直木賞のすべて
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第4回

=受賞者=
木々高太郎

=候補者=
角田喜久雄
獅子文六
小栗虫太郎
今野賢三
橘 外男
濱本 浩

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Last Update[H26]2014/6/20

小栗虫太郎
Oguri Mushitaro
生没年月日【注】 明治34年/1901年3月14日~昭和21年/1946年2月10日
経歴 本名=小栗栄次郎。東京市神田旅籠町(現・東京都千代田区外神田)生まれ。京華中学卒。
受賞歴・候補歴
  • |候補| 第4回直木賞(昭和11年/1936年下期)
  • 第2回新青年賞(昭和14年/1939年下期)「大暗黒」
処女作 「或る検事の遺書」(『探偵趣味』昭和2年/1927年10月号)織田清七名義
「完全犯罪」(『新青年』昭和8年/1933年7月号)
個人全集 『小栗虫太郎全作品』(昭和54年/1979年3月~昭和54年/1979年11月・桃源社刊)
『小栗虫太郎全作品』(平成8年/1996年11月~平成10年/1998年8月・沖積舎刊)
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6件/最新は平成24年/2012年8月12日記事(このページの下部にリンクあり)
備考 当時の直木賞候補作というのは、はっきりとどの作品と指定されているものが少なくて、
その作家の業績全般、ということが多いのですが、
明らかに、選考委員会で俎上に乗せるための参考作品はあったはずで、
しかし小栗氏の場合にそれがどの作品だったのか、今となっては特定が難しいのが現状です。
ですので、該当期に発表された作品を、とりあえず下にご紹介しています。
おそらく、作家活動の最初期の頃の短篇をまとめた『完全犯罪』や、
『文藝春秋』誌に掲載された「皇后の影法師」あたりが、実質的な”候補作”と
言っていいのではないかな、と推測しているのですが。

と書いたものの、その後、サイトをご覧の方より情報をいただきました。
古書目録『善本古書』第12号に、昭和11年春秋社の『二十世紀鉄仮面』が出品掲載されていて、
その状態注記に「スレ・芥川・直木賞委員会の印」と書かれているとのこと。
となると、おそらくこの本、『二十世紀鉄仮面』が直木賞の選考委員の手元に、
選考用の資料として配られたものではないか、と考えられます。
情報を提供してくださったアレクセイさん、ほんとうにありがとうございます。
(2008.3.11)
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直木賞 4回候補  一覧へ
「」(『☆☆』昭和11年/1936年☆月)
該当期の作品
「二十世紀鉄仮面」(『新青年』昭和11年/1936年5月号~9月号)
>>昭和11年/1936年9月・春秋社刊『二十世紀鉄仮面』所収
>>昭和29年/1954年8月・春陽堂書店刊『日本探偵小説全集6 完全犯罪他一篇』所収
>>昭和32年/1957年☆月・春陽堂書店/春陽文庫『完全犯罪』所収
>>昭和44年/1969年5月・桃源社刊『二十世紀鉄仮面』所収
>>昭和51年/1976年5月・社会思想社/現代教養文庫『青い鷺』所収
>>昭和54年/1979年3月・桃源社刊『小栗虫太郎全作品4 二十世紀鉄仮面』所収
>>平成9年/1997年9月・沖積舎刊『小栗虫太郎全作品4 二十世紀鉄仮面』所収
>>平成13年/2001年2月・扶桑社/扶桑社文庫・昭和ミステリ秘宝『二十世紀鉄仮面』所収
「皇后の影法師」(『文藝春秋』昭和11年/1936年8月号)
>>昭和13年/1938年1月・不尽書院刊『爆撃鑑査写真七号』所収
>>昭和44年/1969年7月・桃源社刊『成吉思汗の後宮』所収
>>昭和51年/1976年1月・桃源社刊『金字塔四角に飛ぶ』所収
>>昭和54年/1979年5月・桃源社刊『小栗虫太郎全作品5 成吉思汗の後宮』所収
>>平成7年/1995年12月・講談社/大衆文学館『成吉思汗の後宮』所収
>>平成9年/1997年10月・沖積舎刊『小栗虫太郎全作品5 成吉思汗の後宮』所収
「倶利伽羅信号」(『モダン日本』昭和11年/1936年11月号、12月号)
>>昭和13年/1938年9月・ラヂオ科学社刊『地中海』所収
>>昭和45年/1970年9月・桃源社刊『絶景万国博覧会』所収
>>昭和52年/1977年12月・社会思想社/現代教養文庫『潜航艇「鷹の城」』所収
>>昭和54年/1979年7月・桃源社刊『小栗虫太郎全作品7 屍体七十五歩にて死す』所収
>>平成9年/1997年12月・沖積舎刊『小栗虫太郎全作品7 屍体七十五歩にて死す』所収
>>平成15年/2003年5月・筑摩書房/ちくま文庫『怪奇探偵小説名作選6 小栗虫太郎集 完全犯罪』所収
「青い鷺」(『ぷろふいる』昭和11年/1936年11月号~昭和12年/1937年4月号)
>>昭和44年/1969年☆月・桃源社刊『完全犯罪』所収
>>昭和51年/1976年5月・社会思想社/現代教養文庫『青い鷺』所収
>>昭和54年/1979年10月・桃源社刊『小栗虫太郎全作品2 完全犯罪』所収
>>平成9年/1997年7月・沖積舎刊『小栗虫太郎全作品2 完全犯罪』所収
「人胆質入裁判」(『新青年』昭和11年/1936年12月号)
>>昭和45年/1970年9月・桃源社刊『絶景万国博覧会』所収
>>昭和50年/1975年12月・桃源社刊『航続海底二万哩』所収
>>昭和54年/1979年8月・桃源社刊『小栗虫太郎全作品8 航続海底二万哩』所収
>>平成10年/1998年7月・沖積舎刊『小栗虫太郎全作品8 航続海底二万哩』所収
『二十世紀鉄仮面』(昭和11年/1936年9月・春秋社刊)/「二十世紀鉄仮面」「源内焼六術和尚」
『完全犯罪』(昭和11年/1936年10月・春陽堂/日本小説文庫)/「完全犯罪」「W・B会綺譚」「夢殿殺人事件」「コント(A)」「聖アレキセイ寺院の惨劇」「コント(B)」「後光殺人事件」「寿命帳」「失楽園殺人事件」
>>平成8年/1996年12月・春陽堂書店/春陽文庫
 
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選評の概要
候補者 小栗虫太郎 男35歳
選考委員 評価 行数 評言
大佛次郎
男39歳
0  
白井喬二
男47歳
6 「獅子文六、小栗虫太郎、木々高太郎三氏は殆んど伯仲の作技才幹を感じさせ」
久米正雄
男45歳
0  
吉川英治
男44歳
0  
小島政二郎
男43歳
0  
佐佐木茂索
男42歳
0  
三上於菟吉
男46歳
0  
選評出典:『オール讀物』平成14年/2002年10月号再録(初出:『文藝春秋』昭和12年/1937年3月号)
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ブログ版 直木賞のすべて 余聞と余分
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  日本冒険小説協会大賞 賞を形容する言葉はいろいろあれど、「熱くて清い」文学賞といえば、これ。  
  新青年賞 読者の意見を参考に。でも全面的に読者にのっかるわけには、いかないよなあ。  
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  日本ミステリー進化論 この傑作を見逃すな  
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