直木賞のすべて
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第77回

=候補者=
谷 恒生
青山光二
井口恵之
色川武大
西村寿行
松代達生
平田 敬
楢山芙二夫


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Last Update[H20]2008/2/25

谷恒生
Tani Kosei
生没年月日【注】 昭和20年/1945年9月18日〜平成15年/2003年7月9日
経歴 東京都生まれ。鳥羽商船高卒。日本海汽船入社、一等航海士を務める。『喜望峰』で作家デビューし、のちSF伝奇小説を数多く著す。
受賞歴 第8回角川小説賞(昭和56年/1981年)『フンボルト海流』
処女作 『喜望峰』(昭和52年/1977年4月・KKベストセラーズ刊)
子サイト
「余聞と余分」内
関連記事
1件/最新は平成19年/2007年12月23日記事(このページの下部にリンクあり)
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直木賞 77回候補  一覧へ

きぼうほう
喜望峰』
(昭和52年/1977年4月・KKベストセラーズ/ベストセラー・ノベルズ)
書誌
>>昭和55年/1980年7月・集英社/集英社文庫『喜望峰』
>>平成2年/1990年11月・徳間書店/徳間文庫『喜望峰』
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
水上勉 0  
今日出海 0  
松本清張 0  
司馬遼太郎 0  
源氏鶏太 5 「どの人物も類型的であることが物足りなかった。映画的な面白さに満ちていたが、それがマイナスと感じられた。」
村上元三 9 「主人公の稲村という一等航海士の行動は無責任で、ヒロイズムとは縁が遠い。南ア問題に引っかかって、日本船の乗組員全部が死んでしまい、女ひとり助かるというのも、どうも安っぽくて、後味もよくない。」
石坂洋次郎 0  
柴田錬三郎 8 「アメリカ製二世のスパイ・アクション的題材(引用者中略)の方が、(引用者注:「つゆ」や「竹生島心中」よりも)面白かった。もとより、それぞれに、高い点数をつけた次第ではない。」
川口松太郎 10 「決定的作品がなくて困ったが、(引用者中略)一応推した。」「欠点がありすぎる。」
選評出典:『オール讀物』昭和52年/1977年10月号
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文量
長篇
章立て
「プロローグ」「第一章 ケープタウン」「第二章 アパルトヘイト」「第三章 白雲丸」「第四章 サイクロン」「第五章 喜望峰」
時代設定 場所設定
[同時代]  南アフリカ
登場人物
稲村雅史(「白雲丸」乗船の一等航海士)
リン(南ア解放戦線のメンバー)
キース・ケイン(南ア国家保安局の権力者)
ロザリオ・アンタレス(モザンヴィック情報局の大物)
岬重蔵(甲板長)
矢代(三等航海士)
エドワード・シュミット(キース・ケインの部下)




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みさき
『ホーン 岬』
(昭和52年/1977年12月・KKベストセラーズ/ベストセラー・ノベルズ)
書誌
>>昭和58年/1983年3月・集英社/集英社文庫『ホーン岬』
>>平成3年/1991年9月・徳間書店/徳間文庫『ホーン岬』
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
水上勉 0  
村上元三 6 「せっかく船乗りでなくては書けない材料を扱っているのに、安手なテレビ活劇映画のようで、それはそれなりで面白ければいいが、読み終ってがっかりした。」
司馬遼太郎 6 「前回の候補作「喜望峰」のほうがおもしろかった。私はこの種の小説が好きなのだが、作品の中に入ってゆくのに難渋し、評価の自信がない。」
城山三郎 5 「逆転また逆転と展開はおもしろいが、文章に難があった。」
川口松太郎 14 「前回の「喜望峰」につづいて「ホーン岬」を書いた努力には敬意を表するが、そして仲々面白いのだが、文学に昇華していないのが大欠点だ。」「先ず文学の勉強をしなければ、幾度書いても同じ結果に終るだろう。」
五木寛之 7 「その筆力には感心する。ただしこの人、いかにもプロっぽい作品の面構えで損をしていると思う。本当のプロは一見、堅気めいた物腰の連中が多いものだ。」
源氏鶏太 4 「どうして候補作品に選ばれたのかと思いたくなってくる。私の年齢のせいであろうか。」
今日出海 0  
選評出典:『オール讀物』昭和53年/1978年10月号
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文量
長篇
章立て
「プロローグ A」「プロローグ B」「第一章 陽画と陰画」「第二章 クリストバル」「第三章 南大西洋」「第四章 ホーン岬」
時代設定 場所設定
[同時代] ブラジル・ブエノスアイレス〜横浜〜パナマ〜南大西洋など
登場人物
陣内龍(「木星丸」乗船の一等航海士)
伊達英規(陣内の旧友、マラッカ海峡で遭難)
乾雄吉(操舵手)
山形健策(五星海運事務長)
グラデス(南米人、陣内に近付く謎の娘)
リーゲン・カクゾル(パナマ在住の海運業者)
キオール・パブロ(CIA要員)




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  [H19]2007/12/23 大いなる助走  
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