直木賞のすべて
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第49回

=受賞者=
佐藤得二

=候補者=
来水明子
梶山季之
瀬戸内晴美
福井 馨
津村節子


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Last Update[H20]2008/5/30

瀬戸内晴美
Setouchi Harumi
生没年月日【注】 大正11年/1922年5月15日〜
経歴 別名=瀬戸内寂聴(セトウチ・ジャクチョウ)。徳島県徳島市塀裏町生まれ。東京女子大学国語専攻部卒。寂庵庵主、天台宗権僧正。在学中に結婚。恋愛のため離婚後に、小説を書き始める。「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞受賞。昭和48年/1973年、中尊寺で得度受戒。
受賞歴 第3回新潮同人雑誌賞(昭和32年/1957年)「女子大生・曲愛玲」
第1回田村俊子賞(昭和35年/1960年)『田村俊子』
第2回女流文学賞(昭和37年/1962年)『夏の終り』
第28回谷崎潤一郎賞(平成4年/1992年)『花に問え』瀬戸内寂聴名義
第11回京都府文化賞特別功労賞(平成5年/1993年)
徳島県文化賞(平成6年/1994年)
第46回芸術選奨文部大臣賞(平成7年/1995年度)『白道』瀬戸内寂聴名義
文化功労者(平成9年/1997年)
第49回NHK放送文化賞(平成9年/1997年度)
第13回ダイヤモンドレディ賞(平成10年/1998年)
第20回日本文芸大賞(平成12年/2000年)『源氏物語』瀬戸内寂聴名義
第54回野間文芸賞(平成13年/2001年)『場所』瀬戸内寂聴名義
文化勲章(平成18年/2006年)
処女作 「女子大生・曲愛玲」(昭和31年/1956年)
個人全集 『瀬戸内晴美長編選集』全13巻・続巻5巻(昭和53年/1978年11月〜昭和57年/1982年7月・講談社刊)
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「余聞と余分」内
関連記事
4件/最新は平成21年/2009年8月30日記事(このページの下部にリンクあり)
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直木賞 49回候補  一覧へ
「あふれるもの」(『新潮』昭和38年/1963年5月号)
書誌
>>昭和38年/1963年6月・新潮社刊『夏の終り』所収
>>昭和41年/1966年11月・新潮社/新潮文庫『夏の終り』所収
>>昭和42年/1967年6月・雪華社刊『瀬戸内晴美自選作品3 夏の終り』所収
>>昭和43年/1968年6月・筑摩書房刊『現代文学大系66 現代名作集第4』所収
>>昭和44年/1969年10月・新潮社刊『日本文学全集40 有吉佐和子・松本清張・水上勉・北杜夫・瀬戸内晴美・司馬遼太郎』所収
>>昭和46年/1971年8月・河出書房新社刊『日本文学全集54 有吉佐和子・瀬戸内晴美・河野多恵子』[カラー版]所収
>>昭和47年/1972年4月・新潮社刊『新潮日本文学58 瀬戸内晴美集』所収
>>昭和47年/1972年7月・筑摩書房刊『瀬戸内晴美作品集1 夏の終り他』所収
>>昭和52年/1977年5月・筑摩書房刊『筑摩現代文学大系83 瀬戸内晴美・河野多恵子集』所収
>>昭和57年/1982年4月・集英社/集英社文庫『愛のかたち』所収
>>昭和63年/1988年4月・小学館刊『昭和文学全集25 深沢七郎・水上勉・瀬戸内晴美・曽野綾子・有吉佐和子』所収
>>平成1年/1989年11月・学芸書林刊『あふれるもの 瀬戸内寂聴自選短篇集』所収/瀬戸内寂聴名義
>>平成13年/2001年1月・新潮社刊『瀬戸内寂聴全集第1巻』所収/瀬戸内寂聴名義
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選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
川口松太郎 11 「将来のあるどころか、既に流行児にもなっているし、なお一そう励ます意味で入選させてもいいではないかといったが、これも否決。」
村上元三 5 「いろんな作家が扱い古した男と女の話で、いまさらうまいとも新しい、とも感じない。」
源氏鶏太 13 「「あふれるもの」よりも、私には、「夏の終り」がよかったし、「夏の終り」という単行本が対象になったら、やすやすと通ったのでなかろうか。」
大佛次郎 0  
木々高太郎 9 「この人の癖がわるいままに出ているのではないか。その癖はまだそのまま売れる癖だと思う前に、一度癖を改めてみることである。」
海音寺潮五郎 11 「男の目から見れば、馬鹿な、そのくせ可愛さをそそり立てる女の一面が実にあざやかに書けている。」「そんなものの書ける女流の作家の出て来たことを、よろこびたい。」
中山義秀 0  
松本清張 11 「手馴れた確かさはあるが、それだけに作品がうすい感じがした。」「瀬戸内氏にはこのシリーズものでない別な作品を求めたい。」
今日出海 0  
小島政二郎 19 「一番心を引かれた」「外の人の作品を抜いてうまいし、女でなければ書けない世界を書いている点、新鮮だった。」「しかし、この作者は直木賞にするには余りに有名すぎる。」
選評出典:『オール讀物』昭和38年/1963年10月号
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文量
短篇
章立て
なし
時代設定 場所設定
[同時代]  東京
登場人物
知子(染色の仕事持ち)
小杉慎吾(知子の恋人、既婚者、小説家)
木下凉太(知子の昔の恋人、広告代理店勤務)




ブログ版 直木賞のすべて 余聞と余分
  [H21]2009/8/30 直木賞とは……純文学と差別する気はないけれど。“区別”されちゃうのは、こりゃ如何ともしがたい。――田辺聖子『ゆめはるか吉屋信子』  
  [H21]2009/1/4 スラムダンクほど有名じゃなくても、隠れたとこに眠っている傑作もあります。 第59回候補 井上武彦「死の武器」  
  [H20]2008/7/7 第139回候補・井上荒野 19年5ヵ月前に第1回フェミナ賞受賞 「ちょっと純文学臭が強すぎるが、女主人公のまなざしが魅力的」  
  [H19]2007/12/16 文壇資料 十五日会と「文学者」  
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