文藝春秋」編集長、専務を務める。その間、芥川賞・直木賞の事務方として運営に従事。
戦後、創作が盛んになり「朝霧」「石版東京地図」「青梅雨」「一個その他」「コチャバンバ行き」など多くの小説を発表。
受賞歴 第2回横光利一賞(昭和24年/1949年)「朝霧」
日本藝術院賞[文芸/小説・戯曲](昭和40年/1965年)「一個その他」
第18回野間文芸賞(昭和40年/1965年)「一個その他」
第20回読売文学賞随筆・紀行賞(昭和43年/1968年)「わが切抜帖より」
第24回読売文学賞小説賞(昭和47年/1972年)「コチャバンバ行き」
第20回菊池寛賞(昭和47年/1972年)
勲二等瑞宝章(昭和49年/1974年)
第2回川端康成文学賞(昭和50年/1975年)「秋」
文化勲章(昭和56年/1981年)
個人全集 『永井龍男全集』全12巻(講談社)
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9件/最新は平成21年/2009年11月15日記事(このページの下部にリンクあり)
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下記の選評の概要には、評価として◎か○をつけたもの(見方・注意点を参照)、または受賞作に対するもののみ抜粋しました。さらにくわしい情報は、各回の「この回の全概要」をクリックしてご覧ください。

直木賞 27 昭和27年/1952年上半期   一覧へ
選評の概要 才気渙発 総行数32 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
藤原審爾 14 「この才人に、この辺で一本釘を打って置こうじゃないか……。委員の意見は、だいたいそんな風に一致して、藤原審爾氏に決定をみた。」
梶野悳三 7 「やりっぱなしの処はなく、好感をもった。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年1月号再録(初出:『オール讀物』昭和27年/1952年10月号)
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直木賞 28 昭和27年/1952年下半期   一覧へ
選評の概要 新鮮になった直木賞 総行数44 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
立野信之 21 「いろいろな批評もあろうが、山積した材料に圧されることなく、大作を仕上げた立野氏に敬意を表したい。」
沙羅双樹 7 「一作の工夫に並々ならぬものがあり、作者の野心を読みとることが出来た。」
長谷川幸延 9 「まことに完成された作品で、これ以上の手腕を望むべきではない処まで達しているが、その完成さが却って危惧を感じさせた。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年1月号再録(初出:『オール讀物』昭和28年/1953年4月号)
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直木賞 29 昭和28年/1953年上半期   一覧へ
選評の概要 新鮮な作家を 総行数39 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
  「私自身もこれはと思うものがなく、力抜けして会合に出席したが、どうも淋しかった。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年3月号再録(初出:『オール讀物』昭和28年/1953年10月号)
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直木賞 30 昭和28年/1953年下半期   一覧へ
選評の概要 感想 総行数35 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
田宮虎彦 14 「結局私は一票入れた。理由は、他に直木賞にふさわしい作品がなかったからという、消極的なものであった。」「作中の「私」夫婦に対して、作者の眼が甘く思われた」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年3月号再録(初出:『オール讀物』昭和29年/1954年4月号)
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直木賞 31 昭和29年/1954年上半期   一覧へ
選評の概要 寸感 総行数18 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
有馬頼義 13 「これより他にないなと、素直に思った。「終身未決囚」一作では不安だったものが、「政変」あたりで、これなら大丈夫だろうという気になった。」
  「場馴れのした手法なぞは、直木賞の対象とはなり難い。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年3月号再録(初出:『オール讀物』昭和29年/1954年10月号)
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直木賞 32 昭和29年/1954年下半期   一覧へ
選評の概要 選評 総行数44 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
梅崎春生 7 「この作者独自の、一種ふてくされた視線を通して、小説の世界が充分にもり上げられている。」
戸川幸夫 6 「全篇にただよう若さがたのしかった。」「雑文疲れの見えない筆力も同時に心強かった。」
中村八朗 14 「「記録としてではなく小説を」という作者の意図が、終始静かな描法の中に呼吸していた。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年3月号再録(初出:『オール讀物』昭和30年/1955年4月号)
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直木賞 33 昭和30年/1955年上半期   一覧へ
選評の概要 選評 総行数13 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
  「どの作品も相当な枚数で、読むのに疲れたが、その疲れのはけ場のないような気持で銓衡を終始した。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年3月号再録(初出:『オール讀物』昭和30年/1955年10月号)
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直木賞 34 昭和30年/1955年下半期   一覧へ
選評の概要 選評 総行数50 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
新田次郎 15 「文章はゴツく、読みづらい個所はあったが、作品の印象は鮮明だった。」「「凍傷」が一番感銘が深かった。」
邱永漢 22 「前回の候補作「濁水渓」に比較すると、作者ははるかに腕を上げたのである。」「飛ばして読んでもよいような数個所が、すぐれた全篇を通じて後まで気になった。」
今官一 12 「凝りに凝った作品で、殆んど完璧に近い出来栄えである。」「構成の上にも、綿密な用意と改稿が、数度にわたって重ねられたことは確実であろう。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年3月号再録(初出:『オール讀物』昭和31年/1956年4月号)
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直木賞 35 昭和31年/1956年上半期   一覧へ
選評の概要 才能を認む 総行数51 (1行=15字)
候補 評価 行数 評言
南條範夫 9 「今回の候補作品中、読者としてもっとも素直に読了した。」「この作者の才能も、この辺で賞讃さるべきだと私は思った。」
今官一 13 「今回の「壁の花」よりも、小説としては「銀簪」の方が優れていると確信しているが、授賞に反対する理由はなかった。」
  「芥川直木賞の銓衡結果が、逸早く報道されることは大変結構なことだが、銓衡の経緯に就て、不用意な記事が掲載されることは、委員として迷惑である。」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年3月号再録(初出:『オール讀物』昭和31年/1956年10月号)
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直木賞 36 昭和31年/1956年下半期   一覧へ
選評の概要 発言権なし 総行数18 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
今東光 8 「今東光氏は、直木賞候補としてはすでに不適格だと思います。」「今氏の場合だけは、作品の価値如何にかかわらず、反対したいと思います」
穂積驚 0  
選評出典:『オール讀物』昭和32年/1957年4月号
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直木賞 37 昭和32年/1957年上半期   一覧へ
選評の概要 選評 総行数39 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
江崎誠致 14 「結末に厚みの足りないのが難だと思ったが、一章一章に光りがあった。」「戦争という異常な題材とか経験よりも、その表現力の方に感心した。」「他の世界も必ず書ける人だと私は確信した。」
選評出典:『オール讀物』昭和32年/1957年10月号
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直木賞 38 昭和32年/1957年下半期   一覧へ
選評の概要 小説であること 総行数42 (1行=14字)
候補 評価 行数 評言
選評出典:『オール讀物』昭和33年/1958年4月号
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ブログ版 直木賞のすべて 余聞と余分
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