直木賞のすべて
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第25回

=受賞者=
源氏鶏太

=候補者=
柴田錬三郎
松本清張
峰 雪栄
立野信之


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Last Update[H20]2008/6/1

峰雪栄
Mine Yukie
このページの情報は「芥川賞のすべて・のようなもの」内の「候補作家の群像 峰雪栄」と同じものです。
生没年月日【注】 大正6年/1917年1月9日〜
経歴 愛媛県生まれ。松山高女卒。
受賞歴 第21回芥川賞候補(昭和24年/1949年)「煩悩の果て」その他
子サイト
「余聞と余分」内
関連記事
1件/最新は平成19年/2007年12月16日記事(このページの下部にリンクあり)
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ぼんのう
煩悩の 果て」(『三田文學』昭和24年/1949年2月号)
書誌
>>昭和24年/1949年☆月・大日本雄弁会講談社/新鋭文学選書『煩悩の果て』所収
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芥川賞 芥川賞 21回候補 一覧へ
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
舟橋聖一 6 「一点(引用者中略)として投票した。」「熱心な勉強家」「たとえ、こんどの選には洩れても、将来、きっと、その力が報いられるに違いないと思う。」
川端康成 3 「私は同情を持ったが、新味が感じられなかった。」
岸田國士 6 「若し二人なら私は由起しげ子と峯雪栄を推す。」「「妄執」その他は、やや型にはまりかけた趣味が難点とはいえるが、才能と生活とを賭けた作家修業の道程が素朴に作品の心を貫いている点、私はその努力の成果に敬意を表する。」
石川達三 22 「「煩悩の果て」「妄執」は、選者のなかで推奨する人もあったが、私は取らない。」「両作とも慾と煩悩と貧窮と、人間性の醜悪を題材にとっているが、表現されたものは醜であり、印象は不愉快である。こういう印象を与えるということ自体、文芸作品の目的に反する。」「芸術にまで昂揚された精神がないのだ。」「「煩悩の果て」はもう少しで当選するかも知れないような工合であったが、私が一番強く反対した。これが芥川賞になっては困るのである。」
丹羽文雄 22 「「煩悩の果て」をまっこうから瀧井さんが否定したのには、私はびっくりした。」「芥川賞を一本にして強引に押し出すとすれば、峯雪栄だと私は思った。」「峯なら芥川賞として一人だけ発表したところで、決して恥しくないと思った」
坂口安吾 2  
佐藤春夫 5 「「煩悩の果て」はあの美のない作品は困るという誰やらの名批評に同感されてこの亜流自然主義を自分も敬遠する気になったがこの作者にも「麦秋」のような美のある作品もあると一言弁護して置きたいような文学的熱情を感ぜさせるものは無いではなかった。」
瀧井孝作 0  
宇野浩二 11 「書きはじめの一節をよんで、「これはなかなかうまい人だなあ、」と思った。ところが、読みつづけてゆくうちに、この『うまさ』(書き方)は、それだけで、なんの変化もなく、かえって、一本調子になり、作者も、文章も、小説の、息ぎれがしてくるのが、感じられた。」「小説というのものは、「意気ごみ」だけで、書けるものではない。この作者は、今、あぶないところに来ているような気がする。」
選評出典:『芥川賞全集 第四巻』昭和57年/1982年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和24年/1949年9月号)
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もうしゅう
妄執」(『群像』昭和22年/1947年8月号)
芥川賞 芥川賞 21回参考作品 一覧へ
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
舟橋聖一 6 「一点(引用者中略)として投票した。」「熱心な勉強家」「たとえ、こんどの選には洩れても、将来、きっと、その力が報いられるに違いないと思う。」
川端康成 3 「私は同情を持ったが、新味が感じられなかった。」
岸田國士 6 「若し二人なら私は由起しげ子と峯雪栄を推す。」「「妄執」その他は、やや型にはまりかけた趣味が難点とはいえるが、才能と生活とを賭けた作家修業の道程が素朴に作品の心を貫いている点、私はその努力の成果に敬意を表する。」
石川達三 22 「「煩悩の果て」「妄執」は、選者のなかで推奨する人もあったが、私は取らない。」「両作とも慾と煩悩と貧窮と、人間性の醜悪を題材にとっているが、表現されたものは醜であり、印象は不愉快である。こういう印象を与えるということ自体、文芸作品の目的に反する。」「芸術にまで昂揚された精神がないのだ。」「「煩悩の果て」はもう少しで当選するかも知れないような工合であったが、私が一番強く反対した。これが芥川賞になっては困るのである。」
丹羽文雄 22 「「煩悩の果て」をまっこうから瀧井さんが否定したのには、私はびっくりした。」「芥川賞を一本にして強引に押し出すとすれば、峯雪栄だと私は思った。」「峯なら芥川賞として一人だけ発表したところで、決して恥しくないと思った」
坂口安吾 2  
佐藤春夫 5 「「煩悩の果て」はあの美のない作品は困るという誰やらの名批評に同感されてこの亜流自然主義を自分も敬遠する気になったがこの作者にも「麦秋」のような美のある作品もあると一言弁護して置きたいような文学的熱情を感ぜさせるものは無いではなかった。」
瀧井孝作 0  
宇野浩二 11 「書きはじめの一節をよんで、「これはなかなかうまい人だなあ、」と思った。ところが、読みつづけてゆくうちに、この『うまさ』(書き方)は、それだけで、なんの変化もなく、かえって、一本調子になり、作者も、文章も、小説の、息ぎれがしてくるのが、感じられた。」「小説というのものは、「意気ごみ」だけで、書けるものではない。この作者は、今、あぶないところに来ているような気がする。」
選評出典:『芥川賞全集 第四巻』昭和57年/1982年5月・文藝春秋刊 再録(初出:『文藝春秋』昭和24年/1949年9月号)
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直木賞 25回候補  一覧へ

しゅうかん
秋寒」(『小説公園』昭和26年/1951年2月号)
選評の概要
選考委員 評価 行数 評言
大佛次郎 0  
川口松太郎 0  
井伏鱒二 0  
久米正雄 0  
小島政二郎 27 「少しの誇張もなく、日常語の尋常さで完全に語られている。私は感心した。こんないゝ作家が、どうして芥川賞に選ばれなかったのだろうかと怪しんだ。そう云えばこの作も、直木賞の作品ではない。」
木々高太郎 0  
選評出典:『オール讀物』平成15年/2003年1月号再録(初出:『オール讀物』昭和26年/1951年10月号)
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  [H19]2007/12/16 文壇資料 十五日会と「文学者」  
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