直木賞のすべて
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Last Update[H22]2010/1/5

浅田次郎
Asada Jiro
生没年月日【注】 昭和26年/1951年12月13日〜
在任期間 第137回〜(通算3年・6回)
在任年齢 55歳6ヶ月〜
経歴 本名=岩戸康次郎。東京都生まれ。中央大学杉並高等学校卒。
受賞歴 第16回吉川英治文学新人賞(平成6年/1994年)『地下鉄にのって』
第16回日本冒険小説協会大賞[特別賞](平成9年/1997年)「鉄道屋」
第13回柴田錬三郎賞(平成12年/2000年)『壬生義士伝』
第1回中央公論文芸賞(平成18年/2006年)『お腹召しませ』
第10回司馬遼太郎賞(平成19年/2007年)『お腹召しませ』
第42回吉川英治文学賞(平成20年/2008年)『中原の虹』
処女作 『とられてたまるか!』(平成3年/1991年11月・学習研究社刊)
直木賞候補歴 第115回候補 『蒼穹の昴』(上)(下)(平成8年/1996年4月・講談社刊)
第117回受賞 『鉄道員』(平成9年/1997年4月・集英社刊)
サイト内リンク 直木賞受賞作全作読破への道Part2
付録-柴田錬三郎賞受賞作一覧(第13回)
付録-吉川英治文学新人賞受賞作・候補作一覧(第16回)
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「余聞と余分」内
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2件/最新は平成20年/2008年8月17日記事(このページの下部にリンクあり)
備考 生年月日および受賞年齢が間違っておりましたので、
平成12年/2000年12月21日訂正いたしました。
お詫び申し上げるとともに、ご指摘いただいた方には
深く感謝いたします。ありがとうございました。
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下記の選評の概要には、評価として◎か○をつけたもの(見方・注意点を参照)、または受賞作に対するもののみ抜粋しました。さらにくわしい情報は、各回の「この回の全概要」をクリックしてご覧ください。

直木賞 137 平成19年/2007年上半期   一覧へ
選評の概要 苦悩の不在 総行数127 (1行=12字)
候補 評価 行数 評言
松井今朝子 22 「これまでの作品には、類い稀なる古典的教養が小説としてうまく機能しない憾みがあったのだが、受賞作となった「吉原手引草」はそのあたりをついに克服した傑作である。謙虚かつ冷静な自己分析の成果であろうと思う。」「作品もさることながら、私は作者の、まるで背に旗竿を立てたような姿勢の正しさに敬意を抱いて強く推した次第である。」
  「候補作の全体を俯瞰するに、概して年長の作家には小説的に一日の長があり、若い作家はやはり読み応えに欠けるという、今さらながらの発見をした。巷間しばしば囁かれるところの、後進の才能に対する嫉妬などというものは、本賞の選考会にはありえぬと確信した。」
選評出典:『オール讀物』平成19年/2007年9月号
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直木賞 138 平成19年/2007年下半期   一覧へ
選評の概要 文学の正統 総行数100 (1行=12字)
候補 評価 行数 評言
桜庭一樹 27 「進化論に則ればその形態は整合性を欠き奇体にも見えようけれど、私にはどうにもこの鳥が進化系の枝葉に出現した変異種とは思えず、むしろ主幹の生物にちがいないと判定した。太古からつらなる正統でありながら新鮮な個性を有し、堂々たる体躯と知性をも併せ持っている。」「文句なしに推挽させていただいた。」
選評出典:『オール讀物』平成20年/2008年3月号
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直木賞 139 平成20年/2008年上半期   一覧へ
選評の概要 文学の核 総行数104 (1行=12字)
候補 評価 行数 評言
新野剛志 35 「平和で豊かな世の中というのも、こと文学にとっては考えもので、小説家は本来文学の核となるべき苦悩を個人的に探し回らねばならない。そうした頽廃の原理に気付き、懸命に現実生活の苦悩をノベライズした作品として、私は(引用者中略)推した。」「小説とは何か、という哲学を修めたうえで、歴史的には笑止千万な現代青年の苦悩を表現したように思えた。」「たぶん作者はこの一作を前菜として、まったく思いがけない料理の用意があると私は考えた。あえて強く推さなかった理由は、その期待感である。」
井上荒野 18 「伝統的な文学のスタイルを踏襲している」「自然主義の様式に呪縛されたフィクションなので、ダイナミックなストーリー展開がかなわず、かといって内面に踏みこむにも限界がある。しかしそうした基本構造上の矛盾を、文章の力によって静謐な絵に描きおえたのはさすがである。いささか苦言は呈したものの受賞には異論がない。」
  「文学の核たるべき苦悩を免れたわれわれが「漠然たる不安」などと言わずにどうすれば小説をなしうるのかと、真剣に考えさせられる選考会であった。」
選評出典:『オール讀物』平成20年/2008年9月号
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直木賞 140 平成20年/2008年下半期   一覧へ
選評の概要 深読みか 総行数98 (1行=12字)
候補 評価 行数 評言
山本兼一 42 「美は権力に庇護されるべきか超然として独立するべきかという争点をめぐって、多くの証人が証言台に立つ法廷小説のように私は読んだ。中世美学裁判である。したがって判決は利休の死ではなく、彼を最もよく知る人物によって香合が割られる決着となる。少々深読みが過ぎるであろうか。」「(引用者注:北重人とともに)このさき時代小説の両翼となるのではなかろうか。」
北重人 16 「いったいに風景と人物の描写がすぐれており、その特性が一城下を舞台とした連作短篇という設えの中で有効に機能した。」「(引用者注:山本兼一とともに)このさき時代小説の両翼となるのではなかろうか。」
天童荒太 26 「いささか苦言を呈した。たしかに苦悩なき世に苦悩する作家的姿勢は貴重だが、作家自身がここまで苦悩に呑みこまれてよいものか、という疑問である。仮にその切実感によって多くの読者の共感を得たとしても、小説本来の効能たる娯楽性をたがいに放棄してしまうのなら、ノンフィクションのほうが理に適っている。つまりあえて物語に仕立てる理由を、見出すことができなかった。」
選評出典:『オール讀物』平成21年/2009年3月号
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直木賞 141 平成21年/2009年上半期   一覧へ
選評の概要 文学的良心の結晶 総行数101 (1行=12字)
候補 評価 行数 評言
北村薫 33 「表現も分量もあらゆる点で過剰に思える今日の風潮の中にあっては、いかにも地味な印象を覚えるのだが、小説とは本来この程度に慎ましやかなものではあるまいか。」「いわば文学的良心の結晶ともいうべき(引用者中略)技術が発揮されており、なおかつ苦労の爪跡をいささかも作品に残さぬスマートさとも相俟って、受賞作にふさわしいと確信した。」
選評出典:『オール讀物』平成21年/2009年9月号
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直木賞 142 平成21年/2009年下半期   一覧へ
選評の概要 未 総行数 (1行=字)
候補 評価 行数 評言
佐々木譲    
白石一文    
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