直木賞のすべて
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第92回

=候補者=
樋口修吉
赤瀬川 隼
林 真理子
北方謙三
津木林 洋
落合恵子
島田荘司


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Last Update[H21]2009/2/17

島田荘司
Shimada Soji
生没年月日【注】 昭和23年/1948年10月12日〜
経歴 広島県福山市昭和町生まれ。武蔵野美術大学商業美術デザイン科卒。「占星術殺人事件」が江戸川乱歩賞候補作になり作家デビュー。ミステリーに「新本格派」のジャンルを切り開いた第一人者。
受賞歴 第12回日本ミステリー文学大賞(平成20年/2008年)
処女作 『占星術殺人事件』(昭和56年/1981年12月・講談社刊)
サイト内リンク 付録-吉川英治文学新人賞受賞作・候補作一覧(第6回)
小研究-ミステリーと直木賞
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1件/最新は平成20年/2008年1月13日記事(このページの下部にリンクあり)
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直木賞 92回候補  一覧へ

そうせき ロンドン さつじんじけん
漱石と 倫敦ミイラ 殺人事件』
(昭和59年/1984年9月・集英社刊)
書誌
>>昭和62年/1987年10月・集英社/集英社文庫『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』
>>平成6年/1994年2月・光文社/光文社文庫『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』
>>平成20年/2008年1月・南雲堂刊『島田荘司全集2』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
山口瞳 48 「「いつか機会があったら、もう一度読み返してみたい」という気持になったのは、島田荘司の「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」だけだった。」「小説は、わくわくしながら読む、知的昂奮に駆られるということがなければ存在価値がないが、その両方を満足させられた。」「いや、それよりも、島田さんの格調の高い文章に、ほとんど感動した。」「しかるに、選考委員会では、支持者は私一人で、少なからぬショックを受けた。」
池波正太郎 0  
渡辺淳一 8 「頭で書かれた小説の最たるものだが、荒唐無稽のお遊びとは知りながら、このペダンティックな冗長さは底が浅すぎる。これが直木賞候補では、作者に少し酷ではないか。」
井上ひさし 19 「趣向のみごとさについてはぜひ一言しるしておかなければならない。」「大風呂敷もここまで大きくひろげることができれば立派な芸だ。ただし作品の末尾あたりで、島田漱石が史実にそむく行動をしてしまうのは惜しい。」
源氏鶏太 7 「得票がすくなかったにもかかわらず、山口委員の強硬な推挙があった」
水上勉 0  
黒岩重吾 0  
村上元三 3 「才能を買うが、思いつきだけに終っている。」
五木寛之 0  
選評出典:『オール讀物』昭和60年/1985年4月号
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他文学賞 吉川英治文学新人賞 6回候補 一覧へ
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
井上ひさし 4 「知的な大法螺(これは褒め言葉)を吹く。」「船戸作品と島田作品とをわたしは推した」
尾崎秀樹 0  
佐野洋 0  
野坂昭如 0  
半村良 0  
選評出典:『群像』昭和60年/1985年5月号
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文量
長篇
章立て
「一」「2」「三」「4」「五」「6」「七」「8」「九」「10」「十一」「12」「十三」
時代設定 場所設定
1900年[明治33年/1900年]  ロンドン
登場人物
夏目金之助(筆名・漱石、倫敦留学者)
シャーロック・ホームズ(私立探偵)
ワトソン(医者)
メアリー・リンキイ(金満家の未亡人)
キングスレイ・ホプキンス(メアリーの弟)
ジョニー・ブリッグストン(尋ね人探し業)




直木賞 94回候補  一覧へ

なつ さい しょうぞう
夏、19 歳の 肖像』
(昭和60年/1985年10月・文藝春秋刊)
書誌
>>初出『オール讀物』昭和60年/1985年7月号「夏、19歳の勲章」
>>昭和63年/1988年6月・文藝春秋/文春文庫『夏、19歳の肖像』
>>平成17年/2005年5月・文藝春秋/文春文庫『夏、19歳の肖像』[新装版](全面改稿)
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
山口瞳 15 「何よりも軽快で乾いた文章がいい。」「今回は自らの律儀さに転んだ。熱海のボスの別荘に殴りこみをかける(それが読者サービス)のは不必要で、それなくしても青春小説として読めた。」
池波正太郎 0  
村上元三 5 「「漱石と倫敦ミイラ殺人事件」の作者が「夏、19歳の肖像」のような作品を書いた変身ぶりにはおどろいた。こんどは、どう変身するのだろうか。」
藤沢周平 3 「青春の恋愛感情をナイーブに描き出したものの、ミステリイ部分が粗雑」
井上ひさし 10 「抒情あふれる回顧調の導入部に、恋が、そして謎がするりと入り込んでくるあたりのテンポはみごとである。後半の展開が安手のテレビドラマじみてくるのが惜しい。」
黒岩重吾 0  
五木寛之 0  
陳舜臣 11 「はじめから物語の展開がほぼ予想できたが、主人公の若さが最後まで魅力を失わなかった。」「設定がヒッチコックの「裏窓」に似ていることなどが減点法の好餌となったのは残念である。」
渡辺淳一 6 「前作と見違えるように、青春のある熱気のようなものが迫ってきて心を惹かれた。だが小説としての完成度においては一段劣る。」
選評出典:『オール讀物』昭和61年/1986年4月号
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文量
長篇
章立て
「プロローグ」「第一章 病院の窓から」「第二章 尾行」「第三章 告白」「第四章 海」「第五章 偶像の肖像」「エピローグ」
時代設定 場所設定
1970年代  東京〜鎌倉
登場人物
私(語り手、バイク好きの大学生)
小池理津子(女子大生)




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  [H20]2008/1/13 このミステリーがすごい!2008年版 2007年のミステリー&エンターテインメントベスト10  
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