直木賞のすべて
直木賞のすべて

第50回

=受賞者=
安藤鶴夫
和田芳恵

=候補者=
川野彰子
江夏美子
小松左京
樹下太郎
戸川昌子
野村尚吾
津村節子
山川方夫


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Last Update[H20]2008/6/1

山川方夫
Yamakawa Masao
このページの情報は「芥川賞のすべて・のようなもの」内の「候補作家の群像 山川方夫」と同じものです。
生没年月日【注】 昭和5年/1930年2月25日〜昭和40年/1965年2月20日
経歴 本名=山川嘉巳。東京市下谷区上野桜木町生まれ。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒、慶應義塾大学大学院文学研究科修了。在学中から創作を開始。第三次『三田文学』の編集にも関わる。交通事故で急逝。
受賞歴 第39回芥川賞候補(昭和33年/1958年)「演技の果て」
第40回芥川賞候補(昭和33年/1958年)「その一年」「海の告発」
第45回芥川賞候補(昭和36年/1961年)「海岸公園」
第51回芥川賞候補(昭和39年/1964年)「愛のごとく」
処女作 「バンドの休暇」(『文林』昭和25年/1950年12月号)
個人全集 『山川方夫全集』全5巻(昭和44年/1969年5月〜昭和45年/1970年7月・冬樹社刊)
全7巻(平成12年/2000年5月〜11月・筑摩書房刊)
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えんぎ
演技の 果て」(『文學界』昭和33年/1958年5月号)
書誌
>>昭和36年/1961年9月・新潮社刊『海岸公園』所収
>>昭和44年/1969年5月・冬樹社刊『山川方夫全集 第2巻 小説第2』所収
>>昭和47年/1972年☆月・冬樹社刊『山川方夫珠玉選集(上) 煙突』所収
>>平成10年/1998年5月・講談社/講談社文芸文庫『愛のごとく』所収
>>平成12年/2000年7月・筑摩書房刊『山川方夫全集 第2巻 日々の死』所収
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芥川賞 芥川賞 39回候補 一覧へ
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
石川達三 0  
川端康成 0  
中村光夫 3 「作者の細かな神経が、狭い世界に頭をつっこんだ独りよがりから脱出すればよい作品になるだろうと思われます。」
丹羽文雄 12 「誰かがこの作品を極力推薦していたが、審査の席上では、多分そういう扱いをうけるだろうと私が予想していたような扱いをうけて失格した。」「情事を描いた小説の運命はいつも似たような結果になる。」「情事が描かれているというだけのことで一種あいまいな拒絶の作用をひきおこすものらしい。当選の場合は、よほどそのものが秀れている場合に限るのだ。」
瀧井孝作 3 「一寸うまいような所もあるが、芯のしっかりない、グニャグニャの弱い所もあった。」
佐藤春夫 0  
井伏鱒二 0  
舟橋聖一 0  
永井龍男 0  
井上靖 2 「気の利いたしゃれたものを覘っているが、余りにも持って廻りすぎており、」
宇野浩二 7 「議論をかわした末に、(引用者中略)候補作品としても「未だし」として、落とした。」「仮に「演技」が或る程度までは書かれてあるとしても、(ダ、)終りの方で、「腰くだけ」しているので、失敗作というべき」
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和33年/1958年9月号)
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いちねん
「その 一年」(『文學界』昭和33年/1958年8月号)
書誌
>>昭和34年/1959年3月・講談社刊『創作代表選集23 昭和33年後期』所収
>>昭和34年/1959年3月・文藝春秋新社刊『その一年』所収
>>昭和44年/1969年5月・冬樹社刊『山川方夫全集 第2巻 小説第2』所収
>>昭和47年/1972年☆月・冬樹社刊『山川方夫珠玉選集(上) 煙突』所収
>>昭和48年/1973年☆月・旺文社/旺文社文庫『安南の王子・その一年』所収
>>平成10年/1998年5月・講談社/講談社文芸文庫『愛のごとく』所収
>>平成12年/2000年7月・筑摩書房刊『山川方夫全集 第2巻 日々の死』所収
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芥川賞 芥川賞 40回候補 一覧へ
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
中村光夫 7 「「その一年」は現代風俗のなかに感傷的な青年を描いて、幼稚ながらもひとつのまとまりを見せ、一番確実に作者の才能を感じさせます。しかし「海の告発」はこの才人が才に倒れる危険を暗示しているので、見込みで強く推すわけにも行きませんでした。」
瀧井孝作 5 「「その一年」は、少年の情緒を描いて、情調ムードの出たもので、このアートはよいが、すこし弱いかと思った。」「「海の告発」とか、前回の「演技の果て」など、技巧のゴタゴタした作よりは、この「その一年」の方がよいと思った。」
丹羽文雄 6 「観念的なお化粧が目につく。「その一年」の主人公を深刻がらせているが、深刻さがいっこうに響いて来ない。「海の告発」の新聞記者は要らない。」
舟橋聖一 7 「どうしても授賞作を出すなら、山川の「その一年」を推したいと云ったが、「海の告発」が流行の新聞記者ものであるばかりでなく、構成にも難があるので、その減点のため、「その一年」の評価が何割か割引されたことは事実だった。」
石川達三 8 「「海の告発」などは三面記事の解説みたいな所があり、技巧だけで文学を創ろうとしているように思われ、感心しなかった。」「「その一年」の方がいいが、「海の告発」がつまらないのでマイナスになった。「その一年」も米軍キャバレの描写、出てくる日本人の女などが薄っぺらである。」
佐藤春夫 0  
井伏鱒二 0  
川端康成 1 「「その一年」はところどころいいと思った。」
井上靖 4 「「その一年」は、この作者のいい面が素直に出た作品であったが、授賞作とするには弱く、」「「海の告発」の方は、構成ががたぴししている上、氏の持つ悪い面の出た作品だと思う。」
永井龍男 3 「「この一年」「海の告発」は、二作であることが、却って持てる才能を集中していないような読後感を与える結果になった。」
宇野浩二 1  
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和34年/1959年3月号)
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うみ こくはつ
海の 告発」(『文學界』昭和33年/1958年12月号)
書誌
>>昭和34年/1959年3月・文藝春秋新社刊『その一年』所収
>>昭和44年/1969年5月・冬樹社刊『山川方夫全集 第2巻 小説第2』所収
>>平成12年/2000年6月・筑摩書房刊『山川方夫全集 第3巻 海岸公園』所収
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芥川賞 芥川賞 40回候補 一覧へ
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
中村光夫 7 「「その一年」は現代風俗のなかに感傷的な青年を描いて、幼稚ながらもひとつのまとまりを見せ、一番確実に作者の才能を感じさせます。しかし「海の告発」はこの才人が才に倒れる危険を暗示しているので、見込みで強く推すわけにも行きませんでした。」
瀧井孝作 5 「「その一年」は、少年の情緒を描いて、情調ムードの出たもので、このアートはよいが、すこし弱いかと思った。」「「海の告発」とか、前回の「演技の果て」など、技巧のゴタゴタした作よりは、この「その一年」の方がよいと思った。」
丹羽文雄 6 「観念的なお化粧が目につく。「その一年」の主人公を深刻がらせているが、深刻さがいっこうに響いて来ない。「海の告発」の新聞記者は要らない。」
舟橋聖一 7 「どうしても授賞作を出すなら、山川の「その一年」を推したいと云ったが、「海の告発」が流行の新聞記者ものであるばかりでなく、構成にも難があるので、その減点のため、「その一年」の評価が何割か割引されたことは事実だった。」
石川達三 8 「「海の告発」などは三面記事の解説みたいな所があり、技巧だけで文学を創ろうとしているように思われ、感心しなかった。」「「その一年」の方がいいが、「海の告発」がつまらないのでマイナスになった。「その一年」も米軍キャバレの描写、出てくる日本人の女などが薄っぺらである。」
佐藤春夫 0  
井伏鱒二 0  
川端康成 1 「「その一年」はところどころいいと思った。」
井上靖 4 「「その一年」は、この作者のいい面が素直に出た作品であったが、授賞作とするには弱く、」「「海の告発」の方は、構成ががたぴししている上、氏の持つ悪い面の出た作品だと思う。」
永井龍男 3 「「この一年」「海の告発」は、二作であることが、却って持てる才能を集中していないような読後感を与える結果になった。」
宇野浩二 1  
選評出典:『芥川賞全集 第五巻』昭和57年/1982年6月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和34年/1959年3月号)
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かいがんこうえん
海岸公園」(『新潮』昭和36年/1961年5月号)
書誌
>>昭和36年/1961年9月・新潮社刊『海岸公園』所収
>>昭和37年/1962年9月・講談社刊『文学選集27 昭和37年版』所収
>>昭和44年/1969年5月・冬樹社刊『山川方夫全集 第2巻 小説第2』所収
>>昭和47年/1972年☆月・冬樹社刊『山川方夫珠玉選集(下) 最初の秋』所収
>>昭和49年/1974年12月・講談社刊『現代の文学39 戦後2』所収
>>昭和50年/1975年8月・新潮社/新潮文庫『海岸公園』所収
>>平成3年/1991年5月・集英社/集英社文庫『夏の葬列』所収
>>平成5年/1993年11月・ぎょうせい刊『ふるさと文学館 第17巻 神奈川』所収
>>平成10年/1998年5月・講談社/講談社文芸文庫『愛のごとく』所収
>>平成12年/2000年6月・筑摩書房刊『山川方夫全集 第3巻 海岸公園』所収
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芥川賞 芥川賞 45回候補 一覧へ
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
中村光夫 9 「なかで際立って技巧的にすぐれ、題材も作者に切実なものと思われるので、弱いところはあっても当選に値するのではないかと思いましたが、席上反対論は意外に多く、それを撥ねかえせない弱点が、この作品にあることは認めないわけに行きません。」「しかしそれを認めても、これを越えて当選させたい作品は他に見当らないというのが僕の気持でした。」
石川達三 22 「私は最後まで、三篇(引用者注:「名門」「光りの飢え」「海岸公園」)のどれを当選作とするとも決心がつかなかった。全く違う主題と、全くちがった作風と、そして各々相当に書き切っている実力とを比較して、優劣をつけ得なかった。」
丹羽文雄 6 「後半のサワリが大きな疵になっている。サワリの配分の仕方が拙かったのではないか。こうした材料となると、つい書きすぎてしまう危険がある。」「が、前回の芥川賞の作品よりはこの作の方が上だと思った。」
瀧井孝作 8 「予選作七篇中では、(引用者中略)比較的に佳いので、また山川氏のものは以前に一寸佳いものもあったので、僕は山川方夫氏を採ろうかとも考えた。」「各々の性格もよくわかり、若々しい明るい文体が佳いと思った。しかし、くだくだしい所もあるようで、もう一度書改めると尚よくなるかと思った。」
宇野浩二 0  
井上靖 5 「私にはこの作家のものとしては格別これがいいとも思われなかった。すでに受賞作家としての力量は具えている人で、人にやるなら当然この作家であるが、作品で決めるとなると、これが他をぬきんでている出来栄えとは言えなかった。」
川端康成 12 「私は旅先きから、一、(引用者中略)と、電報だけは打っておいた。」「いわゆる肉親の絆などの頼むに足らぬ点、むしろいやな点を突き、人間不信、虚無寂寞も出ている。手なれた書き方であるけれども、もっと落ちついた、あるいは肌理こまかに緊密な書き方をしたらどうであったろうか。」「しかし、候補作のうちでは、私はこの作品に考えさせられた。」
舟橋聖一 10 「芥川賞を受けたも同様の古株で、それが第三作を書いて、特にどうということもない。月並な出来という印象だ。」「この前のときに、半星でもいいから、授賞すべきであったと思う。」「その点で同情は出来るが、同情で授賞するわけにはいかない。」
佐藤春夫 17 「僕にはどう考えても当選の価値のある作品とは思えないから、(引用者中略)一票はおろか半票をさえ惜しんだ。」「わたくしのおぼえている山川方夫はもう少し力量のある作家であった。「海岸公園」は力作である。そうして力一ぱいの仕事の無理で彼の力量の底が見えた感じの拙劣さである。」「せっかくの材料を料理しそこなったかに見える憾が多かろう。僕はいただかない。」
井伏鱒二 9 「私は、とにかく自分は山川方夫の「海岸公園」をとりたいと云った。とると云っても、除くという意味でなくて、「採用」のとる意味だと云った。自分はこの作品を推すと云った。」
永井龍男 11 「七篇の候補作中もっとも確りした手腕である。緊密に計算された私小説風な組立てに敬意を表するが、芥川賞としてはやや更けた印象である。この作者は、すでに充分に一人前なのだ。」
選評出典:『芥川賞全集 第六巻』昭和57年/1982年7月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和36年/1961年9月号)
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直木賞 50回候補  一覧へ

おくりもの
「クリスマスの 贈物」
(『文芸朝日』昭和38年/1963年12月号)
書誌
>>昭和39年/1964年6月・光風社刊『長くて短い一年』所収
>>昭和44年/1969年9月・冬樹社刊『山川方夫全集 第4巻 小説第4・戯曲・放送台本』所収
>>平成10年/1998年5月・講談社/講談社文芸文庫『愛のごとく』所収
>>平成12年/2000年5月・筑摩書房刊『山川方夫全集 第4巻 愛のごとく』所収
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
川口松太郎 0  
海音寺潮五郎 0  
大佛次郎 0  
木々高太郎 0  
今日出海 0  
小島政二郎 5 「この人にはもっといい作品がある。こんないい加減な作品が候補になったのは、山川君の不幸という外ない。」
源氏鶏太 0  
村上元三 3 「ほかにもっといい短篇があったような気がする。」
松本清張 0  
中山義秀 0  
選評出典:『オール讀物』昭和39年/1964年4月号
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文量
短篇3篇
1 一人ぼっちのプレゼント
章立て
なし
時代設定 場所設定
[同時代]  海岸〜東京
登場人物
良子(一人息子を亡くした母親)
男(良子の夫、商家の若旦那)
2 夫婦のプレゼント
章立て
なし
時代設定 場所設定
[同時代]  湘南
登場人物
Y氏(同族会社Y薬品の長男)
K氏(Y氏の友人、毛繊会社係長)
Y夫人(Y氏の妻、美人)
K夫人(K氏の妻、Y夫人の後輩)
3 最高のプレゼント
章立て
なし
時代設定 場所設定
[同時代]  東京
登場人物
康(貧乏な映画の助監督)
光子(売れっ子デザイナー、康の恋人)





あい
愛のごとく」(『新潮』昭和39年/1964年4月号)
書誌
>>昭和40年/1965年3月・新潮社刊『愛のごとく』所収
>>昭和43年/1968年3月・学芸書林刊『全集・現代文学の発見 第15巻 青春の屈折(下)』所収
>>昭和44年/1969年12月・冬樹社刊『山川方夫全集 第3巻 小説第3』所収
>>昭和47年/1972年☆月・冬樹社刊『山川方夫珠玉選集(上) 煙突』所収
>>昭和49年/1974年4月・新潮社/新潮文庫『愛のごとく』所収
>>昭和51年/1976年5月・学芸書林刊『全集・現代文学の発見 第15巻 青春の屈折(下)』[愛蔵版]所収
>>平成1年/1989年8月・小学館刊『昭和文学全集 第32巻 中短編小説集』所収
>>平成10年/1998年5月・講談社/講談社文芸文庫『愛のごとく』所収
>>平成12年/2000年5月・筑摩書房刊『山川方夫全集 第4巻 愛のごとく』所収
>>平成17年/2005年4月・学芸書林刊『全集現代文学の発見 第15巻 青春の屈折(下)』[新装版]所収
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芥川賞 芥川賞 51回候補 一覧へ
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
石川達三 0  
中村光夫 5 「技術としては格段にすぐれていながら、作者が文学の世界に迷いこんでいるような物足りなさを感じさせます。」
高見順 6 「(引用者注:受賞作の)次に私が心をひかれた」「特に最後において強烈な印象を私に与えた。それだけに自己の異常を説得的に説明しようとしているはじめの部分が私にはいささか気にいらない。」
瀧井孝作 3 「図式的の性小説のようで、私は好きにはなれなかった。」
丹羽文雄 0  
永井龍男 5 「山川方夫氏の持ち前を生かした代表的な作品かと思う。美点も嫌らしさも、巧さも思い上りも(人生上の)、すべて縒り合わせて独自の作品を成している。すでに数冊の作品集を出している作者が、候補作なぞということで騒がれるのは、迷惑なことかも知れない。」
石川淳 0  
舟橋聖一 8 「彼の前作「演技の果て」や「海岸公園」などより、肚の出来た作品だが、やや悪達者な点があって、一委員のごときは、彼を巧みな売文業者と極めつけた。山川が(引用者中略)それに反撥して、浴びせかけられる非難を押し破れるようなら、これも鞭撻の一つと思って書いておく。」
選評出典:『芥川賞全集 第七巻』昭和57年/1982年8月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和39年/1964年9月号)
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