直木賞のすべて
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第60回

=受賞者=
陳 舜臣
早乙女 貢

=候補者=
阪田寛夫
原田八束
豊田 穣
沢田誠一
利根川 裕
浅田晃彦


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Last Update[H18]2006/8/6

浅田晃彦
Asada Teruhiko
生没年月日【注】 大正4年/1915年8月11日〜平成8年/1996年7月31日
経歴 群馬県勢多郡富士見村生まれ。慶応義塾大学医学部卒。軍医、開業医、船医、国鉄医を経験し、作家へ。
受賞歴 作家賞(昭和32年/1957年)
鉄道ペンクラブ賞(昭和41年/1966年)「マラリア戦記」
風説文学賞(昭和51年/1976年)「帝王切開事始」
高橋元吉文化賞(昭和55年/1980年)
郷土史研究賞(昭和57年/1982年)「考証岡上景能」
備考
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直木賞 60回候補  一覧へ

けんこんどくさんみん
乾坤独算民」
(『小説と詩と評論』62号[昭和43年/1968年11月])
書誌
>>昭和50年/1975年4月・あさを社刊『帝王切開事始』所収
>>平成6年/1994年1月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第一一巻 群馬』所収
>>平成14年/2002年8月・群馬県立土屋文明記念文学館刊『群馬文学全集第18巻 群馬の作家(下)』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
川口松太郎 0  
石坂洋次郎 13 「ほかに候補作品の中では、浅田晃彦氏の「乾坤独算民」に牽かれた。」「人間関係がつっこんでよく描かれているが、かんじんのソロバン数学のことが私にはさっぱり分らないので、興味をそがれたことは残念だった。」
源氏鶏太 6 「感心した作品の一つだが、ここから新しい物の芽生えが感じられないような気がしたのは、題材の扱い方に問題があったのだろうか。」
今日出海 0  
中山義秀 2 「垢抜けしていない。」
大佛次郎 3 「こう言う世界もあるかと面白く、筆致も鋭いのに感心した。」
海音寺潮五郎 3 「おもしろかった。」
村上元三 3 「ほかの材料を扱った作品を読みたい。」
柴田錬三郎 6 「珍しい主題をえらんで、興味をひいたが、ほ乃と長平の夫婦生活の描写が、きわめてありきたりのものになってしまって、惜しい。」
松本清張 10 「私には面白かった。」「もしこの「算術」が多少の典拠を手がかりとしての創作だったら珍重すべき才能である。白井喬二氏の初期の作品をよむような興味をおぼえた。」
水上勉 0  
選評出典:『オール讀物』昭和44年/1969年4月号
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文量
短篇
章立て
「一」〜「七」
時代設定 場所設定
江戸[天保年間]  上州宮城村
登場人物
ほ乃(宮城流算者の孫娘)
斎藤長平(関流算術の若き宗統)
市兵衛(ほ乃の父親)
剣持章行(旅人算者)




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