直木賞のすべて
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第30回

=候補者=
木山捷平
田宮虎彦
白藤 茂
井手雅人
和田芳恵
池田みち子
原田種夫


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Last Update[H20]2008/3/21

白藤茂
Shirafuji Shigeru
生没年月日【注】 大正3年/1914年2月10日〜
経歴 本名=上堀隆敦。☆☆生まれ。☆☆卒。
受賞歴 第44回サンデー毎日大衆文芸選外佳作(昭和28年/1953年)
第3回オール新人杯(昭和28年/1953年)「亡命記」
山口県芸術文化振興奨励賞[文芸創作部門](昭和29年/1954年度)
処女作 「亡命記」(『オール讀物』昭和28年/1953年12月号)
サイト内リンク 付録-オール讀物新人賞受賞作一覧(第3回)
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直木賞 30回候補  一覧へ

ぼうめいき
亡命記」(『オール讀物』昭和28年/1953年12月号)
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
川口松太郎 13 「構成力の巧みな作家に、描写の勉強をさせるのが早く成功しそうな気がして白藤君を押した」
井伏鱒二 9 「次回に期待しようという説が出て私もそれに賛成した。」
吉川英治 7 「「亡命記」「都会の樹蔭」「地の塩」ほか数篇にも、多少の愛惜がないではない。」「過去の或る時期の賞だったらこの程度でも当選作となったかもしれないだろう。」
小島政二郎 13 「若し誰かを押すとすれば、この人あたりだろうと思った。白藤君は登場人物に個性を与えて描き生かす力に欠けているが、その代りコンストラクションに対する手腕を持っている。」
木々高太郎 4 「白藤茂「亡命記」を小島政二郎と吉川英治が推すと、永井龍男と僕とが、むしろマイナスを投ずるといったあんばい」
永井龍男 4 「人間が描けていないという理由で、最初から私は反対した。」
大佛次郎 12 「甘さが附きまとう。」「もっときびしく、ひき緊めて描いたら、光が表面のものでなく、別の趣きを加えたろうと思う。」「しかし今度、直木賞の候補で一番適当だったのは、これではなかろうか?」
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年3月号再録(初出:『オール讀物』昭和29年/1954年4月号)
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文量
短篇
章立て
「一」〜「六」
時代設定 場所設定
太平洋戦争戦後〜戦中  京都〜南京〜上海〜神戸など
登場人物
顔紹昌(元・南京政府宣伝部次長、医師)
左知子(顔の妻、元・看護婦)
慧子(顔夫妻の長女)
林柏生(安徽省省長、顔の旧知)
小久保清忠(元・丸井財閥総支配人、南京政府最高顧問)




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