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Last Update[H20]2008/4/22

首藤瓜於 Shudo Urio

生没年月日 昭和31年/1956年〜
経歴 本名=斉藤秀幸。栃木県宇都宮市生まれ。上智大学法学部卒。
CASA(現代美術振興協会)を主宰する。
受賞歴 第46回江戸川乱歩賞(平成12年/2000年)「脳男」



かお のうおとこ
指し 手の 顔― 脳男II』(上)(下)
(平成19年/2007年11月・講談社刊)
他文学賞 吉川英治文学新人賞 29回候補 一覧へ
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
浅田次郎 9 「のっぴきならぬ知力と体力を感じさせる作品である。ただ(引用者中略)小説が映像の代償物であってはならない。その点が露骨に過ぎて、面白くとも推すことはできなかった。」
伊集院静 19 「読みごたえのある大作だった。」「強く推す委員があれば私は賛同する決意で選考会にのぞんだ。私が本作を一番手に推せなかったのは、この大作を読み終え本を閉じた時、各章で感じた覚醒にも似た感動がひとつの潮流として捉えられなかった点だった。」「最終章でもっと語ってしかるべきだったのではないか。」
大沢在昌 10 「警察内部の軋轢や精神医療に関する描写など、物語の本筋とあまりかかわらないエピソードが多く、進行を阻害していた。取材で得た知識を詰めこみすぎ、濃淡のない絵画のような仕上がりになってしまった。」
高橋克彦 12 「(引用者注:『ミノタウロス』『名前探しの放課後』と同様)後半の大サスペンス、あるいは大ドンデンのために前半が用意されている。(引用者中略)後半に差し掛かると驚愕や意外性の連続で思わず身を乗り出してしまうのだが、読んだ後、果たしてここまで隠さなければいけない前半であったか疑問が生まれる。」
宮部みゆき 6 「脳男サーガ起承転結の「承」で、明らかに三作目への橋渡しと、物語世界の拡大の役割を果たしている作品です。単体で文学賞の候補作として評価を云々されるべきではないと、私は思いました。」
選評出典:『小説現代』平成20年/2008年5月号
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